
足袋の洗濯方法とアイロンがけについて。汚れには固形石鹼(ウタマロ石鹼)と歯ブラシを使って、ひと手間かけます。
こんにちは。当サイト管理人のユウミと申します。
今まで、足袋の洗濯は ❝ 漂白剤を付けて洗濯機に放り込む ❞ というスタイルでしたが、これではいけないと、足袋のお手入れ方法を見直すことに。
足袋のきちんとした洗濯方法を確認しましょう。
足袋の洗濯方法
足袋の洗濯には
- 洗面器等の容器
- ぬるま湯
- 歯ブラシ
- 固形石鹼(予洗い用)
- 洗濯洗剤(洗濯機洗い用)
を用意します。
<足袋の汚れをチェック>

一日中履いた足袋はかなり汚れますね。こちらの足袋は家族で祖父母の家に遊びに行ったときに履いていたものです。車移動でしたが、途中、スターバックスでお茶をしたり、少しの距離ですが雪道を歩いたりもしました。素材は化繊です。
<足袋の汚れをブラシで予洗い>

白物洗いと言えば「ウタマロ石鹼」ですね。足袋の予洗いには、普段から愛用しているこちらの固形石鹼を使います。

汚れがひどい場合はぬるま湯にしばらくつけておきます。

汚れている部分に直接、固形石鹸を付けます。

歯ブラシでこすります。手をそれぞれの足袋の中に入れて、足袋同士をこすり合わせるように洗っても良いです。
親指のあたりの細かい部分や縫い目付近を洗うのに、歯ブラシはとてもちょうど良いサイズです。
<足袋を洗濯機で洗う>

すすぎはせず、軽く絞ったら他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗います。
<足袋を干す>

ひっぱったり、たたいたりしてシワをしっかり伸ばして干します。履いたときに内側になる方の足首の布をピンチでとめます。
足袋にアイロンをかける

多少のシワは、履いてしまうとほとんど目立たなくなりますが、目立つシワはアイロンをかけてとります。素材が綿の場合は高温で、化繊の場合は洗濯表示通りの温度選定にします。
洗濯後の足袋の仕上がりをチェック

おろしたての足袋ではなかったので、もともとの汚れはあったのですが、だいぶきれいになりました。
おわりに…
部分洗いについては、今までは洗濯機に入れる前に漂白剤をさっと付ける程度でした。固形石鹸を付け、歯ブラシでこするという手間を少しかけるだけで、仕上がりの白さがぜんぜん違うものですね。白足袋の白さをキープするためには、手間を惜しんではいけないな…と反省をしました。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
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