十五夜にお供えする月見団子の積み方はどのようにしたら良いでしょうか。十五夜の月見団子の飾り方や数を写真で分かりやすく解説いたします。
十五夜のお供え物と言いますと、やっぱり「月見団子」ですよね(*^^*)。
お月見をするときには、月見団子を飾る方は多いのではないでしょうか。
ところで、十五夜に月見団子を飾るときの団子の積み方や数はご存知でしょうか。
月見団子はよくピラミッド型に高く積まれていますが、団子の積み方と数には決まりがあります。
月の神様へのお供え物でもある月見団子。せっかく用意するのなら、ちゃんと飾りたいですよね(*^^*)。
こちらの記事では、十五夜にお供えする月見団子の積み方や数が知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします☟。
どうぞ、十五夜の月見団子の積み方をお探しの際のご参考になさってください。
十五夜の月見団子の数は「15個」
お月見で飾る月見団子の数は、このようになっています☟。
十三夜…?と思われたかた、いきなりで失礼いたしました。
お月見は、十五夜と十三夜の両方にするのが正式なんです(*^^*)。
どちらか一方の月しか見ないことを「片見月」と言い、縁起が悪いとされています。
今後の十五夜と十三夜の日程です☟。
十五夜 | 十三夜 | |
---|---|---|
2024年 | 9月17日(火) | 10月15日(火) |
2025年 | 10日6日(月) | 11月2日(日) |
2026年 | 9月25日(金) | 10月23日(金) |
どうぞ、十五夜と十三夜の両方でお月見を楽しんでくださいね(*^^*)。
次では、月見団子の積み方について、写真を使って詳しく解説します☟☟。
十五夜の月見団子の積み方
十五夜に飾る月見団子の積み方について写真で詳しく解説します。
月見団子の数は15個。これを3段に分けてピラミッド型に高く積みます。
まず、3段目。一番下の段は9個の団子をこのように3個×3個に並べます。
2段目。真ん中の段は3段目の団子の上に、4個の団子をこのように2個×2個に並べます。
1段目。一番上の段は2段目の団子の上に2個の団子を正面から見て縦になるように並べます。
これが、正式な十五夜の月見団子の並べ方になります。
簡略して5個積むときは、1段目に4個、2段目に1個です。
また、十三夜に月見団子を13個積む場合は、15個のときの3段目・2段目と一緒です。
☟おいしくて簡単に作れる月見団子のレシピをご紹介しています(*^^*)。
十五夜の月見団子の飾り方
月見団子は、正式には「三方」という名前のお供え用の器に積みます。
写真の三方は、お正月シーズンに100均(ダイソー)で購入したものですが、なければお盆やお皿でも代用できますよ(*^^*)。
三方に月見団子を乗せる場合は、「敷き紙」を敷いた上に上記でご説明したように月見団子を積みます。
月見団子の飾り付けに使う三方や敷き紙の使い方については、こちら☟の記事で詳しくご紹介しています。
また、月見団子をススキと一緒にお供えするときには配置が決まっていて、月から見て左側にススキを、右側に月見団子を飾ります。
詳しくは、こちら☟の記事で詳しくご紹介しています。
十五夜に月見団子を飾る意味と由来
お月見は、本来は「収穫祭」としての意味があります。
豊作への祈りと感謝の気持ちを月の神様に捧げる行事です。
そのときの神様へのお供え物が「月見団子」。
月見団子を高く積むのには「感謝と祈りを月まで届かせたい」という思いが込められています。
中国から入ってきたお月見は、最初はただ美しい月を鑑賞するといった上流社会の間だけの催しでしたが、お月見の行事が庶民の間にも広がった江戸時代からは、お米の粉で月に見立てた丸いお団子を作るのが習慣になったそうです。
『月見団子の積み方は?十五夜団子の飾り方や数を写真で分かりやすく解説』まとめ
十五夜にお供えする月見団子の積み方、飾り方、数について写真で分かりやすく解説しました。
十五夜にお供えする月見団子の数は15個(または、簡略して5個)。
十三夜にお月見をする場合は、月見団子の数は13個(または、3個)。積み方は、15個のときの3段目・2段目と一緒。
十五夜の月見団子の積み方をお探しの際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。