お供え物を食べるタイミングは?いつお下がりすると良いか仏壇マナーをご紹介します

お供え物を食べるタイミングはいつでしょうか。お盆などで仏壇やお墓にお供えしたお供え物をお下がりするときのマナーをご紹介いたします。


お盆などでは、仏壇やお墓にお菓子や果物といったお供え物をお供えすることが多いと思います。

このお供え物、食べても良いのか、また、食べるとしたらタイミングはいつなのか、気になりますよね(*^^*)。

せっかく用意したお供え物が無駄にならないよう、お盆などで仏壇やお墓にお供えしたお供え物を食べるときのマナーを知っておきましょう。

こちらの記事では、お盆などの仏壇やお墓のお供え物を食べるタイミングはいつなのか知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします☟。

  • 仏壇やお墓のお供え物は食べても良いの?
  • 仏壇やお墓のお供え物を食べるタイミングはいつ?
  • 仏壇やお墓のお供え物を食べるときのマナーはあるの?

どうぞ、お盆などで仏壇やお墓にお供えしたお供え物を食べる際のご参考になさってください(*^^*)。

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仏壇やお墓のお供え物は食べることができる

食べても良いか気になるお供え物には、こういったものがあるのではないでしょうか☟。

  • 仏壇にお供えする仏飯(ぶっぱん)
  • お盆などの法事のお供え物として用意した食べ物
  • お盆などの法事のお供え物として頂いた食べ物
  • 頂き物をして仏壇にお供えした食べ物

これら、仏壇やお墓のお供え物は、すべて食べることができます。

むしろ、仏壇やお墓にお供えしたお供え物は、「お下がり」として食べるのが良いとされています。

“小さなお寺”としての存在である仏壇にお供えする「仏飯」は、「五供(ごくう)」の一つで、日々の感謝を表すものです。

私たちが食べる物と同じ物をお供えすることで、仏様やご先祖様、亡くなった大切な人と繋がることができると考えられています。

また、お供えをした後のお供え物を食べるということは、亡くなったかたの冥福を祈る供養にもなります。

仏壇やお墓にお供えしたお供え物は、家族や親戚、友人みんなで分けて食べましょう(*^^*)。

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仏壇やお墓のお供え物を食べるタイミングはいつ?

仏壇やお墓にお供えしたお供え物は食べるのが良いです(*^^*)。

お供え物はいつどのタイミングで食べると良いか、お供え物を食べるタイミングをご紹介します。

・仏飯を食べるタイミング

仏壇にお供えする仏飯は、朝の家族がごはんを食べるタイミングでお供えし、湯気が立たなくなるまでは置いておき(ごはんから出る湯気が仏様の御馳走となると言われているため)、午前中のうちには下げるのが良いとされています。

仏壇から下げた後の仏飯は家族で食べるのが望ましいですが、無理に食べることをしなくても大丈夫です。

その場合は、土に還す(土に埋めて処分をする)のが良いそうですが、それができなければ、感謝の気持ちを持って生ごみとして処分しましょう。

・仏壇のお供え物を食べるタイミング

仏壇のお供え物は、お供え物が傷む前にタイミングを見て家族で食べるのが基本です。

お盆の場合、精霊棚などのお盆飾りの飾り付けは一般的には、迎え火をする「盆入り」から送り火をする「盆明け」までですが、食べ物のお供え物は、一度仏壇にお供えした後はどのタイミングで食べても大丈夫です。

お盆のお供え物もお盆の期間に関係なく、賞味期限の短い食べ物や食べごろを迎えた果物などのお供え物は、おいしいタイミングで食べましょう。

日持ちのするお供え物でしたら、お盆の期間中は飾っておいても良いですし、食べたいタイミングや来客の予定に合わせて食べても良いです。

お盆などに関係なく、頂き物をして仏壇にお供えした食べ物も、一度仏壇にお供えした後は、どのタイミングで食べても大丈夫です。

・お墓のお供え物を食べるタイミング

お墓のお供え物を食べるときのタイミングは、お墓にお供え物をして合掌をした後です。

お墓の前でお供え物を食べるという行為はマナー違反などではなく、亡くなったかたと飲食を共にする(繋がる)ことを意味し、それが供養にもなります。

お盆などでお墓参りをするときには、お墓の前や、墓地内の休憩所などでお供え物を食べることができる場合は、みんなでお供え物を食べましょう(*^^*)。

お墓でお供え物を食べることができない場合は、お供え物はそのままにせず持ち帰るのがマナーです。

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仏壇やお墓のお供え物を食べるときのマナー

お供え物には、亡くなったかたの供養のためにお供えする物と、仏様にお供えする物の2つがありますが、どちらも食べると良いです。

仏壇やお墓にお供えしたお供え物は、感謝の気持ちを持ってお下がりしてから食べるのがマナーです。

亡くなったかたの供養のためのお供え物を食べるときには、亡くなったかたの冥福を祈り、感謝の気持ちを伝えてから食べるようにします。

仏壇(仏様)にお供えしたお供え物を食べるときには、日々、元気で幸せに暮らせていることへの感謝の気持ちを伝えてから食べるようにします。

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『お供え物を食べるタイミングは?いつお下がりすると良いか仏壇マナー』まとめ

お供え物を食べるタイミングはいつなのか、お盆などで仏壇やお墓にお供えしたお供え物をお下がりするときのマナーをご紹介しました。

仏壇やお墓にお供えしたお供え物は「お下がり」として食べるのが良い。

【お供え物を食べるタイミング】
  • 仏飯は、湯気が立たなくなるまではお供えして下げた後に食べる
  • 仏壇のお供え物は、お供え物が傷む前にタイミングを見て食べる
  • お盆のお供え物もお盆の期間に関係なく、一度仏壇にお供えした後はどのタイミングで食べても大丈夫
  • お墓のお供え物は、お墓にお供え物をして合掌をした後に食べる

仏壇やお墓にお供えしたお供え物は、感謝の気持ちを持ってお下がりしてから食べるのがマナー。

お盆などで仏壇やお墓にお供えしたお供え物を食べる際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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