お手入れ【浴衣メンテナンス】

皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『愛用の浴衣のお直しとお手入れ』についてお話しさせていただきたいと思います。

皆さまは今年の夏、浴衣のおしゃれを楽しみましたか?。私は、今年も高校生の頃から愛用しているひまわり柄の浴衣を着て地元の花火大会に出かけました。実はその浴衣には左袖の数ヶ所に何時つけてしまったのか分からないシミがあるのですが、今シーズンはそのまま着て、シーズンオフになりましたらシミ抜きをしてみようと考えていました。また、目立たないからと放置していた袖付けのほつれ直しと合わせて、しまい込む前にきちんとお手入れをしたいと思います。

*着物のお手入れについてまとめた記事がありますので、よろしければ、合わせてお読みください。☞『着物のお手入れのこと』

☝着物を着るなら、ぜひ持っていたい「絹用洗剤 シルクランドリー」。使用感も良く、私も愛用しています。レビュー記事もありますので、よろしければ、お読みください。

『お手入れ【絹用洗剤を使う】』

愛用の浴衣

高校生の頃に初めて誂えた浴衣は、母が選んでくれた紺地にひまわりの柄。手持ちの浴衣がいくつか増えた今でも、やっぱりこの浴衣を選んでしまいます。赤色がポイントになった大きな花柄は、少し派手なようでも浴衣でしたら大人が着ても素敵だと思います。

袖付けのほつれ直し

袖付けどまりは傷みやすい部分ですが、左袖の前側は袖付けどまりのかんぬきどめがとれて、さらに数センチほつれてしまっていました。あて布をするほどでもなさそうでしたので、今回は縫うだけで仕上げたいと思います。

もともと縫われていたミシン縫いの糸端を裏側へ引き抜き、ほどけないよう固定してから隠します。ミシンの縫い目と一針かぶせて手縫いで袖と身ごろを縫い合わせていきます。袖側は折山を、身ごろ側は折山から1㎜ほどの縫いしろで交互に小針にすくっていきます。袖付けどまりまできたら、一針返して裏側で玉どめします。

表側は元通りに。裏側は直した部分が一針おきの針目になっています。

袖付けどまりにかんぬきどめをして、お直し完了です。

*「かんぬきどめ」の仕方については、よろしければ、こちらの記事を参考になさってください。☞『お直し【単衣の着物の肩幅と袖幅】』

きれいに直せました。他に2ヶ所、かんぬきどめのつけ直しをしました。

マグカップシミ抜き

左袖、前側の真ん中辺りに3ヶ所と袖下部分に1ヶ所、何時のものか分からないシミが…。インターネットで検索してみたところ「マグカップシミ抜き」という自宅で手軽にできそうなプロの技が紹介されていましたので、そちらを試してみることにします。

*「マグカップシミ抜き」は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。☞『Lenet MAGAZINE マグカップで簡単シミ抜き!?プロが教えるシミ抜き方法を見てみよう』

まず、色落ちテストをします。漂白剤をつけた綿棒を裏側の目立たないところにこすりつけます。綿棒に色が移らなかったので、シミ抜きを始めます。

用意するものはこちらの3点だけです。沸かしたてのお湯を入れたマグカップと歯ブラシ、漂白剤は本当は液体のものを使いたかったのですが家にありませんでしたので、ワイドハイターEXパワーの泡で出るスプレータイプでやってみることにします。

*「ハイター」などの塩素系漂白剤は有毒ガスが発生しますので、混ぜないようにお気をつけください、とのことです。

マグカップの上に浴衣のシミのついた部分を覆うように置き、歯ブラシで漂白剤をシミの外側に塗ります。その後、中心にもまんべんなく漂白剤を塗ります。

*お湯の蒸気で熱くなりますが、この熱が漂白剤の効果を高めるそうです。

漂白剤をなじませたら10秒ほど置き、そのままカップの中のお湯でシミの部分を洗います。

同じ工程を数回繰り返した後です。何時つけたのか分からない古いシミですので、なかなか落ちません。この後もしばらく作業を続けましたが、それ以上は色落ちと生地を傷めてしまわないか心配でしたので、シミ抜きの作業は終わりにすることにして次の洗濯の工程に移りました。洗濯は洗濯機を使っておしゃれ着洗いをしました。

洗濯後、一度干しますが生乾きのうちにアイロンがけをし、完全に乾いたら本だたみをします。たたみながらも仕上げのアイロンがけをします。これで、メンテナンス完了です。

《シミ抜きの成果は…》

*真ん中辺りの3ヶ所のシミ

*袖下部分のシミ

頑張っただけのことはあり、だいぶ薄くはなったようですが、やはり時間が経ったシミですので完璧にはきれいになりませんでした。

おわりに…

シミは少しでも残っていると気になるもので、汚してしまった時にすぐに気付いてお手入れをしていればすっかりきれいになったのかなと思うと、愛用の浴衣でしたのでなおのこと悔しい限りです。衣服は着用していると汚れてしまうのは仕方のないことですので、今回、「マグカップシミ抜き」という手軽に試せるプロ仕様のシミ抜き方法を知ることができたのは良かったです。また、実践もしましたので、衣服を汚してしまった時にはすぐに対処できそうです。サイトには他にもケチャップなどの油分を含んだシミの落とし方も紹介されていますので、そちらの方も参考にさせていただこうと思います。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。

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