父から譲り受けた古い一眼レフカメラを首から下げ、着物を着て大通公園をのんびりお散歩。私の住むまち札幌市を代表するスポット「大通公園」の今の様子を、その日撮影してきた写真とともにお伝えできれば…と思います。
カメラ
本当はこのカメラを譲り受けたのは主人なのですが、長男の部活でバレーボールに打ち込んでいる様子を撮影しているうちに一眼レフカメラの魅力にとりつかれ、今は私が愛用しています。使い始めたのは昨年の12月からで、一眼レフカメラの知識もテクニックも持ち合わせてはいませんが、オートモードには頼らず、このカメラを使っての撮影を楽しんでいます。私のブログの記事の中で「大通公園のお散歩」に使っている写真は、すべてこのカメラで撮影したものになります。不出来なものばかりとは思いますが、どうかご容赦ください。
本日のお着物
濃紺地に「花札」のような飛び柄のこちらの小紋は、社会人になった年に一番最初に誂えた、思い入れのある着物です。その時は着物の事がよく分からず青色の八掛がついて仕上がったのですが、今ならもっと違う色を自分で選んで仕立てていただいたと思います。光沢のかかった白い名古屋帯はメルカリで4,000円ほどで購入したもので、枝に飛んできた鳥と羽のきれいな色の刺繡がとても気に入っています。半えりは古布で、水墨画のような花の絵が描かれています。
札幌は雪がうっすらと積もりだし、もう冬の寒さですので、しっかりと防寒をしました。ウールのコートを着込んで、さらに首元には厚手のストールを巻きました。履物には「みぞれ履き」を選びました。
この日の最高気温は2℃。昼間でも0℃以下になる真冬に比べるとまだ暖かいかもしれませんが、やはり外を歩くには少し寒かったです。長襦袢の下はヒートテックの長袖Tシャツを着ていましたが、肩のあたりが寒く、もう一枚重ね着しても良いくらいでした。下は同じくヒートテックのレギンスに綿素材の腰巻きというスタイルでしたが、こちらはそれでちょうど良い感じでした。
今の大通公園の様子
今の大通公園の様子をこの日撮りためたスナップショットと一緒に見ていきましょう。今回は小雪のちらつく中、本日から始まるホワイトイルミネーションとミュンヘン・クリスマス市がまだ準備中で忙しそうだった公園内をお散歩してきました。
テレビ塔を真下から見上げると…
地下から上がってきて外へ出てみると、小雪がちらついていました。そういえば、テレビ塔を真下から撮影したのはこれが初めてのような気がします。
お休みに入った花壇
テレビ塔下のスロープ沿いの花壇です。先月のお散歩ではまだ花がたくさん植わっていた花壇でしたが、今はもうお休みに入っていました。
身を寄せ合う鳩たち
ふと見ると、建物の陰に鳩がたくさん集まっていて、お互いに身を寄せ合っていました。夏にはスリムだった鳩たちは、いつの間にか体がふわふわの羽で覆われていて、時おり吹く冷たい風にうずくまり、いっそう丸くなっていました。
秋田銀行の冬の外観
地下鉄大通駅5番出口の道路を挟んだ向かいにある「秋田銀行」の雰囲気のある建物は、この日見ると冬の装飾がされていて、いつもに増してロマンチックで素敵でした。
雪の中の「奉仕の道」
エゾフクロウの言葉に耳を傾けるエゾシカ、ハシブトカラス、エゾウサギの像。夏の花や緑に囲まれた姿も素敵ですが、雪の中ではまた雰囲気が違って、よりマッチしているように感じます。
大木の足元
西6丁目の野外ステージがある場所には大木がたくさん植わっています。その足元に降り積もった雪は、まるでケーキにかけられた粉糖のようでした。
冷たい空気に降りそそぐ光
冷たい空気も、太陽に照らされると一瞬ふわっと暖かくなるような、そんな感じがします。
今月の一枚
公園内を歩いていて見つけた、「デザインマンホール」。これまで、しっかりと見たことはおろか、この場所にあったことにすら気づいていませんでした。札幌らしい、雪の結晶の可愛らしいデザイン…根雪になる前の冬の始まりのこの時期、雪から顔をのぞかせていなかったら見つけることはできなかったでしょう。宝物を見つけたみたいで嬉しくなるこちらの写真を、今月の一枚にしたいと思います。
おわりに…
寒くはありますが、雪の降る季節の大通公園の姿もとても素敵なものです。冬はホワイトイルミネーションや雪まつりなどの大きなイベントもありますので、そちらも楽しめそうです。来月のお散歩も、楽しみにしたいと思います。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
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