帯締めの収納アイディア─100均グッズを使ったしまい方をご紹介します

帯締めの収納アイディアをご紹介いたします。手軽な100均グッズを使った帯締めのしまい方は、お金をかけずに簡単きれいに帯締めを収納する方法です。

こんにちは。

『ユウミ キモノブログ』管理人の

ユウミと申します。

着物好きのかたですと、和装アイテムがいつのまにか増えてしまった!なんていうこと、ありますよね。

着物や帯の収納も大変ですが、小物類、特に帯締めのしまい方って、けっこう悩みませんか?

細長い帯締めは、折りたたんでいてもバラけてしまったり、隣どうしで絡みついたり、房がボソボソになってしまったり…。

帯締めを収納するのに何か良いアイディアはないかな、とか、手軽な100均グッズを使った帯締めのしまい方はないかな、なんて思いますよね。

100均の「コードチューブ」を使うと、帯締めをきれいに収納できます!

こちらの記事では、帯締めの収納に悩まれているかたへ、以下の項目についてご紹介します(*^^*)。

  • 帯締め収納に使える100均の「コードチューブ」について
  • コードチューブを帯締め収納に使うメリットデメリット
  • コードチューブと房カバー・帯締め収納カバーの違い
  • コードチューブを帯締め収納に使う方法
  • 帯締めの房のお手入れ方法

帯締めの収納アイディアをお探しの際のご参考になりますと嬉しいです。

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帯締め収納に使える100均の「コードチューブ」って?

100均の「コードチューブ」を使って帯締めを収納するとこんな感じに

帯締めの収納アイテムとして「房カバー」と「帯締め収納カバー」というのが市販されているのですが、ご存知でしょうか?

帯締めの収納アイテム「房カバー」と「帯締め収納カバー」はこういった商品です。

「房カバー」は帯締めの房部分に、「帯締め収納カバー」は折りたたんだ帯締めに、それぞれ巻き付けて使うカバーです。

この「房カバー」と「帯締め収納カバー」は100均に置いてある「コードチューブ」で代用できるんです(*^^*)。

「コードチューブ」はパソコンまわりの配線をスッキリとまとめるためのアイテムです。

これを「房カバー」や「帯締め収納カバー」の代用として使うことで、帯締めをきれいに収納することができます。

コードチューブを帯締め収納に使うメリットデメリット

お手軽な100均アイテムの「コードチューブ」で帯締めを収納するのはいいけど、「房カバー」や「帯締め収納カバー」よりいいの?って思いますよね。

「コードチューブ」を帯締め収納に使うメリットはこういった感じです。

  • 簡単に買える
  • 安く済む
  • 房カバーにも帯締め収納カバーにもできる
  • 手持ちの帯締めにピッタリと合わせられる

「房カバー」や「帯締め収納カバー」を買うのであれば、呉服屋さんかネットショッピングということになりますが、100均であれば、普段のお買い物のついでなどでも買えるので、簡単ですよね(*^^*)。

また、値段が全然違ってきます。

100均のコードチューブを使って帯締めを収納する場合にどれだけ安く済むかについては、次で詳しくご紹介します☟。

コードチューブは自分で好きな長さにカットして使うのですが、長さを変えることで、「房カバー」にも「帯締め収納カバー」にもでき、さらに、長さがまちまちな手持ちの帯締めにピッタリと合わせられるのも嬉しいところです。

ただし、デメリットもあります。。

  • カットするのが少し手間

自分でカットしなければならないので、ちょっと面倒なんですよね。

また、カットした部分は丸く整えると帯締めにひっかけたりすることなく安心して使えますので、やり方については、あとで詳しくご紹介します☟。

とはいえ、そんなに大変な作業ではありませんので、たくさんのメリットを考えると、100均のコードチューブを使った帯締め収納はおすすめです(*^^*)。

次では、値段のことなど、「コードチューブ」と「房カバー・帯締め収納カバー」の違いについて詳しくご紹介します。

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コードチューブと房カバー・帯締め収納カバーの違い

「コードチューブ」と「房カバー・帯締め収納カバー」の違いはこういったところです。

*コードチューブのサイズには2種類ありますが、今回はご紹介するのは大きい方です。

コードチューブ房カバー・帯締め収納カバー
素材ポリエチレンポリプロピレン
使いやすさ
長さ自由に決められる
房カバー 約6cm
帯締め収納カバー 約25cm
値段1.5mで110円 房カバー 10本で500円くらい
帯締め収納カバー 5本で1000円くらい

