子どもの卒業式や入学式で着物を着る時に合わせるバッグと草履は、どういったものが良いでしょうか。卒業式や入学式の着物にふさわしいバッグと草履の選び方やおすすめをご紹介いたします。
こんにちは。
『ユウミ キモノブログ』管理人の
ユウミと申します。
子どもの卒業式や入学式にふさわしい着物は、訪問着・付け下げ・色無地といったセミフォーマルに適用した着物です。
卒業式や入学式に着物を着る場合、バッグと草履もフォーマル~セミフォーマル用のものを合わせますが、実際にどういったものが良いのか、分かりにくかったりしますよね(^^;
せっかく、子どもの卒業式や入学式といった晴れの舞台に着物を着るのですから、バッグや草履もふさわしいものを合わせて、素敵な着物姿で華を添えましょう(*^^*)。
こちらの記事では、子どもの卒業式や入学式で着物を着る時に合わせるバッグと草履が知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします☟。
どうぞ、お子さまの卒業式や入学式で着る着物に合わせるバッグと草履選びでお悩みの際のご参考になさってください(*^^*)。
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卒業式・入学式で着る着物に合うバッグ
子どもの卒業式や入学式で着る着物に合うバッグを選ぶ時のポイントと、おすすめのバッグをご紹介させていただきます(*^^*)。
また、卒業式や入学式で着物を着る時の「サブバッグ」の必要性についてもお話ししていますので、おすすめのサブバッグと合わせてチェックしてみてください。
・卒業式や入学式の着物に合うバッグの選び方
卒業式や入学式で着る着物に合わせるバッグは、フォーマル用が基本です。
卒業式や入学式の着物に合うバッグを選ぶときのポイントは次の通りです☟。
バッグの色 | フォーマル用和装バッグの定番カラーは金や銀。 卒業式・入学式の着物には白や淡色系も良い。 |
バッグの形・大きさ | フォーマル用の和装バッグは、「がま口タイプ」や「利休バッグ」が定番。 卒業式・入学式の着物には小さめのバッグが良い。 利休バッグよりもがま口タイプの方が小さめ。 |
バッグの持ち手のデザイン | 短めの持ち手が付いているバッグが着物とのバランスも使い勝手も良い。 クラッチバッグや持ち手がチェーンタイプのバッグは、卒業式・入学式では避けた方が無難。 |
バッグの素材 | 正絹や合成繊維で、光沢のあるような帯地を使ったもの。 |
・卒業式や入学式におすすめのバッグ
<がま口タイプのバッグ>
帯地が使われた「がま口タイプ」のバッグはフォーマル用和装バッグの定番で、卒業式や入学式の着物姿でもよく見かけます。
がま口タイプのバッグは、金属部分がキラッと光るので華やかな印象になります(*^^*)。
私も、自分の子どもたちの卒業式や入学式で着物を着る時には、がま口タイプのバッグを使っています。
「卒業式や入学式の着物に合わせるバッグは華やかなものを持ちたい」というかたには、がま口タイプのバッグがおすすめです。
<利休バッグ>
和装バッグの定番「利休バッグ」は、デザインによってはフォーマル~カジュアルまで使えます。
卒業式や入学式で着る着物に合わせるフォーマル用の利休バッグは、帯地が使われているものがほとんどです。
がま口タイプのバッグに比べますと控えめな上品さがあり、容量もがま口タイプのバッグよりは大きめです。
「卒業式や入学式の着物に合わせるバッグは控えめで上品なものを持ちたい」「荷物が多い」というかたには、利休バッグがおすすめです。
<和洋兼用デザインのバッグ>
和洋兼用デザインのバッグを卒業式や入学式で着る着物に合わせるのも素敵です。
がま口タイプのバッグや利休バッグは「七宝」や「花菱」などの格調ある伝統的な有職文様が多く、形もある程度決まったものですが、柄がモダンなデザインで、形が洋装にも使えるタイプですと、和装・洋装どちらにも合わせることができます。
いかにも和装バッグという感じがしませんので、卒業式や入学式で着物を着る時に他の母親とは違ったお洒落も楽しめます。
「和装専用ではないお洒落なバッグを持ちたい」「卒業式・入学式には和装も洋装もどちらもする」というかたには、和洋兼用デザインのバッグがおすすめです。
<洋装用牛革バッグ>
着物に洋装用の革バッグを合わせるのもありです(*^^*)。
卒業式や入学式で着る着物には、落ち着いた色味で持ち手が短い小ぶりなバッグを選ばれると、卒業式・入学式の着物にも合うと思います。
「フォーマルもカジュアルも洋装にも和装にもいろいろと活用させたい」という場合には、洋装用の革バッグがおすすめです。
・卒業式や入学式ではサブバッグがあると良い
卒業式や入学式で着物を着る場合は、「サブバッグ」があると良いです。
学校(幼稚園)からの配布物などは子どものバッグに入れれば問題ありませんが、自分の上着やショール、外履きを入れるのにサブバッグがあると良いです。
サブバッグが必要な1番の理由は外履きを入れるため。外履きは汚れていますのでビニール袋に入れると思いますが、それをそのまま持ち歩くのはいまいちです。
これは私の失敗談ですが、実際に子どもの入学式でスーパーのビニール袋に入れた外履きをそのまま持ち歩いたときには、せっかくの着物姿が台無しでした(^^;
