着物の履物は何がいいのでしょうか。着物でお出かけする時用に揃えておくと良い和装用の履物についてご紹介いたします。
こんにちは。
『ユウミ キモノブログ』管理人の
ユウミです。
着物でお出かけする時には「履物」が必要です。
着物の履物と言いますと「草履」や「下駄」といったものがありますが、どういったシーンで履けるのかや、一足目に用意するならどっちがいいの?って思いますよね。。
着物の履物の種類や特徴を知って、素敵な一足を選びましょう。
こちらの記事では、着物の履物は何がいいのか知りたい!と思われているかたへ向けて、着物の履物の種類や特徴、どういった履物を用意すると良いかについてご紹介します。
どうぞ、着物の履物を用意する際のご参考になさってください(*^^*)
着物の履物ー草履派?下駄派?
着物の履物と言いますと「草履」と「下駄」ですが、どちらを選ぶかはこういったことで決めると良いです☟
草履と下駄はそれぞれ履いた時の雰囲気が違いますので、カジュアルなお出かけが多いのか、かしこまった場所にお出かけすることが多いのかは、どちらにするか選ぶ時のポイントになると思います。
また、自分がどういった着物コーディネートをしたいのかも、草履か下駄のどちらかを選ぶ時の決め手になります。
私は、履物マニアの呉服屋さんのお友達におすすめされて下駄を買ってからは、下駄ばかり履いています!
着物の履物を草履にするか下駄にするかは、それぞれこういったかたにおすすめです☟
・かしこまったシーンでも着物を着たいなら「草履」
私は一足目には草履を、そのあとすぐに下駄を買いましたが、ほとんど下駄ばかり履いています。
それは、自分のしたい着物コーディネートには下駄が合っているからなのですが、いくら下駄好きでも、お出かけする場所によっては下駄ではいけない時があります。
例えば、ちょっとかしこまったシチュエーションでの食事会であったり、コンサートを鑑賞する時、神社にお参りに行く時などは、草履を履きます。
草履は、カジュアルシーンでも少しかしこまったようなシーンでも履くことができますので、着物で色々なお出かけをするなら必要になります(*^^*)
また、きれい目の着物コーディネートをよくするかたであれば、草履の方がコーディネートには合っているかもしれません。
フォーマルシーンでは礼装用の草履を履きます☟
【ウレタン草履は履かない方が良いかも…】
呉服屋さんのお友達には、「ウレタンはやめなさい」と言われました(^^;
ウレタン草履って、お安いのでついつい見てしまいますよね(*^^*)
ですが、経年劣化が激しい、鼻緒のすげ替えができない、歩く時の音がうるさいといったことで、ウレタン草履はあまりおすすめではありません。。
・こなれた感じに着物を着たいなら「下駄」
草履はきれい目コーディネートには合っていて良いのですが、いかにも着物!という感じがしてしまうかも(^^;。。
私が下駄ばかり履いているのも、着物をこなれた感じに着たいからなんです(*^^*)
なんとなく、下駄と言うと浴衣のイメージですが、着物の履物としても素敵で、小紋に名古屋帯を締める時も、紬を着る時も、木綿着物に半幅帯を合わせる時も、下駄を履きます。
ただし、下駄は、カフェや気軽なランチ、お買い物など、カジュアルなお出かけの時に履くことになります。
あると安心な和装用の履物
着物でお出かけするならあると安心な和装用の履物をご紹介します☟
・時雨履き
つま先に透明のカバーが付いていて、裏がゴム底になっている、雨の日専用の草履です。
こんなカバーでちゃんと雨が防げるの?と思うかもしれませんが、しっかりと効果はあります(*^^*)
「雨の日は絶対に着物を着ない」と決めているのでなければ、一足持っていると安心の履物です。
ただ、塩化ビニール製の透明カバーは紫外線で茶色く変色してしまうのと、鼻緒はすげ替えられないこと、あまり出番がないことを考えると、そんなにお値段のするものは選ばなくても良い気がします(^^;
【草履カバーはイマイチかも…】
「草履カバー」という、普通の草履にすっぽりとかぶせて使う透明のカバーがあります。
実際に購入して使ってみたことがあるのですが、草履にかぶせにくい、歩きにくいで使い勝手はあまり良くなかったです(^^;
・防寒草履
私は北海道在住ですが、雪国に住んでいる場合は「防寒草履」は必須アイテムです。
一応、時雨履きも雪の日にもOKとなっていますが、透明のカバーはやわらかくて頼りないですし、見た目にも少し寒々しいかも。。
防寒草履のつま先のカバーは硬くしっかりとしたつくりで、裏のゴム底もより強力なものになっていますので、雪道を歩く時にも安心です。
ただ、暖かさはさほど感じませんので、足先が冷える場合は足袋で調節しましょう(^^;
履物の型崩れ防止には「鼻緒キーパー」を!
草履や下駄の鼻緒って、気づいたら型崩れをしてしまっている場合があります(^^;
そんな時には「鼻緒キーパー」を使って、履物の鼻緒の型崩れを防ぎましょう☟
草履や下駄の台と鼻緒の間に専用のクッションを挟んで使います。
こうすることで、履物の鼻緒の形がキープされるんです(*^^*)
鼻緒キーパーには豚足のような形(伝わりますかね…(^^;)と写真のようなお花の形をしたものがありますが、どちらも100均の手ぬぐいなどで簡単に手作りできます☟
たくさん必要な場合には、手作りした方がお値段的に良いかもしれませんね。
ぜひ、お好きな生地で可愛い鼻緒キーパーを作ってみてください(*^^*)
『着物の履物は何がいいの?和装用の履物』まとめ
着物の履物は何がいいのか、着物でお出かけする時用に揃えておくと良い和装用の履物についてご紹介しました。
着物の履物を用意する際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。