父から譲り受けた古い一眼レフカメラを首から下げ、着物を着て大通公園をのんびりお散歩。私の住むまち札幌市を代表するスポット「大通公園」の今の様子を、その日撮影してきた写真とともにお伝えできれば…と思います。
カメラ
本当はこのカメラを譲り受けたのは主人なのですが、長男の部活でバレーボールに打ち込んでいる様子を撮ろうと、今は私が愛用しています。と言いましても、使い始めたのは昨年の12月からなので、まだほんの半年ほどのはなしになりますが…。一眼レフカメラの知識もテクニックも持ち合わせていませんが、オートモードには頼らず、このカメラを使っての撮影を楽しんでいます。私のブログの記事の中で「大通公園のお散歩」に使っている写真はすべてこのカメラで撮影したものになります。不出来なものばかりとは思いますが、どうかご容赦ください。
本日のお着物
木綿の着物を浴衣の様に襦袢なしで着てみました。帯もそれに合わせて正絹の半幅を「リボン返し」で結び、トンボ玉の付いた細いまるぐけの帯締めをアクセントに使いました。足元は素足ではなくレースの足袋に下駄を履きました。
今年は7月に入っても肌寒い日が続いていて、この日も良いお天気ではありましたが最高気温は25℃にとどきませんでした。ただ、そんなに暑くはないと言いましても、日の当たる大通公園をお散歩するには、木綿の着物を浴衣風に着るのは体感的にはちょうど良いくらいでした。
今の大通公園の様子
今の大通公園の様子をこの日撮りためたスナップショットと一緒に見ていきましょう。今回はテレビ塔を背にずっと奥へと進み、資料館の方まで行ってみることにします。
紫陽花
北海道もようやく紫陽花の見頃を迎えました。大通公園に一か所だけ見つけた紫陽花は西6丁目と西7丁目の間、インフォメーションセンターの外壁の辺りにきれいに咲いていました。
西9丁目 遊びゾーン
今、ちょうど開催されているビアガーデンはこの時はまだ準備真最中でした。5丁目から長く続く、工事で賑やかな会場を抜けると遊具がたくさん。大通公園はこちらの方まで来ることがあまりないため気にしていませんでしたが、子供が遊べる公園らしいところもあります。8丁目と9丁目にはいろいろな遊具が数多く設置されていますが、「ブラック・スライドマントラ」と呼ばれるイサム・ノグチ作のオブジェの様なすべり台や小山の斜面を利用した大きなすべり台と砂場が一緒になった「プレイスロープ」は大通公園ならではですね。
川の様な遊水路。我が家の三男は現在3歳ですが、小さな子供をこちらの場所に連れてくるととても喜ぶであろうな、と簡単に想像できます。
遊水路の先は、水が地下から湧き出している様な噴水になっていました。
サンクガーデン
西12丁目のサンクガーデンゾーンは水路のあるバラ園で、その奥には札幌市資料館の建物が見える素敵な場所です。
ガーデン入り口には4体の獅子像が。ガーデン自体は洋風ですが、アジアンテイストも混ざっていますね…。
ガーデンの入り口から資料館の方へずっと続く水路は82mもあるそうです。水路の中ほどには噴水も。水路の両脇に沿うように植えられたたくさんのバラたちも合わさり、素晴らしい景観でした。
バラ園には約55種類のバラが植えられているそうですが、どれもとても美しく咲き誇っていました。こちらの柔らかなフォルムに目を引く深紅のバラは「ラバグルート」という品種だそうです。
奥に見えるのは「若い女の像」で、大通公園にたくさんある像のうち資料館側の一番端に建てられたものになります。周りを取り囲む色とりどりのたくさんのバラが像にマッチしています。
像の足元は湧水口になっていて、すずめが水浴びをしていて可愛らしかったです。
今月の一枚
大通公園の花壇にはコンクールのものを除いてバラは植えられていないようですので、今月の一枚は西12丁目のサンクガーデンまで足を運ばなければ見ることのできない、可愛らしいピンク色のバラ越しに見える噴水を写したこちらの写真にしたいと思います。
おわりに…
サンクガーデンに来たのは本当にこの時が初めてでしたが、こんなに素敵な場所が大通公園の一角にあるなんて、驚きと同時に感動もしました。次にまた来た時にはもっと時間をかけてきれいに咲くバラを一つ一つ観賞したいなと思いました。来月のお散歩も楽しみにしたいと思います。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
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