お買いもの【子どものセレモニーで付ける簪】

皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『子どものセレモニーで着る着物に合わせる簪』についてお話しさせていただきたいと思います。

長男の中学校の卒業式、そして高校の入学式が近づいてきました。手持ちの簪は、同じフォーマル用でも結婚式向けの華やかなものか、逆に、バチ型ではありますが普段使いもできそうなカジュアルなデザインのもの。子どもが主役のセレモニーにふさわしい、控えめだけれども、少し華やかさもあるようなデザインの簪がありません。そこで、今後、下の子ども達のセレモニーも続くということもあり、卒業式用と入学式用の簪を新しく購入することにしました。

セレモニー用の簪

卒業式では落ち着いた色味の着物を着ますので、それに合わせて黒い簪を。逆に入学式では明るめの装いにしますので、簪も明るめカラーのべっ甲調のものを選びました。

卒業式用の簪

風神雷神」が描かれた、「山中漆器」の簪です。簪を取り扱っているショップの多くは呉服屋さんや簪専門店であったりしますが、こちらの簪を購入させていただいた「伝統本舗」さんは主に食器類やインテリア雑貨など、日本の伝統工芸品を扱っているお店です。「風神雷神」のデザインは簪としてはかなり珍しく、そして、いつかコーディネートに取り入れてみたいと思っていた柄ということもあり、一目でこちらに決めました。

3,000円もしないというお値段(購入時のお値段です)はかなりお安いですが、届いたものを見てみると、丁寧に化粧箱に入っています。開けてみるとさらに布に包まれていて…。そして、その中には重厚感、高級感のある黒塗りの台に迫力ある風神雷神の絵が繊細に描かれた素敵な簪が。簪自体もそうですが、丁寧な梱包や保証書、取扱説明書もしっかりと付いていて、素晴らしいサービスでした。

*こちら☟の「伝統本舗」さんで購入させていただきました。

入学式用の簪

KIMONOMACHI」さんで蘭の花模様が裏彫りされた素敵な簪を見つけました。こちらの簪は「べっ甲調」ではありますが、その厚みや角の丸みが高級感を感じます。パールビーズがさらに上品な雰囲気。端から端まで付いていないところが、控えめで気に入っています。簪に掘られた「蘭」は洋蘭のデザインようですが、合わせようと思っている訪問着の洋花のようにも見える花の柄とピッタリだなと思い、こちらに決めました。お値段は(購入時)、会員特別価格で税込4,440円でした。

【KIMONOMACHI 京都きもの町】さんのサイトはこちらです。

今回、こちらの簪を購入させていただいた「KIMONOMACHI」さんでは、以前にも木綿の着物を購入させていただいています。レビュー記事もありますので、よろしければ、お読みください。

☞『お買いもの【木綿の着物】』

コーディネート

実際に卒業式と入学式で着る予定の着物にそれぞれ合わせてみて、全体的なコーディネートを見てみたいと思います。

卒業式のコーディネート

卒業式には母から譲り受けた芥子色の色無地を着ようと決めています。この色無地は、母が私と私の妹弟のセレモニーで着たものです。こちらに小花柄の控えめなデザインの袋帯を締めます。帯揚げは袋帯と色味を合わせて、帯締めは着物と同系色でそれよりも濃い色味のものを。どちらにも、重ね襟と同じ色をきかせて、統一感を出しました。半襟は白地に白い糸で小花が刺繡されたものを。金糸も少し入っています。

先ほど、卒業式には落ち着いた色味の着物をと書きましたが、この色無地はどちらかと言いますと明るめ。ですが、簪は黒いものの方がしっくりくるようです。コーディネートにピンク系の小物を使っていても甘くなりすぎず、大人っぽい印象に仕上がるように思います。また、卒業式の厳かな雰囲気にもマッチしているのではないでしょうか。

入学式のコーディネート

入学式にはこちらの訪問着を着ます。今年40歳になる私の年齢では、そろそろ着られなくなる可愛らしい色味と柄なのですが…。合わせる帯は卒業式と同じものを。もう一つあるフォーマル用の袋帯は、白地に色とりどりの花が流れるように入っているデザインで華やかになりすぎてしまいますので、高校の入学式であることと私の年齢を考え、落ち着いたデザインのこちらの帯にしようと思います。帯揚げも卒業式と同じものですが、マルチカラーのぼかし染めになっていますので、白っぽい部分を出して使おうと考えています。帯締めは前では結ばず、花モチーフの帯留めを通して使います。

上半身のアップを見てみますと、やはり、きれい色の着物には明るめカラーの簪がマッチします。パールの存在感もきいていますし、蘭のデザインも素敵で、着物はもちろん、帯や帯まわりの小物ともよく合っているように思います。ただ、例え落ち着いた色味のコーディネートであったとしても、入学式の晴々とした雰囲気には明るめカラーの簪の方が合う気がします。

セレモニー用のヘアスタイル

和装の時に合わせるヘアスタイルで定番の、こちらのシンプルな低めのシニヨンで出席しようと考えています。*私の髪の長さは肩下15㎝ほどです。

作り方

*必要なもの*

  • ヘアゴム(太いものと細いもの)
  • ヘアピン(10本ほど)
  • ヘアセット用のクッション(ドーナツ型 直径8㎝ほど)
  • スタイリング剤(写真は「いち髪」)
  • ヘアアイロン

耳より上の髪をまとめて結びます。

結んだ毛束の内側の髪を引きながら、ヘアゴムを上へ引き締めます。さらにトップの髪を指でつまんで引き出し、ボリュームを出します。

左右の耳の後ろ側の毛束を少し取り分けます。

残りの毛束を下のあたりで結びます。

結んだ毛束でクッションを巻き込みます。毛先は横へ逃がします。

巻き込んだ毛束の上側と最初に結んだヘアゴムの上側を、ヘアピンで3ヶ所ほど固定します。その後、毛束を広げてクッションを隠します。*外側だけでなく、内側の毛束も広げると良いです。

横に逃がした毛先をシニヨンの中に隠して、ヘアピンで固定します。

一度、スタイリング剤でシニヨンの表面の毛を落ち着かせます。

サイド(簪を付ける方)に取り分けておいた毛束をねじりながら、シニヨンの上側のラインに沿わせて反対側へ持っていきます。

人差し指のあたりでヘアピンを挿して固定し、毛先はそこから折り返して髪の中へ隠します。反対側(簪を付けない方)に取り分けておいた毛束も同じようにします。

トップとシニヨンの形を整え、スタイリング剤で表面の髪を整えます。仕上げに前髪を外巻きにしましたら、完成です。*簪は右側の低めの位置に付けます。

おわりに…

簪は小さなアイテムですが、付けると顔まわりが華やかになってバランスも良くなり、全体のコーディネートがグッと引き締まります。子どものセレモニーは親にとっても、とても大切なもの。そのような日にフォーマル用の着物を着るだけでも身が引き締まる思いがしますが、簪もふさわしいものを付けると、さらにそのときの時間が特別なものになりますね。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。

☝食器類やインテリア雑貨など、日本の伝統工芸品を扱っている『伝統本舗』さんでは、他にも素敵な「山中漆器」の簪を取り扱っています。保証書、取扱説明書の付いた丁寧な梱包で、プレゼントにもピッタリです♪。

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