神社にお参りするときに帽子をかぶったままでも良いのでしょうか?また、帽子を外すとしたらどのタイミングが良いのでしょうか?境内における参拝時の服装マナーをご紹介いたします。
神社にお参りに行くとき、夏なら紫外線対策、冬なら防寒対策として帽子をかぶるかたは多いと思います。
ですが、神社参拝時のマナーとして、境内では帽子をかぶったままでも良いのか、また、帽子を外すとしたらどのタイミングが良いのか気になりますよね。
神社に行き神様にお祈りをするのですから、参拝時の正しい服装マナーを守って敬意を表しましょう。
こちらの記事では、帽子など、境内における参拝時の服装マナーが知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします。
どうぞ、神社参拝の際に帽子をかぶって行きたい場合のご参考になさってください(*^^*)。
神社参拝時に帽子をかぶったままはNG!
帽子の基本的なマナーはこういったものです☟。
ただ、これは男性に限った帽子のマナーで、女性の場合は冠婚葬祭でも条件付きではありますが帽子をかぶったままでも良いとされています。
*トーク帽は、葬儀のときはキリスト教式の葬儀で故人の遺族・親族の場合、結婚式では白以外の色で控えめなデザインのものですとOKとされています。
では、神社参拝での帽子のマナーはどうでしょうか。
神社参拝時は男女ともに帽子をかぶったままは「NG」です。
帽子は明治時代に入ってきた欧米の文化ですので、神社参拝においては、上記のような女性は帽子をかぶったままでも良いというルールは当てはまらないでしょう。
神様に敬意を表すという意味で、神社参拝時には帽子を外すのがマナーです。
ただ、病気等で帽子をかぶっている場合は無理に外さなくても、神様は理解してくださるのではないかな、と個人的には感じます。
ちなみに、平安時代では、この当時頭に付けていた「烏帽子」や「冠」は、逆に外さないのがマナーだったそうです。
神社参拝で帽子を外すタイミングは鳥居をくぐる前
神社参拝時には帽子を外すのがマナーであるとご紹介しましたが、神社までの移動中は帽子をかぶっていても大丈夫です。
夏の紫外線対策や冬の防寒対策として、帽子をかぶって出かけても問題ありません。
その場合、境内(神社の敷地内)のどこで帽子を外すと良いでしょうか。
帽子を外すタイミングは、鳥居をくぐる前です。
境内の入り口にある鳥居は、神様の世界と人間の世界を分ける境界とされています。
鳥居をくぐる前には一礼をするのがマナーですが、このときに帽子を外しましょう。
また、参拝が終わって鳥居をくぐったあとは、本殿に向き直って一礼をしますが、帽子をかぶるのはそのあとにしましょう。
神社参拝時にNGな服装
神社参拝時にNGな服装をご紹介します。
参拝には「正式参拝」と「略式参拝」の2つがあり、「正式参拝」をする場合の服装と色は決まっています。
一方、「略式参拝」をする場合の服装は普段着で良く、色の指定も特にありません。
また、正式参拝と似た形式のものに「御祈禱」というものがあります。
このときの服装は普段着で良いとされていますが、次のような服装はNGで、受け付けてもらえない場合があるようです☟。
略式参拝時の服装も、普段着で良いとはされていますが、上記のような服装は避けた方が良いと思います。
神様に敬意を表し、華美になり過ぎない清楚で清潔感のある服装を心がけましょう。
神社参拝時の服装について、さらに詳しくご紹介しています☟。
『神社で帽子はOK?境内における参拝時のマナー』まとめ
神社にお参りするときに帽子をかぶったままでも良いのか、また、帽子を外すとしたらどのタイミングが良いのか、境内における参拝時の服装マナーをご紹介しました。
神社参拝の際に帽子をかぶって行きたい場合のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。