鯉のぼりはいつまで?年齢は?何歳まで飾ると良いかご紹介します

鯉のぼりは何歳まで揚げるものなのでしょうか。鯉のぼりをいつまで飾ると良いか年齢をご紹介いたします。


男の子のいる家庭では、毎年「端午の節句」が近づくと、鯉のぼりを飾るのを楽しみにされているのではないでしょうか。

ですが、こどもの成長とともに、「この鯉のぼり、いつまで飾って良いのかな?」とか「来年も鯉のぼりを飾って大丈夫かな?」なんて、考えてしまいますよね(^^;

こどもの成長を楽しみつつも、鯉のぼりを何歳まで飾るのか、今のうちに予定しておきましょう。

こちらの記事では、鯉のぼりはいつまで飾ると良いか年齢を知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします☟。

  • 鯉のぼりはいつまで飾るのか年齢は決まっているの?
  • 鯉のぼりは何歳まで飾ると良いの?
  • 飾り終えた鯉のぼりはどうしたらいいの?

どうぞ、鯉のぼりを何歳まで飾るか決める際のご参考になさってください(*^^*)。

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鯉のぼりをいつまで飾るか年齢に決まりはない

子どもの「立身出世」を願う、鯉のぼり。

この鯉のぼりをいつまで飾るかという年齢に決まりはありません。

住んでいる地域にもよるとは思いますが、基本的には、その家庭で鯉のぼりを何歳まで飾るか決めて大丈夫です。

よく聞くのは、7歳または15歳といった昔からのならわしに従ったものや、子どもが小さいうちは飾るといった感じで、鯉のぼりを何歳まで揚げるか決めているようです。

端午の節句では、鯉のぼりと一緒に五月人形も飾られますが、子どもの健康と成長を願う五月人形は、成人を機に飾るのをやめる家庭が多いようです。

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鯉のぼりを飾り終える年齢

鯉のぼりをいつまで飾るかという年齢に決まりはありませんが、こういったタイミングで鯉のぼりを飾り終えることが多いようです☟。

  • 7歳
  • 15歳
  • 子どもが小さいうち(小学校低学年くらい)
  • 子どもが嫌がるまで
  • ずっと飾る

それぞれ、詳しく見ていきましょう☟。

・鯉のぼりは7歳まで飾る

7歳というのは、「七つまでは神の子」という日本で古くからある言い伝えからきている年齢です。

昔は、7歳になって初めて「人」として一人前扱いされたそうです。

鯉のぼりは立身出世の他にも、子どもの健やかな成長をという願いも込められていますから、「7歳になり人となるまで成長できた」タイミングで鯉のぼりを飾り終えるというものです。

・鯉のぼりは15歳まで飾る

15歳というのは、「元服」が行なわれていた年齢です。

「元服」は昔の成人の儀式のことで、現代で言う「成人式」のことです。(よく15歳と聞きますが、実際は時代や地域によって12歳頃から15歳か16歳までの間と幅があったようです)

子どもの健やかな成長を願う鯉のぼりを、「(昔で言う)15歳を迎えて成人し、大人になった」タイミングで飾り終えるというものです。

・鯉のぼりは子どもが小さいうち(小学校低学年くらい)は飾る

なんとなく、「鯉のぼり=小さな子ども」というイメージがついているのではないでしょうか。

鯉のぼりは屋外に飾るものですので、ご近所の目が気になってしまうものです。

こういったことから、鯉のぼりを飾るのは、子どもが小さいうち(一般的には小学校低学年ころ)までという家庭が多いようです。

ただ、鯉のぼりは何歳まで揚げるか年齢に決まりはありませんので、子どもが大きくなってから飾っていても非常識にはならないと思います。

気になる場合は、住んでいる地域やご近所に合わせて鯉のぼりを揚げる年齢を決めると安心です。

・鯉のぼりは子どもが嫌がるまで飾る

私には3人の息子がいますが、高校生の長男と中学生の次男に「鯉のぼりを大きくなるまで飾っていたらどう思うか?」という質問をしてみたところ、それぞれ、次のように答えました☟。

高校生の長男:鯉のぼりに興味が無いから、何とも思わない。

中学生の次男:鯉のぼりは日本の風習だから、良いと思う。

鯉のぼりを大きくなるまで飾っているのは嫌だ、という感覚はないようです。

鯉のぼりを何歳まで飾るか気にするのは、意外に大人の方なのかもしれませんね(*^^*)。

とは言え、鯉のぼりを大きくなるまで飾っているのを嫌がる子どももいるでしょうから、一度、聞いてみると良いと思います。

(もしそのときに、鯉のぼりの意味について伝えたことがなかったら、鯉のぼりに込められた思いを教えてあげてください)

・鯉のぼりはずっと飾る

鯉のぼりは、大切な子どもに向けた親や祖父母の想いが込められたものです。

その想いは、子どもが成長し大きくなったからといって、変わることはありません。

さらに、鯉のぼりが意味する「立身出世」は、社会的に高い地位について名声を得ることを言いますが、これは、子どもが自立してからのことでしょう。

もし、ご近所の目を気にしない、子どもが嫌がらないなどで鯉のぼりをずっと飾ることができるのであれば、揚げ続けたいですね(*^^*)。

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飾り終えた鯉のぼりの処分の仕方

様々な事情で飾り終えた鯉のぼりを処分する場合は、以下の方法があります☟。

  • 家庭ごみとして処分する
  • 供養をしてもらう
  • 寄付をする

【家庭ごみとして処分する】

同じく端午の節句に飾る「五月人形」を処分する場合は、子どもの身代わりとなって厄を引き受けるものであることから「人形供養」をすることになりますが、鯉のぼりにはその必要はなく、家庭ごみとして処分することができます。

とは言え、想いのこもった鯉のぼりをそのまま他のごみと一緒に捨てるのは何だか気が引けます。

そのようなときには、自分で鯉のぼりを「お清め」してから処分しましょう。

鯉のぼり(鯉のぼりに限らず、大切なもの)を処分するときのお清めの仕方は、紙の上に置いた鯉のぼりの、左側→右側→中央の順で塩をふります。

そのあとは、他の一般ごみとは袋を分けて、感謝の気持ちを持って処分します。

【供養をしてもらう】

鯉のぼりをそのまま捨てることがためらわれるのであれば、供養をしてもらうと良いでしょう。

お寺または神社に、鯉のぼりを供養してもらえるかどうか、料金等も含めて確認をなさってください。

*供養の料金は、大体3,000円~5,000円ほどのようです。

【寄付をする】

鯉のぼりを捨てずに、寄付をするという方法もあります。

大切にしてきた鯉のぼりをどこかで役立ててもらうことができれば、嬉しいですよね(*^^*)。

役所や観光施設、イベント施設などでは、通年いろいろなところで鯉のぼりの寄付を募集していますので、ぜひ、ウェブサイト等で検索するなどしてみてください。

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『鯉のぼりはいつまで?年齢は?何歳まで飾ると良いか』まとめ

鯉のぼりはいつまで飾ると良いか、年齢をご紹介しました。

鯉のぼりをいつまで飾るかという年齢に決まりはなく、次のようなタイミングで鯉のぼりを飾り終える家庭が多い☟。

<鯉のぼりを飾り終える年齢>
  • 7歳
  • 15歳
  • 子どもが小さいうち(小学校低学年くらい)
  • 子どもが嫌がるまで
  • ずっと飾る

鯉のぼりを何歳まで飾るか決める際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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