卒業式・入学式で着物は浮く?原因と気を付けたいポイントを解説

卒業式や入学式で着物が浮く場合の原因はどういったことでしょうか?子どもの卒業式や入学式で着物が浮かないために気を付けたいポイントを解説します。

こんにちは。

『ユウミ キモノブログ』管理人の

ユウミと申します。

お子さまの卒業式や入学式には着物で出席をとお考えの方もいらっしゃると思いますが、着物は浮くのではないかと心配ではありませんか?

子どものセレモニーで母親が着物を着るのはとても素敵なことだと思いますし、着物好きの私も、息子たちの卒業式や入学式にはいつも着物で出席しています。

ですが、気を付けなければ悪目立ちして浮いてしまうことがありますし、実際にそういったお母さまも何人かお見かけしました。

そこで、こちらの記事では、子どもの卒業式や入学式に着物を着たいと思われている方へ、以下の項目についてお話しさせていただきます。

  • 卒業式や入学式で多い服装…着物率はどのくらい?
  • 卒業式や入学式で着物が浮く場合の原因
  • 卒業式や入学式で着物が浮かないために気を付けるポイント

どうぞ、お子さまの卒業式や入学式で着物を着るときのご参考になさってください。

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卒業式や入学式で多い服装…着物率はどのくらい?

子どもの卒業式や入学式の服装で多いのは、ダントツで洋服です。

最近では、着物を持っていない、着たことがないという方の方が多いでしょうし、準備等の手間は洋服に比べて大変になりますので、なかなか着物で出席する方も少ないでしょう。

実際に、私が3人いる息子たちの卒業式や入学式に出席したときの着物率は…

  • 幼稚園入園式・・5%
  • 幼稚園卒園式・・5%
  • 小学校入学式・・5%
  • 小学校卒業式・・3%
  • 中学校入学式・・0.5%

という感じでした。

呉服関係のお仕事をされている方のお話しでは、着物の有名産地など、地域によっては着物率が高く、母親だけでなく父親も着物で出席するそうですが、そういったことでもない私が住んでいる地域では1クラスに1~2人程度です。

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卒業式や入学式で着物が浮く場合の原因

卒業式や入学式では洋服で出席される方がほとんどですので、着物姿は確かに目立ちはします。

ですが、子どもの卒業式や入学式の服装として、着物はふさわしいもの。大切な我が子の晴れの舞台に華を添えるという意味で「浮く」とは違うと思います。

ただ、それが悪目立ちして本当に浮いてしまっている場合はよくないですよね。

実際に息子たちの卒業式や入学式で見かけた方で「着物が浮いてしまっていた」のは…

  • 着物の「格」が合っていない
  • 派手である
  • 半襟がフォーマル用のものでない
  • 洋装用のカジュアルバッグを合わせている
  • 上着が普段使いの羽織
  • 髪型が着物に合っていない

 といったことが原因でした。

<着物の「格」が合っていない>

普段のお出かけのときに着るような総柄の「小紋」に「兵児帯」を合わせて来られて、浮いていた方を見かけました。洋服でいいますと、チェック柄のシャツにジーンズといったところでしょうか…。いくらお洒落だとしてもTPOに合わない服装は、着物でも洋服でも関係なくおかしいと思いました。

小紋でも例外がありまして、「江戸小紋」は卒業式や入学式でも着ることができます。また、同じ小紋でも、小さい飛び柄はかしこまった印象です。私は実際に、呉服屋さんのアドバイスをいただいて息子の卒園式で小紋を着たことがあります。

<派手である>

派手なピンク色の着物を着て来られて、浮いていた方を見かけました。プライベートなお出かけであれば問題なかったと思いますが、子どもが主役であるべき卒業式や入学式には、自分の方が目立ってしまう色味はふさわしくないように感じました。

<半襟がフォーマル用のものでない>

黒と赤の柄半襟を使っていた方でした。同じフォーマルでも「成人式で着る振袖」であれば素敵ですが、子どもの卒業式や入学式で母親が着物を着るときのコーディネートとしては洒落感が強すぎて浮いていました。

<洋装用のカジュアルバッグを合わせている>

斜めかけバッグを使われていた方は浮いていました。着物に洋装用のバッグを合わせるのは問題ありませんが、カジュアルな斜めかけバッグはフォーマルコーディネートにふさわしくありませんでした。

<上着が普段使いの羽織>

基本的に「羽織」はフォーマルな装いのときには着用しませんが、一つ紋の付いた色無地の羽織でしたら卒業式や入学式にも着ることができます。ですが、普段使いの羽織を着ていた方は、場の雰囲気に合わず浮いて見えました。羽織は室内でも脱ぐ必要はありませんが、フォーマル用でなければ防寒の目的でのみ着て、式場内では脱いでしまった方がよいように思いました。

