土用の草むしりはなぜダメ?土いじりをしてしまったときの対処法をご紹介します

土用期間に草むしりをしてはいけない理由や、土用の日に土いじりをしてしまったときの対処法についてご紹介いたします。


「土用期間には草むしりや土いじりをしてはいけない」というのを聞いたことはありますか?

そうは言われても、雑草はどんどん伸びてくるし、草むしりや土いじりをするときは都合や天気などのタイミングも気にしなくてはいけないので、土用期間に関係なくやりたいものです。

また、土用期間であることを忘れて、うっかり土いじりをしてしまった…なんてこともあるかもしれません。。

土用期間に草むしりや土いじりをしてはいけない理由、土用の日に土いじりをしてしまったときの対処法を知って、庭仕事や畑仕事をスッキリ終わらせましょう(*^^*)。

こちらの記事では、土用期間に草むしりや土いじりをしてはいけない理由と土用の日に土いじりをしてしまったときの対処法が知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします☟。

  • 土用期間に草むしりや土いじりをしてはいけないのはなぜ?
  • 土用の日に土いじりをしてしまったときはどうしたら良いの?
  • 土用期間に草むしりや土いじりをしたいときはどうしたら良いの?
  • 2023年の土用期間と間日はいつ?

どうぞ、土用期間に草むしりや土いじりをしたいとき、してしまったときで悩まれている際のご参考になさってください(*^^*)。

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土用期間に草むしりや土いじりをしてはいけない理由

「土用」とは、中国の五行思想に基づいてできた雑節の一つで、「土旺用事(どおうようじ)」を略したものです。

五行思想とは、この世のすべてのものは「木・火・土・金・水」の5つの要素で構成されているという古代中国の自然哲学です。この5つの要素を四季にも当てはめたところ、春ー木、夏ー火、秋ー金、冬ー水となり、“土”が余りました。そこで、季節の変わり目に約18日間ずつ“土の季節”を設けることにしたのが「土用」です。

土用期間は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の直前の約18日間を指し、それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。

この土用期間は「土の気が旺(さかん)になる」と言われていて、「土を動かすこと」はしてはいけないとされています。

「土を動かすこと」というのは、建築や土木の基礎工事、造園、農業、ガーデニング、畑仕事などです。

土用期間に土いじりをしてはいけないのは分かりましたが、草むしりはどうでしょうか。

草むしりや草刈りは土を動かすことではないために、土用期間中にしても問題ないようです。

ただ、個人的には、根の深い雑草の草むしりをする場合は土を掘ることになりますので、土用期間にしてはいけない土いじりに含まれるのではないかと思います。

また、除草剤を捲くのは、直接的ではありませんが土に作用することですので、土用期間にしてはいけない土いじりに入るようです。

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土用の日に土いじりをしてしまったら…

もし、土用の日に土いじりをしてしまったら…特に気にせず、ゆっくりと過ごしましょう(*^^*)。

そもそも、土用期間は、農作業をする人たちの休息期間のために設けられたものだと言われています。

もし、土用の日に土いじりをした後に体調を崩してしまったら、それは、もともと土用期間が季節の変わり目で体調を崩しやすい時期であるからかもしれません。

そういった理由で、土用期間には「食べ物を食べて元気をつける」といったことや、「お風呂に入ってリラックスをする」といったことをすると良いと言われています。

どうしても土用の日に土いじりをしてしまったことが気になるようでしたら、土の神様に謝りましょう。

心の中で謝るのも良いですし、神社にお参りに行くのも、気持ちがスッキリとして良いと思います(*^^*)。

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土用期間に草むしりや土いじりをしたいときは「間日」を選ぶ

土用期間に草むしりや土いじりをしたいときには、「間日(まび)」を選ぶと良いです。

年に4回訪れる土用期間にはそれぞれ間日と呼ばれる日があり、この日は土を司る神様が天上界に行くために、土を動かしても良いとされています。

もし、草むしりや土いじりをしようと思っていた日が土用期間とかぶってしまった場合は、間日をチェックしてみてください(*^^*)。

土いじりを仕事としている農家でも、土用期間に農作業をする時には、間日を選ぶそうです。

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2023年の土用期間と間日

2023年の土用期間と間日はこのようになっています☟。

土用期間間日

土用
1月17日(火)~2月3日(金)1月20日(金)
1月21日(土)
1月23日(月)
2月1日(水)
2月2日(木)

土用
4月17日(月)~5月5日(金)4月17日(月)
4月18日(火)
4月21日(金)
4月29日(土)
4月30日(日)
5月3日(水)

土用
7月20日(木)~8月7日(月)7月20日(木)
7月21日(金)
7月25日(火)
8月1日(火)
8月2日(水)
8月6日(日)

土用
10月21日(土)~11月7日(火)10月28日(土)
10月30日(月)
11月1日(水)
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『土用の草むしりはなぜダメ?土いじりをしてしまったときの対処法』まとめ

土用期間に草むしりをしてはいけない理由や、土用の日に土いじりをしてしまったときの対処法についてご紹介しました。

  • 土用期間は「土の気が旺(さかん)になる」と言われているため、「土を動かすこと」はしてはいけないとされている。
  • 土用期間に建築や土木の基礎工事、造園、農業、ガーデニング、畑仕事などの土いじりはしてはいけないが、草むしりや草刈りであれば問題ない。
  • 土用の日に土いじりをしてしまったら、特に気にせず、ゆっくりと過ごす。
  • 土用期間に草むしりや土いじりをしたい時には、「間日(まび)」を選ぶと良い。

土用期間に草むしりや土いじりをしたいとき、してしまったときで悩まれている際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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