成人式で振袖を着たときにファーをつけるのはダサいのでしょうか?そもそも、ショールはいらないのでしょうか?ファーショールの代用品や成人式の振袖にショールをつける意味もご紹介いたします。
こんにちは。
『ユウミ キモノブログ』管理人の
ユウミと申します。
成人式で振袖を着られるかたは多いと思いますが、ショールはどうされますか?
成人式の振袖につけるショールと言いますと、白くてふわふわのファーショールをイメージしますよね(*^^*)。
このファーショール、「ちょっとダサいのでは…」と気になるかたは少なくないようです。
「成人式」という大事な日ですから、ファーショールでもファー以外のショールでも、自信を持って素敵な振袖姿の自分でいたいもの。
こちらの記事では、成人式に振袖を着るときにつけるショールに悩まれているかたの以下の疑問にお答えします。
どうぞ、素敵な振袖姿で素晴らしい成人式を迎えてくださいね(*^^*)。
成人式の振袖にファーショールはダサくない
成人式の振袖にファーショールをつけるのがダサいなんていうことは、決してないと思いますよ(*^^*)。
なぜ、成人式の振袖にファーショールをつけるのがダサいと思われてしまうのか、2つ理由がありますので詳しく見ていきましょう☟。
成人式でファーショールがダサいかダサくないかは「モノによる」
ちゃんとしたファーショールを選べば、成人式の振袖につけるととっても素敵です!
成人式の振袖につけるふわふわのショールですが、よく使われるものには2種類あるのをご存知でしょうか?
どちらもふわふわしているので一緒にされがちですが、「ファー(毛皮)」と「フェザー(羽毛)」は別物です。
この2つのうち、フェザーショールのほうは「安っぽい」とか「売れない演歌歌手のよう」といったイメージがあるようで、それがダサいと思われてしまう原因なのでしょうね。
一方、秋冬のお洒落として洋服や小物など様々なアイテムに使われるファーは、成人して大人になった女性にこそふさわしい素材です。
「着物にファーショール」というスタイルが定着したのは上皇后美智子さまが始められたからと言われていますが、着物が好きでよく着る人は、普通に着物のお洒落を楽しむときにファーショールを使いますよ(*^^*)。
もし、成人式の振袖にファーショールをつけたいけれどダサいと思われないか心配…と悩まれているのでしたら、そんなことはありませんので自信を持って振袖にファーショールをつけていただきたいです。
また、「どんなファーショールをつけるか」も大事ですが、それ以外に「全体のコーディネートを上品に仕上げる」「成人女性として上品に振る舞う」というのも、成人式でファーショールをつけていてダサいと思われないポイントなのかもしれません。
成人式のショールが人とかぶるからダサいと思われる
成人式でみんな一緒のショールだと、なんだかダサいと思われてしまうもの。。
成人式のショールがダサいと思われるもう一つの原因として、「人とかぶっているから」というのがあると思います。
これは成人式のショールに限らず、例えば高級ブランドのバッグや財布であったり、スポーツブランドのスニーカーなど、流行りなどで多くの人が持っているものは、なんだかダサいと感じてしまうものです。
人と違うタイプのショールをつけると、成人式のショールがダサいとはならないと思います。
成人式のショールがダサいと思われないか心配でしたら、こういった感じで、成人式の振袖に合わせて自分のつけたいショールを選びましょう(*^^*)。
成人式の振袖にはショールをつけたほうが良い
成人式で振袖を着るときに、ショールはいらないと思われるかたもいらっしゃるようです。
成人式の振袖に「ショールをつける派」と「ショールをつけない派」どちらが多いかと言いますと、圧倒的に「ショールをつける派」なんですよね。
成人式のショールを「つける派」と「つけない派」のそれぞれの理由をまとめました。
実際に、成人式で振袖を着るときに「ショールはいらない」とつけない人もいますが、成人式の振袖にはショールをつけることをおすすめします。
それはどうしてか、「成人式のショールの役割」と合わせて、次でご紹介します☟。
成人式のショールの役割は上着、屋内でははずすのがマナー
成人式のショールの役割は、防寒対策のための上着です。
振袖以外の着物の場合は和装コートなどの上着がありますが、振袖に合わせる上着はありませんので、上着代わりにショールを使います。
絹でできた着物は暖かいと言われますが、それは主に胴の部分のこと。
首元と手元は露出しているために冷たい風にさらされますし、抜いた襟の部分からも冷たい風がガンガン入って来ますので、振袖を着たときの首元の防寒対策としてショールを用意されると良いと思います。