<髪型が着物に合っていない>

髪型がヘアゴムでザっとひとつにまとめただけの方でした。卒業式や入学式で着物を着る場合、長い髪は着物に合うまとめ髪でないと浮いて見えました。

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卒業式や入学式で着物が浮かないために気を付けるポイント

卒業式や入学式で着物が浮かないために気を付けたいポイントをご紹介させていただきます。

・卒業式や入学式にふさわしい着物を選ぶ

卒業式や入学式にふさわしい着物は「訪問着」や「色無地」といったセミフォーマルに適用したものです。

また、帯はフォーマル用の袋帯を「二重太鼓」に結び、帯揚げ・帯締めも金糸や銀糸の入ったようなフォーマル用のものを使います。

色柄

卒業式や入学式で着る着物の色に決まりはありませんが、「子どもが主役」ということを考え、柄も含めて派手にならないものがよいです。

また、年齢に合っていない色味の着物も浮く原因になりますので、注意が必要です。

半襟

半襟は白が一般的ですが、卒業式や入学式でしたら薄く色の付いたものや刺繡がされたものも使えます。重ね襟はコーディネートのバランスを見て使うか使わないかを決めます。

☟半襟付けが憂鬱なかたに、ぜひ読んでいただきたい記事です。

草履とバッグ

草履とバッグはフォーマル用のものを合わせますが、上品なデザインでしたら、カジュアル用でも使える場合があります。足袋は必ず「白足袋」を履きます。

上着

卒業式や入学式にふさわしい上着は「道行」や「道中着」です。一つ紋の付いた色無地の羽織を着ることもできますが、あまり一般的ではないようです。上着をお持ちでない場合はショールがあると安心です。


「子どもの卒業式や入学式に着物を着てみたい」「自分で用意するのは浮かないか心配」というときには、レンタルですべておまかせするのがおすすめです。

☟楽天でおすすめしたい宅配着物レンタルショップをご紹介していますので、ぜひお読みになってみてください。

・髪型は卒業式や入学式の着物に合ったものにする

髪型は着物姿にとって重要なポイントです。この部分を手抜きしてしまいますと着物自体が浮くことになりかねませんが、着物に合った髪型をしていると、着姿も二度見されるほど素敵になります。

私がインスタグラムでフォローさせていただいている、着付け師・ヘアメイクアーティストの『石川由佳さん』という方が提案される着物用の髪型がとても素敵ですので、そちらから卒業式や入学式の着物におすすめの髪型をご紹介させていただきます。

<ミディアム~ロング>

 
 
 
 
 
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シンプルなシニヨンは落ち着いた雰囲気になりますので、子どもの卒業式や入学式で着物を着るときの髪型にはピッタリです。こちらは作り方の説明付きですので、自分でヘアセットすることができます。

上品で華やかな夜会巻きは卒業式や入学式といったフォーマルシーンにはピッタリです。あまりきっちり仕上げたものは「やりすぎ感」が出てしまいますが、写真のようにふんわり仕上げますと優しい雰囲気になりますのでとても素敵です。

<ショート>

ショートだからとなにもしないのはイマイチですが、少し手を加えるだけで着物にピッタリの素敵な髪型になります。ショートヘアの場合は、トップにボリュームを、サイドと襟足はタイトに仕上げるとバランスがよいです。

髪の長さが短くても、アップスタイルはできます。モダンでスタイリッシュなまとめ髪はショートヘアならではの髪型でとても素敵です。

石川由佳さんのインスタグラムでは、他にも着物に合わせると素敵な優しく品のある髪型がたくさん紹介されています。ぜひ、ご自分に合う髪型を探してみてください。作り方の説明付きのものもありますので、自分でヘアセットする場合には手順を知ることができますし、サロン等でお願いするときにも参考になります。

石川由佳さんのインスタグラムはこちらから

・着物を着たときの姿勢と所作

最後に、着物姿がより素敵に見える姿勢や所作についてご紹介させていただきます。

姿勢

背筋はピンと伸ばします。頭の先を糸で吊られているような感じです。

立っているときは、つま先を内股気味にし、右足を軽く後ろに引きます。

所作

手を上げるときなどは二の腕が見えてしまわないように、もう片方の手で袖口を押さえます。

歩くときや階段を上り下りするときは、荷物は左手で持ち、右手で着物の上前の端を押さえます。そして、小またで歩き、足首があまり見えないよう注意します。

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「卒業式や入学式で着物が浮く場合の原因と気を付けるポイント」まとめ

着物が浮く場合の原因
  • 着物の「格」が合っていない
  • 派手である
  • 半襟がフォーマル用のものでない
  • 洋装用のカジュアルバッグを合わせている
  • 上着が普段使いの羽織
  • 髪型が着物に合っていない
着物が浮かないために気を付けるポイント
  • 卒業式や入学式にふさわしい着物を選ぶ
  • 髪型は卒業式や入学式の着物に合ったものにする
  • 着物を着たときの姿勢と所作にも気を使う

<卒業式や入学式にふさわしい着物>

訪問着や色無地
色柄派手でないもの
半襟白か薄い色
草履とバッグフォーマル用
上着道行や道中着が一般的
羽織の場合は一つ紋の付いた色無地

お子さまの卒業式や入学式で着物を着るときのご参考になりましたら嬉しいです。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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