
子どもの卒業式・入学式で母親が着る着物に合うバッグと草履はどういったものが良いのでしょうか。卒業式や入学式の着物に合わせると良いバッグと草履の選び方やおすすめをご紹介いたします。

こんにちは。
『ユウミ キモノブログ』管理人の
ユウミと申します。
子どもの卒業式や入学式にふさわしい着物は、訪問着・付け下げ・色無地といったセミフォーマルに適用した着物です。
バッグと草履はフォーマル~セミフォーマル用のものを合わせますが、実際にどういったものが良いのか、分かりにくかったりしますよね。
せっかく、子どもの卒業式や入学式といった晴れの舞台に母親が着物を着るのですから、バッグや草履もピッタリのものを合わせて素敵に華を添えましょう(*^^*)。
こちらの記事では、子どもの卒業式や入学式に着る着物に合わせると良いバッグと草履が知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします。
どうぞ、お子さまの卒業式や入学式の着物に合わせるバッグと草履選びのご参考になさってください。
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卒業式・入学式の着物に合う草履の選び方
子どもの卒業式や入学式で母親が着る着物に合う草履を選ぶときのポイントとおすすめの草履をご紹介させていただきます。
また、忘れがちですが「室内履き」も重要です。室内履きについてもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
・草履を選ぶときのポイント
台の色 | フォーマル用には金や銀、白色、セミフォーマルですと淡色系が適しています。濃い色はカジュアルな雰囲気が出やすいです。 |
台の素材 | フォーマル用の草履の素材は牛革や合成皮革といった光沢のあるものです。 |
台の高さ | かかとが高いもの、また、芯(台の枚数)が多いものほどフォーマル感が出ますが、好みで選ばれて大丈夫です。一般的には5㎝程度のものが多いので、そのくらいの高さを選ばれると間違いないと思います。 |
台の形 | 草履の台の形には「細型」と「小判型」がありますが、好みで選ばれて大丈夫です。 |
鼻緒 | 台と色味をそろえた帯地が使われたものや、台と同じ素材が使われたものがフォーマル向きです。 |
・おすすめの草履
<鼻緒に帯地が使われた草履>
金や銀のツヤのある台に帯地が使われた鼻緒の草履はフォーマル用草履の定番です。私もフォーマルシーンで履く草履として、こちらのタイプの草履を用意しています。結婚式から子どものセレモニーまで幅広く使えますし、デザインとしては間違いのないもの。「フォーマル用にきちんとした草履をそろえたい」というかたには、鼻緒に帯地が使われた草履がおすすめです。
<エナメル草履>
鼻緒も台と同じエナメル加工がされた草履も、フォーマルシーンにピッタリの草履です。エナメル草履はカジュアルなものもありますが、違いは色味と台の高さ・芯の枚数です。「シンプルですっきりとしたデザインが好き」というかたには、エナメル草履がおすすめです。
<ツヤ消しタイプの草履>
ツヤを消してマットに仕上げられたタイプもあります。フォーマル用の草履はツヤのあるものが多いので、「人と違う草履を履きたい」「フォーマル用でもお洒落なものを履きたい」というかたには、ツヤ消しタイプの草履も素敵です。
<上品な帆布の草履>
帆布の草履は普段用になりますが、上品なデザインのものであれば、卒業式・入学式で使って良いと思います。「いかにもフォーマルなデザインの草履は履きたくない」「フォーマル用の草履はたいして履かないからわざわざ用意したくない」というかたには、上品な帆布の草履ですと普段も兼用できるのでおすすめです。
・室内履きについて
ヒールスリッパを履かれるかたもいらっしゃいますが、私は、室内履き用にもう一足用意した草履を履かれることをおすすめします。
実際に子どもの卒園式で着物を着たときに室内履きとしてスリッパを履いたことがありますが、足元だけ浮いていて、かなり違和感があったのを鮮明に覚えています。
卒業式・入学式では室内で過ごすことがメインになりますので、お安いものでも1足用意されると良いと思います。
ただし、安価であっても「ウレタン草履」はおすすめしません。
経年劣化が激しく、2~3年で見られる場合もありますし、そもそも卒業式・入学式といったフォーマルシーンにはふさわしくありません。
卒業式・入学式の着物に合うバッグの選び方
子どもの卒業式や入学式で母親が着る着物に合うバッグを選ぶときのポイントとおすすめのバッグをご紹介させていただきます。
また、「サブバッグ」の必要性についても解説しています。おすすめのサブバッグと合わせてチェックしてみてください。
・バッグを選ぶときのポイント
色 | フォーマル用和装バッグの定番カラーは金や銀ですが、卒業式・入学式ではそこまでかっちりとフォーマルを意識しなくてもよいと思います。着物や草履に合わせて上品な色味のものを選んでください。 |
