五月人形はいつ出すと良いでしょうか。2024年の兜を飾ると良い日をご紹介いたします。
男の子のいる家庭では、毎年、こどもの日が近づくと五月人形を飾ると思います。
ですが、この五月人形。いつ出すと良いのか、五月人形を飾る時期って、毎回、悩んでしまいますよね(^^;
また、せっかく五月人形を飾るのであれば、吉日など縁起の良い日に出したいものです(*^^*)。
こちらの記事では、鎧や兜といった五月人形をいつ出すと良いか知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします☟。
どうぞ、端午の節句で五月人形を出す際のご参考になさってください(*^^*)。
五月人形を飾り出すのは「春分の日から4月中旬頃まで」
鎧や兜といった五月人形を飾り出す時期は、
が良いとされています。
2024年の春分の日は、3月20日(水)です。
*「春分の日」は、太陽が「春分点(太陽の通り道である黄道と赤道が交わる点)を通過した瞬間を含む日」と定義されていて、地球の公転日数が365日より少しずれているため、春分の日の日付もずれ、毎年3月20日か3月21日のどちらかになります。
また、五月人形は「一夜飾り」にならないように、4月中旬頃までには余裕を持って出しましょう。
一夜飾りは、門松などをお正月の前日の大晦日に飾り付けることを言い、葬儀の準備を連想させるとして良くないこととされています。
前日に慌ただしく飾り付ける一夜飾りは、五月人形を飾る場合も良くありません。
【2024年】の五月人形を出すと良い日
スケジュールの都合もあるとは思いますが、せっかく五月人形を飾るのであれば、縁起の良い日に出したいものです(*^^*)。
2024年の五月人形を出すと良い、春分の日から4月末日までの吉日をご紹介します☟。
2024年は、春分の日より少し前にはなりますが、3月15日(金)が「一粒万倍日」と「天赦日」と「寅の日」が重なる最強の吉日となっています(*^^*)。
それぞれの吉日については、こちらの記事で詳しくご紹介しています☟。
五月人形をしまうのは「端午の節句後の都合の良い日」でOK
五月人形をしまうのは、「端午の節句後の都合の良い日」でOKです。
雛人形のように急ぐ必要はありませんので、五月人形を良い状態で保管するためにも、なるべく湿気の少ないお天気の良い日を選んでしまいましょう。
また、五月人形は一年中飾っていても良いそうです。
五月人形を出しっぱなしにしていても、問題はありません。
鎧や兜はインテリア性も高いですし、男の子のお守りのような存在ですので、五月人形を飾るのは端午の節句の時期だけでなくでも良いですよね(*^^*)。
五月人形を飾る年齢は「成人するまで」が一般的
五月人形を飾る年齢に決まりはありませんが、「成人するまで飾る」のが一般的なようです。
五月人形は、子どもの健康と成長を願うもの。
大人に成長するまでということで、成人を機に五月人形を飾るのをやめる家庭が多いようです。
通常、五月人形は「厄を引き継いでしまう」という理由で、父から息子へなどといった風におさがりはせず、一人に対して一つの五月人形を用意します。
飾ることをやめた五月人形を処分する場合は、お寺や神社できちんと供養をしてもらうのが望ましいです。
五月人形の意味は「男の子を災いから守る縁起物」
五月人形には、「その子どもの身代わりとなって厄を引き受ける」という意味があります。
「端午の節句」は奈良時代や平安時代には宮中行事として、「菖蒲」を用いて邪気を祓うということをしていました。
それが武士の時代になると、「菖蒲」と「尚武(武道・武勇を重んじること)」の音が通じるということから、五月人形を飾って男の子の成長を願う、武家の行事となりました。
五月人形の始まりは、武士たちが梅雨入り前に鎧や兜を虫干ししていたことがきっかけだそうです。
江戸時代初期には武士の家の前に兜や槍や幟を立てていましたが、江戸時代の中期頃からは五月人形を座敷に飾るようになったようです。
『五月人形はいつ出す?2024年の兜を飾ると良い日』まとめ
五月人形はいつ出すと良いか、2024年の兜を飾ると良い日をご紹介しました。
端午の節句で五月人形を出す際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。