着物で楽しむ札幌のお出かけ。
今回は、夫とふたりで平岡公園の「梅まつり」に行ってきました。
札幌市清田区に位置する「平岡公園」には梅林があり、たくさんの美しく咲く梅の花と、限定スイーツの「梅ソフトクリーム」が楽しめます。
この日、着物でお出かけしたときのことをご紹介させていただきます。
札幌市内で着物を着てお花見がしたい!と思われているかたのご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。
住宅街に囲まれたオアシス「平岡公園」
札幌市清田区に位置する「平岡公園」は、6.5ヘクタールの敷地内に約1200本の梅が植栽された、住宅街の中にある公園です。
梅の見頃は例年、5月上旬から中旬頃ということです(*^^*)。
イオンモールが近くにあり、こちらの平岡公園までは歩いてすぐのところです。
駐車場は第一から第六までありますが、梅林に行くには第一または第二駐車場を利用します。
梅林開花期間中の混雑時には臨時の駐車場が開放され、いずれの駐車場も、開放時間は6時から21時までです。
公共交通機関を利用する場合は、地下鉄東西線「新さっぽろ駅」と「大谷地駅」からバスが出ています。
「ひらおか梅まつり」が開催中
昨年まで新型コロナウイルスの影響で中止されていた「梅まつり」は、今年は開催されています。
令和5年の梅まつりは、4月22日(土)~5月7日(日)の開催です。
梅が開花している間のわずかな期間の楽しみですね(*^^*)。
私たち夫婦が平岡公園を訪れたのは5月2日。ゴールデンウイークの合間の平日です。
開花状況は、案内板には紅梅は満開、白梅は散り始めと書かれていますが、はたして園内の梅はどのような感じでしょうか。。
梅を見に平岡公園内へ!
第一駐車場側の入り口から公園内へ入る場合は、こちらの「梅の香橋」を渡ります。
こちらの場所からは、まだ梅林は見えませんが、奥へ進むとピンク色の花を咲かせた木々が見えてきて。。
梅の木がたくさん!
濃いピンク色をしている花が紅梅です。
平岡公園の梅は、アンズとの自然交雑種だそうです。
こちらは八重咲きのタイプで、フワフワとしていてとても可愛らしかったです(*^^*)。
梅はたくさんの品種があり、現在では300種類以上が存在するそうです。
園内には紅梅と白梅の他に、スモモも何本か植栽されています。
平岡公園の白梅は薄ピンク色をしていますので、真っ白いスモモの花はけっこう見つけやすいと思います。
こちらが、平岡公園の白梅。薄ピンク色が可愛らしいです。
梅と桜は、同じバラ科の植物で見た目がとても似ていますが、二つの違いを見分けるポイントは、花びらの形だそう。
桜の花びらは先が割れていて、梅の花びらは丸い形をしています。
そして、紅梅よりも白梅のほうが、香りが強いそうです。(私には香りがよく分からなかった。。)
梅の枝が低い位置にもあるので、梅の花のすぐ近くで写真を撮ることができました。
平岡公園の梅林区域はかなり高低差があり、下から見上げる景色も、上から見下ろす景色も、素晴らしいものでした。
木の丸太でつくられた階段もありますが、着物で来たときには緩やかなスロープを歩いたほうが良いと思います。
大人気!梅ソフトクリーム
梅まつりの開催中は「ひらおか梅ほんぽ」が営業をしています。
ほんのりピンク色をした「梅ソフトクリーム」が有名です。
「ひらおか梅ほんぽ」は3つのブースに分かれていて、そのうちの一つが梅ソフトクリーム専用になっています。
あとの二つは、お蕎麦やうどんといった食事系のお店と、梅風味のシュークリームといった梅を使ったスイーツなどのお土産屋さんです。
梅ソフトクリームはとても人気で行列ができていましたが、回転は速かったです。
食事や休憩のためのベンチと簡易テーブル席がたくさんありましたが、常に人でうまっていました。
園内では、レジャーシートを広げてピクニックを楽しんでいるかたがたくさんいらっしゃいましたので、ゆっくりしたいときはそういったものを準備されると良いと思います。
本日のお着物
梅柄の着物が着たかったので、ちょっと重たいかなと思いつつも、濃紺色の着物を着ました。
やっぱり、もっと明るい色味の着物の方が、お花見には良かったかも。。
履物は塗下駄を選びましたが、滑りやすくてちょっと大変でした(^^;
おわりに
平岡公園の梅林は見ごたえがありますし、着物姿ともよく合うと思います。
桜じゃないお花見がしたいときや、札幌市内で梅を観賞したいときには、平岡公園の梅林をぜひおすすめします。
ぜひ、着物でお出かけしてみてください(*^^*)。
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。