形・大きさ | フォーマル用の和装バッグは「がま口タイプ」や「利久バッグ」が定番です。がま口タイプの方が小さめですが、折りたたみ財布・スマートフォン・ハンカチ・ティッシュ・鏡・リップくらいは難なく収まります。 |
持ち手のデザイン | 短めの持ち手が付いているバッグが着物とのバランスも使い勝手もよいです。持ち手の付いていないクラッチバッグや持ち手がチェーンタイプのバッグは、卒業式・入学式にはおすすめしません。子どもの行事では、なるべく手は空いていた方がよいですし、破損など気を使うつくりのものは避けた方が無難です。 |
素材 | 正絹や合成繊維で、光沢のあるような帯地を使ったデザインのものがほとんどです。牛革や合成皮革もあります。 |
・おすすめのバッグ
<がま口タイプのバッグ>
帯地が使われた「がま口タイプ」はフォーマル用和装バッグの定番です。金属部分がキラッと光るので華やかな印象になります。おそろいの鼻緒がすげられた草履とセットになっていることが多いです。私もセットになったものを使っていますが、コーディネートがちぐはぐになることがありませんので安心して合わせられます。「フォーマル用和装バッグは華やかなものを持ちたい」というかたには、がま口タイプのバッグがおすすめです。
<利久バッグ>
和装バッグの定番「利久バッグ」は、デザインによってはフォーマル~カジュアルまで使えます。がま口タイプのバッグに比べますと少し控えめな印象ですが、卒業式・入学式にも普段のお出かけにも使えて便利です。また、容量もがま口タイプのバッグよりは大きめです。「がま口タイプではない和装バッグを持ちたい」「普段と兼用したい」「荷物が多い」というかたには、利久バッグがおすすめです。
<和洋兼用デザインのバッグ>
和洋兼用デザインのバッグを着物に合わせて使うのも素敵です。がま口タイプのバッグや利久バッグは「七宝」や「花菱」などの格調ある伝統的な有職文様が多く、形もある程度決まったものです。柄がモダンなデザインで、形が洋装にも使えるタイプですと、いかにも和装バッグという感じがしませんので、人とは違ったお洒落も楽しめます。「和装用ではないお洒落なバッグを持ちたい」「卒業式・入学式には和装も洋装もどちらもする」というかたには、和洋兼用デザインのバッグがおすすめです。
<洋装用牛革バッグ>
着物に洋装用のバッグを合わせることはよくありますが、どちらかと言いますと、フォーマルと言うよりは普段のお出かけのときのような洒落感の強い印象です。「フォーマルもカジュアルも洋装にも和装にもいろいろと活用させたい」という場合には、小ぶりで上品なデザインの牛革バッグも良いかもしれません。落ち着いた色味で持ち手が短いものを選ばれると、卒業式や入学式の着物にも合うと思います。
・サブバッグについて
学校(幼稚園)からの配布物などは本人のバッグに入れれば問題ありませんが、自分の上着やショール、外履きを入れるのにサブバッグがあると良いです。
サブバッグが必要な1番の理由は外履きを入れるため。外履きは汚れていますのでビニール袋に入れると思いますが、それをそのまま持ち歩くのはいまいちです。
これは私の失敗談ですが、実際に子どもの入学式でスーパーのビニール袋に入れた外履きをそのまま持ち歩いたときには、せっかくの着物姿が台無しでした。
サブバッグといえども、そこだけ浮くことがないよう、あまり主張しすぎない上品な色柄で、全体的なコーディネートに合ったデザインのものを選ばれると良いと思います。和装用サブバッグはマチ付きA4サイズのものが多いですが、その大きさですと外履きとショールは余裕で入ります。
『卒業式・入学式の着物に合うバッグと草履は?選び方とおすすめ』まとめ
子どもの卒業式・入学式で母親が着る着物に合わせると良いバッグと草履の選び方やおすすめをご紹介しました。
<卒業式・入学式の着物に合う草履選びのポイント>
台の色 | 金・銀・白・淡色系 |
台の素材 | 牛革や合成皮革など光沢のあるもの |
台の高さ | 一般的には5㎝程度だが、好みで選んでよい |
台の形 | 「細型」「小判型」どちらでもよい |
鼻緒 | 台と色味をそろえた帯地が使われたもの、台と同じ素材が使われたものなど |
「室内履き」には、もう一足用意した草履を履くのが良い。
<卒業式・入学式の着物に合うバッグ選びのポイント>
色 | 定番カラーは金や銀だが、着物や草履に合わせて上品な色味のものを選ぶとよい |
形・大きさ | 「がま口タイプ」や「利久バッグ」が定番。サイズは小さめ。 |
持ち手のデザイン | 短めの持ち手が付いているバッグが着物とのバランスも使い勝手もよい |
素材 | 正絹や合成繊維で、光沢のあるような帯地を使ったデザインのものがほとんど |
外履きを入れるのに「サブバッグ」があると良い。
お子さまの卒業式や入学式の着物に合わせるバッグと草履選びのご参考になりますと嬉しいです。
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
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