足袋に刺繍を


皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『足袋に刺繡をする』という事についてお話しさせていただきたいと思います。

前回の記事で白足袋に色をかけるというお話をさせていただきましたが、今度は、そのココア色に染めた足袋に立体的な花の刺繡をすることにしました。つま先部分にワンポイント刺繡がある足袋はよく見かけますが、かかと部分に刺繡をしたら、それも立体的なものだったら素敵だな…と思い、デザインしてみました。

*よろしければ、合わせてお読みください。

☞『白足袋に色をかける』

☝千鳥格子柄の鼻緒がモダンで大人可愛い、カレンブロッソのカフェぞうり。台のお色は「シャーベット」と「ココア」の2色があります。

刺繍をする

左の足袋の外側のかかと部分に刺繡糸で大・小二つの大きさの立体的なお花の刺繡を刺します。

必要なもの

  • 足袋
  • 刺繡糸 《オリムパス №25 色番850》
  • ビーズ *写真に写っているのは3個ですが使うのは2個です。

大きな花の刺繡を刺す

アウトラインステッチ

直径1.5㎝くらいの円形にアウトラインステッチを刺します。(3本どり)

バリオンデイジーステッチ

円の中にバリオンデイジーステッチで6枚の花びらを刺します。(3本どり、20回巻きつける)

ビーズをつける

中心にビーズを縫い付けます。

ボタンホールステッチ

刺し方は刺繡作家・刺繡講師のみはる先生の「ヒラヒラのボタンホールステッチ」の記事を参考にさせていただきました。

手持ちのテキストには立体的な刺繡の刺し方があまり載っていなかったので、インターネットで検索して見つけたものです。みはる先生の記事では他にも素敵なデザインの刺繡やそれらを使った作品をたくさん紹介されていて、説明もとても分かりやすいです。私は刺繡はあまり得意ではないので、いろいろ勉強させていただきたいなと思っています。

円のすぐ外側に等間隔に6ヶ所、針で穴を開け、印をつけます。

印をつけた場所に小さなチェーンステッチを刺しながらループを作ります。(3本どり)

最後は初めのチェーンステッチにつなげて、円にします。

ループにボタンホールステッチをして、花びら部分の完成です。(6本どり)

フレンチノットステッチ

ループの付け根にフレンチノットステッチを刺します。(3本どり、2回巻きつける)

ループの付け根の間にもフレンチノットステッチを刺します。(3本どり、1回巻きつける)

小さな花の刺繡を刺す

バリオンデイジーステッチ

バリオンデイジーステッチで6枚の花びらを刺します。(2本どり、14回巻きつける)

中央にビーズを縫い付けます。

*針の太さに対して糸の本数が少なかったのか、先程のものに比べフワフワした仕上がりになりました。

ボタンホールステッチ

先程と同じ要領でバリオンデイジーステッチの外側に沿うようにボタンホールステッチで6枚の花びらを刺します。(ループ、ボタンホールステッチともに4本どり)

一つの花びらを刺す時には両端のボタンホールステッチを中央より小さめに作ると、より花びららしい仕上がりになるようです。

フレンチノットステッチ

ループの付け根にフレンチノットステッチを刺します。(3本どり、2回巻きつける)

追加

大きな花の刺繍の円の内側に6ヶ所、フレンチノットステッチを追加しました。(2本どり、1回巻きつける)

完成

刺し終わった刺繡にアイロンをかけて完成です。花びらがヒラヒラときれいに整います。

お洗濯は…

自分で染めて刺繍もしているので、やはり他の洗濯物と一緒にはせず、また、洗濯機洗いではなく手洗いをします。

洗面器に水をはり、おしゃれ着洗い用の洗剤で洗います。

染色後に「色止め」をしてはいたのですが、何度か押し洗いをし、絞った後の水を見てみると少し色落ちしていました。


干して乾かしたらアイロンをかけます。洗濯前と比べて見た目には色落ちしていないようです。白い刺繍糸にも色移りは見られません。

おわりに…

左ななめ後ろ側からしか見えませんが、そのさりげなさが素敵なのではないかなと思うのです。自分で染めた足袋に自分で刺繡をするのも、またそれを履くのも格別なものだな…とも。よろしければ、皆さまも、ぜひ。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。

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