着物の草履や下駄のお手入れ方法はどうしたら良いでしょうか。草履や下駄などの履物の汚れの落とし方をご紹介いたします。
こんにちは。
『ユウミ キモノブログ』管理人の
ユウミと申します。
着物を着るときの草履や下駄などの履物のお手入れって、けっこう見落としがちですよね。。
ですが、特に長期保管するような礼装用の草履の場合は、しまい込む前にしっかりとお手入れをしてあげなければなりません。
保管はせず、すぐに履けるようにと下駄箱にしまう場合でも、草履や下駄の汚れはしっかりと落としましょう。
こちらの記事では、草履や下駄などの履物の汚れの落とし方やお手入れ方法をお探しのかたへ、以下の項目についてご紹介します。
着物を着るときの草履や下駄のお手入れをする際のご参考になりますと嬉しいです。
着物の履物のお手入れの仕方
着物の履物のお手入れについて、次の2つをご紹介します。
草履のお手入れと保管方法
今回、お手入れした草履は礼装用のエナメルタイプのものです。
鼻緒を固く絞った布で拭きます。
つや皮専用のクリーナーをやわらかい布に付けて、台の部分を拭いていきます。
まず、台の上を拭きます。
そのあと、側面を拭きます。
鼻緒の付け根のくぼんでいるところも忘れずに拭き上げます。
クリーナーの説明書きには乾拭きするようには書かれていないのですが、台の上だけさらに乾いた布で拭きました。
礼装用で普段は使わないので、下駄箱ではなく、箱に入れて別の場所に長期保管します。
その際、やわらかい布に包んで、乾燥剤を一緒に入れておきます。
こちらの礼装用の草履は鼻緒が硬く型崩れしやすいですので、「鼻緒キーパー」を手作りして保管の際に使っています。
下駄のお手入れ
普段使いの下駄のお手入れをします。
固く絞った布で、まず、鼻緒を拭きます。
次に、台の上を拭きます。
そのあと、側面…と拭き上げます。
普段使いの下駄は下駄箱へ。
目立った汚れはなくても、拭き上げた後の布を見てみると、結構汚れていたりします。また、お手入れをする際に細かい部分までよく見ることで、傷み具合のチェックもできます。
おわりに…
着物の草履や下駄のお手入れ方法はどうしたら良いのか、草履や下駄などの履物の汚れの落とし方をご紹介しました。
着物の草履や下駄のお手入れは、サッと拭くだけでもきれいになり、ワントーン明るくなったように見えます。特に、長期保管するような礼装用の草履の場合は、しまう前にしっかりと汚れを落とすと良いと思います。
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