保育園でも役立つお月見の食育とお月見団子の作り方をご紹介いたします。
お月見の行事食と言いますと、やっぱり「お月見団子」ですよね。
お店で買うこともできますが、手作りのお月見団子でお月見をするのも楽しいものです。
お月見団子は作り方が簡単ですので、家庭や保育園などで、小さな子どもも一緒に作ることができますよ(*^^*)。
また、保育園では行事食に合わせて食育を学ぶ機会を設けているところも多いと思いますが、お月見団子作りと一緒にお月見団子をお供えする意味を知ることは食育にも繋がります。
こちらの記事では、保育園などでお月見団子を作りたい!お月見の食育をしたい!と思われているかたへ向けて、以下の項目についてご紹介します☟。
どうぞ、お月見団子作りを通じて保育園で食育活動をする際のご参考になさってください。
お月見団子をお供えする意味を知って食育を学ぼう
本来、お月見には「収穫祭」としての意味があり、豊作への祈りと感謝の気持ちを月の神様に捧げる行事です。
そのときの月の神様へのお供え物が「お月見団子」です。
お月見団子はピラミッド型に高く積まれていますが、それにはこういった意味があります☟。
月の満ち欠けに合わせて行われていた農業では、月の神様には五穀豊穣のご利益があるとされていたのです。
お月見の意味を子どもに簡単に説明する方法をご紹介しています☟。
お月見の行事食「お月見団子」の作り方
お月見の行事食と言いますと、月見そばやイモ類・栗などの秋の収穫物を使ったお料理も良いですが、やっぱり「お月見団子」は欠かせませんよね(*^^*)。
お豆腐で作るお月見団子は冷めて時間が経っても硬くならず、栄養価も高いので、保育園などで出す子どものおやつにもピッタリ。
手のひらを使ってコロコロとお月見団子を丸める作業は、小さな子どもも楽しくすることができます。
子どもも喜ぶお月見の行事食、おいしいお月見団子の作り方をご紹介します(*^^*)。
ボウルに白玉粉(200g)と絹ごし豆腐(1丁=300g)を入れ、滑らかになるまで手でよく練ります。
40等分して、手のひらで丸めます。
沸騰したお湯に入れて茹で、浮いてきたら冷水にとって水気を切ります。
茹でたそのままでも良いですが、色が付くまでフライパンで焼くと、香ばしく仕上がります。
<タレの作り方>フライパンに水(120㏄)、砂糖(80g)、しょうゆ(大さじ4)を入れて中火にかけます。煮立ってきたら弱火にして水溶き片栗粉(大さじ2)を少しずつ加え、タレにとろみが付いて透明になったら火を止めます。
お月見団子にタレをかけていただきます。
お月見団子の数と並べ方
おいしいお月見団子ができあがりましたら、次は飾り付けですね(*^^*)。
お月見団子の数と並べ方には決まりがあります。
お月見団子を15個並べるときには3段に、13個並べるときには2段に分けてピラミッド型に高く積みます。
お月見団子の並べ方については、こちら☟の記事で詳しくご紹介しています。
どうぞ、お月見は十五夜と十三夜の両方で楽しんでください(*^^*)。
お月見団子の飾り方
お月見団子は、正式には「三方」という名前の台の付いた器に乗せます。
お月見団子を三方に乗せると、よりお月見の雰囲気が出ますよ(*^^*)。
三方は100均でも売られていますし、お皿などで代用もできますので、どうぞ、手作りのお月見団子を素敵に飾り付けてください。
お月見団子を乗せる台「三方」については、こちら☟の記事で詳しくご紹介しています。
また、お月見団子と一緒に、ススキやお月見の時期に旬の野菜と果物を飾ると良いです。
ススキの飾り方やお月見のお供え物の配置については、こちら☟の記事で詳しくご紹介しています。
お月見に飾ると良い野菜や果物については、こちら☟の記事で詳しくご紹介しています。
『お月見団子の作り方ー保育園でも役立つ食育と簡単レシピ』まとめ
保育園でも役立つお月見の食育とお月見団子の作り方をご紹介しました。
「お月見」には「収穫祭」としての意味があり、お月見は豊作への祈りと感謝の気持ちを月の神様に捧げる行事。
そのときの月の神様へのお供え物が「お月見団子」。
お豆腐で作るお月見団子は冷めて時間が経っても硬くならず、栄養価も高いので、保育園などで出す子どものおやつにもピッタリです(*^^*)。
お月見団子作りを通じて保育園で食育活動をする際のご参考になりますと嬉しいです。
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。