【素材】

ポリプロピレン製の「房カバー」や「帯締め収納カバー」は無色透明で硬く、薄くてペラペラとしています。

一方、ポリエチレン製の「コードチューブ」の方は白濁していて、軟らかく厚さがあるのが特徴です。

内径はどちらも1cmほどですが、「房カバー」や「帯締め収納カバー」の方が硬い分、締まりが良く、「コードチューブ」は緩い感じがします

房カバーとして使う場合、帯締めの房の厚さによっては、コードチューブは小さいサイズの方を選ぶと良いです。

【使いやすさ】

折りたたんだ帯締めや帯締めの房部分に巻き付けるだけで、どちらも同じように簡単にできるので、使いやすさは変わりません

【長さ】

市販されている「房カバー」の長さは約6cm、「帯締め収納カバー」の長さは約25cmです。

「コードチューブ」は自分でカットして使うので、長さを自由に決められます

帯締め自体の長さや帯締めの房の長さはまちまちですので、カットするときはそれぞれに合わせて調節してください。

房カバーとして使う場合、帯締めの房のボリュームがないときは、房より長めにカットして房の根元部分にもかかるようにすると、コードチューブが外れづらくなります。
帯締め収納カバーとして使う場合、コードチューブは伸ばして使うことができますので、一般的な長さ、幅の平織りタイプの帯締めを2回折りたたんで束ねるには、15cmほどもあればじゅうぶんです。(今回使用したコードチューブは束ねる目安の上限を3cmとしています)

【値段】

市販されている「房カバー」の値段は10本で500円くらい、「帯締め収納カバー」の値段は5本で1000円くらいです。

「コードチューブ」は1.5mで110円(税込)。

コードチューブをすべて房カバーとして使う場合、市販品と同じく6cmにカットすると25個くらいできますので、約10分の1の値段で済みます。

コードチューブをすべて帯締め収納カバーとして使う場合、上記のように15cmずつカットすると10個くらいできますので、約20分の1の値段で済みます。

「房カバー」と「帯締め収納カバー」を組み合わせることもできますので、必要な分だけ用意できて、無駄も出ませんね(*^^*)。

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コードチューブを帯締め収納に使う方法

コードチューブを帯締め収納アイテムとして使うためには、自分で適当な長さにカットする必要があります。

長さの目安
  • 房カバーとして使う場合…6cm
  • 帯締め収納カバーとして使う場合…15cmくらい

*帯締め自体の長さや折りたたむ回数、また、帯締めの房の長さと厚み(房の根元部分にもかかるようにするか)によって変わります。

コードチューブのカットの仕方

コードチューブは厚みが少しありますが、ハサミで問題なくカットできます。

カットの方向は、巻きに対して並行でも垂直でも大丈夫です。

ただ、もうひと手間かけてカットした部分を丸く整えると、帯締めに引っ掛けたりすることなく安心して使えます。

コードチューブをカットしてできた先の尖った部分を、ハサミと爪やすりなどで丸く整えます。

白いカスが出てきますが、やすりで小さな円を描くようにするときれいに巻き取ることができます。

コードチューブの取り付け方

コードチューブの取り付けは簡単です(*^^*)。

房カバーとして使うとときにはこのように取り付けます☟。

房の手前で引っ掛けて…

巻き付けて…

房の方にずらすだけ(*^^*)。

また、帯締め収納カバーとして使うとこのようになります☟。

帯締めを2回折りたたんでコードチューブを巻き付け、コードチューブを伸ばします。

帯締めの房のお手入れ方法

念のために、帯締めの房のお手入れ方法もご紹介します(*^^*)。

帯締めの房がボサボサしているときは、「やかん」などでお湯を沸騰させ、その水蒸気に房を当てたあとに粗目のくしでとかします。

飛び出た房の糸は切りそろえます。

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『帯締めの収納アイディア─100均グッズを使ったしまい方』まとめ

帯締めの収納アイディアについて、手軽な100均グッズを使った帯締めのしまい方をご紹介しました。

帯締め収納アイテムの「房カバー」と「帯締め収納カバー」は100均に置いてある「コードチューブ」で代用できる。

コードチューブを
帯締め収納に使うメリット
  • 簡単に買える
  • 安く済む
  • 房カバーにも帯締め収納カバーにもできる
  • 手持ちの帯締めにピッタリと合わせられる

カットするのは少し手間ではあるが、たくさんのメリットを考えると、100均のコードチューブを使った帯締め収納はおすすめ。

コードチューブと
房カバー・帯締め収納カバーの違い
  • コードチューブの方が緩め
  • 使いやすさは変わらない
  • コードチューブは長さを自由に決められる
  • コードチューブは、房カバーとして使う場合は約10分の1、帯締め収納カバーとして使う場合は約20分の1の値段で済む

ハサミで巻きに対して並行もしくは垂直にカットしたあと、先の尖った部分をやすりで丸く整えると、帯締めに引っ掛けたりすることなく安心して使える。

使い方は、折りたたんだ帯締めや帯締めの房部分に巻き付けるだけで簡単にできる。

どうぞ、帯締めの収納アイディアをお探しの際のご参考になさってください。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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