サブバッグといえども、そこだけ浮くことがないよう、あまり主張しすぎない上品な色柄の和装用のサブバッグを選ばれると、卒業式や入学式で着る着物に合うと思います。
和装用サブバッグはマチ付きA4サイズのものが多いですが、その大きさですと外履きとショールは余裕で入り、卒業式や入学式に着物で出席する時には重宝します。
卒業式・入学式で着る着物に合う草履
子どもの卒業式や入学式で着る着物に合う草履を選ぶときのポイントと、おすすめの草履をご紹介させていただきます(*^^*)。
また、忘れがちですが「室内履き」も重要です。
卒業式や入学式で着物を着る時に用意しておくと良い、室内履き用の草履についてもお話ししていますので、ぜひチェックしてみてください。
・卒業式や入学式の着物に合う草履の選び方
卒業式や入学式で着る着物に合わせる草履も、フォーマル用が基本です。
卒業式や入学式の着物に合う草履を選ぶときのポイントは次の通りです☟。
草履の台の色 | フォーマル・セミフォーマルに適した色は金、銀、白、淡色系。 濃い色はカジュアルな雰囲気が出やすくなってしまう。 |
草履の台の素材 | フォーマル用の草履の素材は牛革や合成皮革といった光沢のあるもの。 |
草履の台の高さ | かかとが高いもの、芯(台の枚数)が多いものほどフォーマル感が出るが、好みで選んで良い。 一般的には、草履の台の高さは5㎝程度。 |
草履の台の形 | 草履の台の形には「細型」と「小判型」があるが、好みで選んで良い。 |
草履の鼻緒 | 台と色味をそろえた帯地が使われたものや、台と同じ素材が使われたもの。 |
・卒業式や入学式におすすめの草履
<鼻緒に帯地が使われた草履>
金や銀のツヤのある台に帯地が使われた鼻緒の草履は、卒業式や入学式で着物を着る時に履くフォーマル用草履の定番です。
私も自分の子どもたちの卒業式や入学式で着物を着る時には、こちらのタイプの草履を合わせます。
結婚式から卒業式・入学式まで幅広く使えますし、一足持っていれば困ることのない草履です。
「卒業式・入学式で着物を着る時にはきちんとした草履を履きたい」というかたには、鼻緒に帯地が使われた草履がおすすめです。
<エナメル草履>
鼻緒も台と同じエナメル加工がされた草履も、卒業式や入学式といったフォーマルシーンで着物を着る時にふさわしい草履です。
エナメル草履はギラギラ感が気になる場合がありますが、ぼかしの入ったタイプでしたら、卒業式や入学式で着物を着る時には上品で良いと思います。
「シンプルですっきりとしたデザインが好き」というかたには、エナメル草履がおすすめです。
<シンプルな帆布の草履>
帆布の草履は普段用になりますが、シンプルなデザインのものであれば、卒業式・入学式で着る着物に合わせて良いと思います。
「いかにもフォーマルなデザインの草履は履きたくない」「フォーマル用の草履はたいして履かないからわざわざ用意したくない」というかたには、シンプルな帆布の草履ですと普段も兼用できるのでおすすめです。
・卒業式や入学式では室内履き用の草履があると良い
卒業式や入学式で着物を着る時には、室内履き用の草履があると良いです。
ヒールスリッパを履かれるかたもいらっしゃいますが、私は、室内履き用にもう一足用意した草履を履かれることをおすすめします。
実際に子どもの卒園式で着物を着た時に室内履きとしてスリッパを履いたことがありますが、足元だけ浮いていて、かなり着物姿に違和感があったのを鮮明に覚えています(^^;
卒業式や入学式は室内で過ごすことがメインになりますので、お安いものでも室内履き用の草履を別に用意されると良いと思います。
ただし、安価であっても「ウレタン草履」はおすすめしません。
経年劣化が激しく、数年で履けなくなる場合もありますし、そもそも卒業式・入学式といったフォーマルシーンにはふさわしくありません。
『卒業式・入学式の着物に合うバッグと草履は?選び方とおすすめ』まとめ
子どもの卒業式や入学式で着物を着る時に合わせるバッグと草履はどういったものが良いか、卒業式や入学式の着物にふさわしいバッグと草履の選び方やおすすめをご紹介しました。
<卒業式や入学式の着物に合うバッグの選び方>
バッグの色 | 金・銀・白・淡色系 |
バッグの形・大きさ | 「がま口タイプ」や「利休バッグ」が定番。サイズは小さめ |
バッグの持ち手のデザイン | 短めの持ち手が付いているバッグが着物とのバランスも使い勝手も良い |
バッグの素材 | 正絹や合成繊維で、光沢のあるような帯地を使ったもの |
<卒業式や入学式の着物に合う草履の選び方>
草履の台の色 | 金・銀・白・淡色系 |
草履の台の素材 | 牛革や合成皮革など光沢のあるもの |
草履の台の高さ | 一般的には5㎝程度だが、好みで選んで良い |
草履の台の形 | 「細型」「小判型」どちらでも良い |
草履の鼻緒 | 台と色味をそろえた帯地が使われたもの 台と同じ素材が使われたもの |
お子さまの卒業式や入学式で着る着物に合わせるバッグと草履選びでお悩みの際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。
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