十五夜のススキの飾り方と本数は?お月見にお供えする理由もご紹介します

十五夜のススキの飾り方とススキの本数、お月見にススキをお供えする理由をご紹介いたします。


秋の七草の一つ「ススキ」。

十五夜にお月見をするときには、ススキを飾るかたは多いのではないでしょうか。

でも、いざ十五夜のお月見でススキを飾ろうとしたときに、ススキの本数やほかのお供え物との配置はどのようにしたら良いのか、よく分からなかったりしますよね。

せっかくお月見にススキを飾るのですから、十五夜に合ったススキの飾り方を知って、素敵に飾り付けしたいものです。

また、十五夜にススキを飾る理由を知ると、お月見の行事をより楽しむことができそうですよね(*^^*)。

こちらの記事では、十五夜にお月見をするときのススキの飾り方を知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします。

  • 十五夜にススキを飾るときの本数は?
  • 十五夜にはススキ以外になにを飾ればいいの?
  • ススキとほかのお供え物を一緒に飾るときの配置は?
  • お月見にはどんな意味があるの?
  • 十五夜にススキを飾る理由は?

どうぞ、十五夜のススキの飾り方を知って、お月見の行事を楽しんでくださいね(*^^*)。

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十五夜のススキの飾り方

十五夜のススキの飾り方には決まりはあるのでしょうか。

ススキは瓶子(へいし)に挿して飾る

瓶子とは神様にお酒をお供えするための器で、口がすぼまった壺のような形をしています。

とは言いましたが、十五夜のススキの飾り方は自由で大丈夫ですよ(*^^*)。

ただ、ススキを素敵に飾るにはちょっとしたコツがありますのでご紹介します。

十五夜に飾るススキの本数は奇数

十五夜に飾るススキの本数に決まりはありませんが、通常、生け花は3本、5本といった奇数で扱います。

それは、左右非対称の方が動きが出て良いとされているからです。

また、割り切ることのできる偶数は別れを連想させるため、縁起の悪い数字とされ、香典や結婚式などのご祝儀でも避けられます。(8は例外です)

というわけで、十五夜に飾るススキは奇数本を用意しましょう(*^^*)。

ススキはお月見シーズンになればお花屋さんで手に入れることができます。

ススキは日持ちが悪く、もって3日ほどですので、お月見をする直前に用意されると良いです。

秋の七草を組み合わせる

ススキは尾花(おばな)とも言い、秋の七草の一つですが、十五夜にはススキと一緒にほかの秋の七草を飾るのも良いですよ(*^^*)。

秋の七草
  • 女郎花(おみなえし)
  • 桔梗(ききょう)
  • 撫子(なでしこ)
  • 藤袴(ふじばかま)
  • 葛(くず)
  • 萩(はぎ)
  • 薄(すすき)

ススキをほかの秋の七草などと一緒に飾る場合は、まず、かさのある花、その後にススキを生けます。

そうすることで、かさのある花がススキの長い茎を支えてくれるので安定します。

同じ種類の花は長さを数センチずつ変えて段差を付け、ススキはほかの花よりも高くして目立たせると良いです。

ススキ以外のお供え物と一緒に飾る

十五夜のお供え物はススキ以外にもあります。

  • お月見団子
  • 里芋などのイモ類

こういったものをススキと一緒に飾るのも良いですよ(*^^*)。


お月見団子を作るのが習慣になったのは江戸時代からだそうです。

お月見団子はピラミッド型に高く積まれていますが、これは、感謝の気持ちと豊作の祈りを月の神様まで届かせたいという思いの表れです。

☟お月見団子の飾り方について詳しくご説明しています。


また、その時期に収穫できた野菜や果物などもお供えします。

別名「芋名月」の十五夜には里芋などのイモ類を飾ると良いです。

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ススキは月から見て左側に配置する

お月見のお供え物の配置には決まりがあります。

ススキとお月見団子と野菜を一緒に飾る場合は、月から見て左側にススキや野菜を、右側にお月見団子を配置します。

これは、中国から入ってきた「左上右下」の考え方で、左を上位、右を下位とするものです。

月から見て上座となる左側にススキや野菜などの自然界のものを、右側にお月見団子などの人工的なものを飾ります。

「左上位」のしきたりは私たちの日常生活にも根付いていて、例えば、着物の襟合わせも自分から見て左襟が右襟よりも上になるように着付けますし、障子やふすまのはめ方も左側が上になります。

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お月見の意味は「収穫祭」

お月見では、ススキを飾ったり、きれいな月を眺めたり、お月見団子をいただくといったことをすると思いますが、そもそもお月見とは何なのでしょうか。

お月見には「収穫祭」としての意味があります

中国から渡ってきたこの風習は、最初はただ美しい月を鑑賞するといった上流社会の間だけの催しでしたが、江戸時代には庶民の間にも広がり、お米の収穫時期と重なるために収穫祭と結びつきました。

お月見は、無事にお米が収穫できたことへの感謝の気持ちと豊作の祈りを月の神様に捧げる行事です。

旧暦では、月齢を基準とした太陰暦が使われていて、毎月15日の夜が満月となります。

旧暦の毎月15日の夜が「十五夜」となるわけですが、通常は一年で最も月がきれいに見える8月15日の夜のことを指し、お月見をする日であります。

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ススキを飾る理由は「依り代」と「魔除け」

では、なぜ、お月見にススキを飾るのでしょうか。

お月見にススキを飾るのにはこういった理由があります。

  • 神様を呼ぶ「依り代」としての稲穂の代わり
  • 魔除け

農作業は月の満ち欠けに合わせて行われていたために、月には五穀豊穣のご利益がある神様がいるとされていました。

この、神様を呼ぶ「依り代」がススキです。*依り代とは神霊のよりつくもののこと

本来は稲穂をお供えするところ、稲刈り前で稲穂がなかったために、代わりに形の似ているススキを稲穂に見立ててお供えするようになったということです。

また、ススキをお供えするのには「魔除け」になると考えられていたからでもあります。

ススキの切り口が鋭い、というのがその理由。

ススキを飾るのには、豊作祈願と合わせて無病息災の願いも込められていたのですね(*^^*)。

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『十五夜のススキの飾り方と本数は?お月見にお供えする理由』まとめ

十五夜のススキの飾り方とススキの本数、お月見にススキをお供えする理由をご紹介しました。

十五夜のススキの飾り方
  • ススキの本数は3本、5本といった奇数が良い
  • 秋の七草を組み合わせるのも良い
  • お月見団子や野菜(里芋)など、ススキ以外のお供え物と一緒に飾るのも良い
  • 配置は、月から見て左側にススキや野菜、右側にお月見団子
お月見にススキを飾る理由
  • 神様を呼ぶ「依り代」としての稲穂の代わり
  • 魔除け

十五夜のお月見でススキを飾る際のご参考になりますと嬉しいです。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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