着物でお出かけ【ナガヤマレストと旧永山武四郎邸】

着物で楽しむ札幌のお出かけ。

巨大なガラス屋根のアトリウムがシンボルの札幌を代表する商業施設「サッポロファクトリー」。実はその裏手には、着物でお出かけするのにぴったりの雰囲気のある建物がひっそりと佇んでいます。

今回は母とふたりで、北海道の開拓の歴史に触れつつも、おいしい食事や明治・昭和前期の和洋折衷のモダンな建物の雰囲気を楽しんできました。

この日、着物でお出かけした時のことをご紹介させていただきます。

着物で札幌市内のお出かけを楽しみたい!と思われているかたのご参考になりますと嬉しいです(*^^*)

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【ナガヤマレストと旧永山武四郎邸】

サッポロファクトリー2条館と3条館に隣接した敷地は「永山記念公園」になっていて、その一角に和洋折衷喫茶「ナガヤマレスト」の入っている旧三菱鉱業寮と「旧永山武四郎邸」が繋がっている建物があります。

緑色の屋根の建物が旧三菱鉱業寮で、木で隠れていて見えませんが、その右隣が旧永山武四郎邸です。

明治前期に建てられた旧永山武四郎邸は和洋折衷のハイカラな造り、昭和前期に増築された旧三菱鉱業寮はモダンな洋館デザインで、ぞれぞれがその時代様式を表し、かつ、そのふたつが共存している建築的価値の高い建物だそうです。

扉を開けて中に入ると下駄箱があり、履物を脱いで上がります。

中に入り左へ進むと、和洋折衷喫茶ナガヤマレストの入り口があります。

店内の雰囲気もメニューも、タイムスリップしたみたいにどこか懐かしいような。。

この時いただいたのは、ビーフシチュー。

熱々のソースに柔らかいお肉、甘いお野菜がとても美味しかったです(*^^*)

食後にパフェをいただきました。

5種類もあって悩みましたが、「ナガヤマパフェ」をオーダー。

小さな3色団子の乗ったナガヤマパフェは、さくらあんや抹茶ムースほか、和の食材が楽しめる、和スイーツ好きにはたまらないパフェでした(*^^*)

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入り口を入って右側(ナガヤマレストとは反対側)へ進むと、旧永山武四郎邸を見学することができます。*入館料は無料です。

永山武四郎さんは薩摩藩士の四男として鹿児島で生まれ、戊辰戦争に尊王攘夷側として参加した後は陸軍大尉に任じられ、その後、北海道の開拓と防備に尽くされたそうです。

和室…と思いきや、よく見るとこちらの窓は“出窓”。

この他にも、和室の続き間に緋毛氈(赤い和風のカーペット)の敷かれた応接室があったりと、和洋折衷のこだわりのある家屋です。

広々とした庭が見渡せる縁側。

ガラス戸からは日差しがたくさん入ってきていて、ポカポカと暖かかったです。

ボランティアのかたが建物や永山武四郎さんにまつわるエピソードなどを説明してくださったので、そちらも合わせてより楽しめました!

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【札幌開拓使麦酒醸造所見学館】

もう一つ。サッポロファクトリーにも北海道の開拓の歴史を感じることのできるスポットがあるので、併せて行ってみました。

場所はファクトリーの煙突広場にある「札幌開拓使麦酒醸造所見学館」です。

「サッポロビール」の前身である開拓使麦酒醸造所は、明治の初めに北海道の開拓の一環として設立されたそうです。

日本人の手によって本格的なドイツタイプのビールが造られたのは、この地が最初だということです。

こちらの見学館では、展示されているパネルや動画でサッポロビールのルーツや、サッポロビールのロゴマークの由来などを知ることができます。

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【おわりに】

歴史を感じながら着物でお出かけするのも楽しいものですよね(*^^*)

明治・昭和の和洋折衷な造りの建物やモダンなカフェは、着物姿とマッチしていて、より雰囲気を味わうことができると思います。

ぜひ、着物でお出かけしてみてください。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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