実際には、ショールをつけるつけないは自由です。コーディネートとして必要なものでもありません。
ですが、成人式が行われるのは真冬の寒い時期ですので、ファーでなくても防寒対策としてショールはつけたほうが良いと思いますし、真冬に上着なしで出歩く姿は、成人した大人としてもあまり良くない感じがします。
また、成人式のショールは上着と同じ扱いになりますので、屋内でははずすのがマナーです。
コーディネートとして取り入れるタイプのショールとは違いますので、成人式会場でははずしましょう。
成人式の振袖につけてもダサいと思われないファーショール
成人式の振袖につけてもダサいと思われないファーショールは、フェザー(羽毛)ではなく、きちんとしたファー(毛皮)が使われたショールです。
2種類のふわふわショール、「ファーショール」と「フェザーショール」について詳しくご紹介します。
ファーショール(リアル)
ファーにもいろいろありますが、フォックスが人気です。
値段は安いものでも2万円からとフェザーに比べて高くはなりますが、やはり高級感が全然違います。
振袖姿を大人っぽく上品にしたい、振袖に合わせて豪華にしたいという場合にはファーショールがおすすめです。
振袖に合わせてきちんとしたファーショールをつけるのですから、ダサいといったことはないと思います。
ファーショール(フェイク)
フェイクファーのショールは、5千円以下で買えるものがほとんどです。
口コミを見ると「値段の割に良かった」という感想が多くはありますが、やはり、本物のファーショールと比べてしまうと差がはっきりと出てしまい、もしかしたら、ダサいと思われる可能性があるかもしれません。
ただ、予算の関係や1~2回しか使わないからと言った理由で、本物のファーショールよりも選ばれることが多いようです。
フェザーショール
水鳥の羽毛が使われたショールで、お値段の相場は5千円以下です。
振袖セットをレンタルした場合についてくるのが、だいたいがこのフェザーショールです。
ふんわりと可愛らしくはありますが、少し子供っぽいという意見もよく聞きます。
逆に、年齢が若い今しかつけられないから、という理由で選ぶのも良いかもしれません。
ただし、フェザーショールはダサいと思われる可能性があることを知っていると良いですね。
また、羽が抜けやすいという難点もあります。
色の種類
色には、白・クリーム・グレー・黒・ピンク…などいろいろな種類がありますが、ダントツで人気なのが「白」です。
ふわふわショールの人気色である白以外の色を選ぶことで、ほかの人とかぶることが少なくなります。
また、それだけでなく、白以外で落ち着いた色にすると上品に決まるので、年齢を問わず長く使えるといったメリットもあります。
私自身の成人式のショールはグレーのフォックスファーですが、成人式から20年経った今でも使えています。
成人式の振袖につけるファーショールの代用品
成人式のショールはファー以外にもいろいろあります。
「ふわふわのショールは他の人とかぶるから嫌!」というかたにおすすめしたい、成人式の振袖につけるファーショールの代用品をご紹介します(*^^*)。
ベルベット
フォーマルドレスにもよく使われる「ベルベット」は、上品な光沢感がきらびやかな振袖とよく合います。
肌触りも柔らかでつけ心地が良く、シンプルな長方形のデザインを選べば成人式以外のシーンでも活躍してくれそうです。
ちりめん
着物生地としてもよく見られる「ちりめん」は、振袖や小物との相性も良いです。
防寒対策としてはいまひとつかもしれませんが、とにかくコンパクトに折りたためますので、荷物になりません。
カシミヤ
光沢のある上品な風合いの「カシミヤ」は、保温・保湿性に優れ、軽くて柔らかい肌触りが特徴です。
振袖に合わせるのであれば、無地の大判タイプが良いです。
成人式の後は、普段にも使えるのが嬉しいですね。
どうぞ、ご自分の好みに合わせて、成人式の振袖に素敵なショールを選んでください(*^^*)。
『成人式でファーはダサい?ショールはいらない?代用品や意味もご紹介』まとめ
成人式で振袖を着たときにファーをつけるのはダサいのか?そもそも、ショールはいらないのか?について、ファーショールの代用品や成人式の振袖にショールをつける意味と合わせてご紹介しました。
成人式の振袖にファーショールをつけるのがダサいなんていうことはないし、成人式の振袖にはショールをつけたほうが良い。
成人式に振袖を着るときにつけるショールに悩まれているかたのご参考になりますと嬉しいです。
*
*
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
☟ランキングに参加しております。記事を気に入ってくださいましたら、クリックよろしくお願いいたします☺