アルカリ性洗剤は手についたらどうなる?業務用食洗機洗剤の成分とはどんなもの?

「スタバ」の愛称でおなじみのコーヒーチェーン店「スターバックスコーヒー」。

東京都豊島区にあるスターバックスの店舗で、店先に置かれていた消毒液を使った20代の女性が全治2週間のやけどを負ったというニュースがありました。

消毒液の詰め替えミスで業務用の食洗機洗剤を入れてしまったようです。

業務用食洗機洗剤の成分が強いアルカリ性であったために、被害にあった女性は「化学熱傷」と診断され、不便な生活を強いられているとのこと。

コロナに浸食され、消毒液を使うことが日常となった今、この詰め替えミスのニュースは身近にも起こりえる怖い話だと思いました。

そこで、こちらの記事では

  • アルカリ性洗剤とはどんなもの?
  • アルカリ性洗剤が手についたらどうなる?
  • 化学熱傷について
  • アルカリ性洗剤が手についたときの対処法

について、お話しさせていただきます。

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アルカリ性洗剤とはどんなもの?

アルカリ性洗剤にはどのような特徴があるのでしょうか。

アルカリ性洗剤とはズバリ「アルカリ性の性質を持つ洗剤」のことです。

pHの大きさにより「弱アルカリ性」と「強アルカリ性」に分かれ、pHの数値が大きくなればなるほど性質が強まり、洗浄力も高まります

アルカリ性洗剤を使うメリットは「油汚れに強い」ということ。

アルカリ性洗剤の特徴として「正反対にあたる酸性の汚れを落とすのに適している」というのがあるからです。

家庭用台所洗剤が弱酸性~弱アルカリ性であるのに対して、業務用食洗機洗剤はより洗浄力の高いアルカリ性洗剤であるのがほとんど。

今回のやけどの原因となった業務用食洗機洗剤も、その症状からアルカリ性洗剤であったであろうとニュースでは伝えられていました。

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アルカリ性洗剤が手についたらどうなる?

アルカリ性洗剤はpHが大きくなり性質が強まるほど洗浄力が高まりますが、その分、肌への負担も大きくなり肌荒れを起こす心配も出てきます。

アルカリ液は皮膚につくと皮膚中のタンパク質を侵し、浸透しながら徐々に深部組織まで達してやけどのような炎症を引き起こします。

ついた直後は刺激を感じない場合でも、放置していると次第に皮膚の損傷が進んでしまうことがあるようです。

実際に被害にあった女性の症状は

  • 塗ってすぐにひりひりしてきた
  • だんだん熱を持ってきた
  • 白い粉を吹いたようになった
  • 水ぶくれができ、強烈な痛みを感じた

といったものでした。

女性はすぐに病院へ向かい治療を受けましたが、「化学熱傷」で全治2週間と診断されたそうです。

化学熱傷について

強い酸性物質やアルカリ性物質など、刺激性の高い化学物質が皮膚などに触れることで組織に損傷が生じることをいいます。

今回の事故では、強いアルカリ性の業務用食洗機洗剤を手に塗ってしまったために、やけどを負ってしまったということになります。

アルカリ性洗剤が手についたときの対処法

アルカリ性洗剤が手についたときには、すぐに大量の水で洗い流します

そして、異常を感じた場合には皮膚科を受診しましょう。

眼に入ってしまったときには同じく水で洗い流し、眼科を受診します。

また、衣服などについた場合は、間接的に肌についてしまう可能性がありますので、すぐに着替えます。

今回の詰め替えミスについて思うこと

今回のスターバックスでの詰め替えミスはどのようにして起こってしまったのでしょうか。

消毒液と業務用食洗機洗剤の容器が似ていて見間違えたのか?

詰め替えのときに液の「粘度」や「におい」などで気づけなかったのか?

など、いろいろと疑問に思うことがあります。

スーパーやコンビニ、飲食店など、今はどこでも当たり前のように置かれている消毒液のボトル。

疑いもなく使っていましたが、その中身が消毒液ではない別のものかもしれないと思うと、今まで通りには使っていられませんよね…。

まとめ

油汚れに強い「アルカリ性洗剤」はpHが大きくなればなるほど性質が強まり、洗浄力も高まるが、肌への負担も大きくなる。

アルカリ液は皮膚につくとやけどのような炎症を引き起こす。

化学熱傷は、刺激性の高い化学物質が皮膚などに触れることで組織に損傷が生じることをいう。

アルカリ性洗剤が手についたときは、すぐに大量の水で洗い流す。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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