お買いもの【本麻浴衣】

皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『麻素材の浴衣』についてお話しさせていただきたいと思います。

昨年、しじら織の浴衣を購入しまして、その着心地の良さと大人っぽい素敵なデザインで夏の着物ライフを楽しみました。今年の夏はもう一着、普段使いもできる浴衣を増やしたいと思い、本麻の浴衣を購入することに。実は7千円もしない激安品。本麻の浴衣は初めてですし、何せこのお値段ですから、一体どのようなものなのか見てみたいと思います。

*よろしければ、合わせてお読みください。☞『お買いもの【しじら織の浴衣】』



本麻浴衣

「綿麻」の浴衣はよく見かけますが、こちらは麻100%の「本麻浴衣」です。もちろん仕立て上がり品になりますが、7千円しないお値段は誂える場合の仕立て代にもならないほどお安いものです。ざらっとした硬い手触りが特徴的な麻素材は、汗をかいても肌に張り付きませんので、暑い夏を快適に過ごす事ができます。また、通気性が良く、吸水性・吸湿性に優れている点でも夏にぴったりの素材と言えます。

*今回、本麻浴衣のお買いものをしたショップは、こちら☟の『キモノ仙臺屋3号店』さんです。私は紺色を購入しましたが、他に黒色もあります。

サイズ

こちらの商品はフリーサイズのみの取り扱いです。フリーサイズということですが、一般的な仕立て上がり品のLサイズにあたるようです。

 記載された寸法実際の寸法
適応身長155~168㎝
身丈約163㎝162.7㎝
約68㎝69.1㎝
(肩幅34.1㎝+袖幅35.0㎝)
袖丈約49㎝49.0㎝
右衽幅+前幅+後ろ幅記載なし71.3㎝

記載はありませんでしたが、右側の衽幅、前幅、後ろ幅を合わせて測ったところ71.3㎝でした。また、裄の寸法が実際に測ると記載されたものよりも1㎝ほど長かったです。

つくり

総ミシン仕立てですので、各部のつくりを見てみたいと思います。

えりの裏側です。縫い目が見えていますが、こちらは着てしまえば分からない部分です。

えりの表側です。えり付けの際から縫い目が少し見えてしまっています。

身八つ口と振りの部分です。脇縫いの縫いしろはロックミシンで処理されていて、振りの縫いしろは三つ折りにして、通してミシン掛けされています。

袖口の部分です。こちらもミシンの縫い目が見えています。

透け感

透け感はありますが、紺色という暗い色目ですので、下に着るものに困るというような事はなさそうです。

触り心地

麻の特徴である “ハリ” があり、ツルツルとした触り心地です。なんとなくひんやりするような感じもあります。

洗濯してみる

着用前に一度、洗濯をしてみようと思います。麻は丈夫な素材ですので洗濯機洗いで良いのですが、今回は手洗いをします。

洗濯

麻素材ですので、洗濯洗剤は一般的なおしゃれ着洗い用のものを使います。

洗剤を溶かした水に浸して何度か押し洗いすると、色落ちしてきました。

麻は染まりにくい性質のため、色落ちは仕方がないようです。着用時の摩擦や汗、お洗濯の際に単品で洗うなど、注意が必要です。

5~6回すすぎをしたところです。このまま続けても水が澄んでくることはなさそうでしたので、洗剤がすっきり流れたところですすぎの作業を止めました。

水気を絞って竿にかけ、影干しします。その際、手でたたいてシワを伸ばします。*麻は乾きやすい素材ですし、干している間に水分の重みでシワが伸びますので、あまり強く脱水しない方が良いようです。

アイロン掛け

麻の浴衣(着物)はそのシワが味でもありますのでアイロンは不要なのですが、どうしても気になってしまい、乾いた後に掛けました。程よくシワが伸びて良い感じになりましたが、しっかりとシワを伸ばしたい時には、生乾きのうちに掛けます。

一度洗濯をすると、最初はツルツルとしていた感触が消えて、肌に馴染む感じになりました。麻素材は繰り返し水洗いすることで繊維が柔らかくなり風合いが増すそうですので、その変化も楽しんでいきたいと思います。

縮み具合

麻素材は縮みやすいことが欠点ですが、実際に洗濯前と洗濯後で寸法がどの程度変わるか調べてみました。

 洗濯前洗濯後
背身丈162.7㎝161.0㎝
肩幅34.1㎝34.5㎝
袖幅35.0㎝35.8㎝
袖丈49.0㎝48.7㎝
右衽幅+前幅+後ろ幅71.3㎝71.4㎝

だいぶ縮んでしまうと思っていましたら、裄は逆に増えていました。また、背身丈と袖丈の縮みはこの程度でしたら問題なさそうです。

袖幅をお直し

もともと私には長かった裄でしたが、洗濯をしてさらに長くなりましたので、袖幅をお直しすることにしました。今回は袖口側を縮めました。

コーディネート

無地紺のシンプルなデザインですので、合わせる帯や小物でいろいろと遊べそうです。手持ちのアイテムでコーディネートしてみました。

着物風に

えりを付けて、夏着物として着た時のコーディネートです。

ざっくりと編まれたような夏帯に、レースの半えり、アタのかごバッグ。帯揚げと帯締めには大人可愛いピンク色を持ってきました。小物の網目模様やきれいな色味が、無地紺の浴衣に映えると思います。

お出かけ浴衣

ランチやカフェめぐりなど、昼間のお出かけをイメージしてコーディネートしてみました。

花火大会などであれば、浴衣らしい大ぶりな柄のものを着たくなりますが、街着としてでしたら、もう少し大人っぽい雰囲気でお出かけしたいです。絽の半幅帯は正絹のリバーシブル仕立て。紺と白のキリっとした組み合わせに、赤色をポイント使いにしてみました。足元は透けるタイプのレースの足袋に、赤い鼻緒の下駄を合わせます。

普段着として

夏の普段着としてのコーディネートです。

普段着であれば、浴衣と帯だけの簡単な組み合わせで。こちらの兵児帯は化繊ですので通気性に少し難がありますが、しっかりとしていて形が作りやすいです。兵児帯は柔らかくて締めやすいので、普段使いにもピッタリです。

夏の普段着としては

先ほどの普段着としてのコーディネートで、実際に一日過ごしてみました。この日の札幌の最高気温は27℃とわりと暑かったのですが、麻の浴衣は体のラインに沿わずにふんわりと身にまとっている感じで、風が良く抜けて気持ちが良かったです。着始めたばかりでまだそんなに馴染んでいないせいか、着心地としては、しじら織の浴衣の方が肌あたりが良く好みでしたが、麻の “シャリ感” は何とも言えず良いものでした。

おわりに…

どの浴衣(着物)も、仕立て上がり品はよっぽど自分のサイズに合っていなければお直しが必要だと思っています。そこがクリアできるのであれば、今回の本麻浴衣はとてもお買い得であったと思います。大人っぽいシンプルなデザインは普段使いとしてもしっくりきますし、コーディネート次第でお出かけ着にもなりますので、麻の風合いを楽しみつつも、いろいろなシーンで着回したいと思います。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。

☝とってもお買い得な本麻浴衣。落ち着いた無地ですので、コーディネート次第でいろいろと遊べて、普段着としてもお出かけ着としても活躍してくれます。

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