お手入れ【帯揚げと帯締めの洗濯】

帯揚げ・帯締めの洗濯方法について。絹用家庭洗剤「シルクランドリー」を使った着物小物のお手入れ方法のご紹介です。

こんにちは。当サイト管理人のユウミと申します。

皆さまは、帯揚げと帯締めのお手入れをどのようにされていますか?

私は普段のお手入れであれば、陰干しするか水で濡らして硬く絞った布で拭き上げる程度ですが、汚れを付けてしまったときやしっかりとお手入れしたいときなどには呉服屋さんにお願いします。

ですが、普段使い用のものまでクリーニングに出してはいられません。

帯揚げと帯締めの洗濯を自分でできれば、嬉しいですよね。

そこで今回は、自分でお手入れできないかと以前より試してみたいと思っていた、絹用洗剤を使っての帯揚げと帯締めの洗濯をしてみることにしました。

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洗濯する帯揚げと帯締め

ピンク色の帯揚げは、仲良くしてもらっていた呉服屋さんの販売スタッフの方に頂いたもので、縮緬生地に麻の葉の織り模様が入っています。パステルグリーンの丸組の帯締めは母からのおさがりです。どちらも正絹です。

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洗濯前に汚れをチェック

帯揚げの方には汚れは特に見当たりませんが、帯締めの方は手垢が付いているような感じで表面がうっすらと茶色っぽく見え、房もボサボサです。

帯揚げ・帯締めの洗濯の仕方

洗剤はこちらの絹専用家庭洗剤「シルクランドリー」を使い、一般的な手洗いのように水に浸して洗います。また、縮み具合を見るために、洗濯前と洗濯後でそれぞれ採寸をします。

本来、絹は色落ちや縮みが起こりやすいことから水に浸してはいけない素材ですので、この商品は「洗っても良い」と洗濯表示のある絹製品に使うものだと思います。今回、そのような洗濯表示のない絹の帯揚げ、帯締めも洗濯できるか試してみます。

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<帯揚げの洗濯>

まずは、色落ちチェックをします。洗剤を付けた綿棒を生地の目立たないところにこすり付け、色が綿棒に移らないかを見ます。

2ℓ~5ℓのぬるま湯に約5㎖(キャップ1杯)のシルクランドリーを溶かします。

十分に液が含むように2~3回押し洗いをします。

容器に記載されている説明では5分ほどつけおきするということですが、色落ちしてきたので、それよりも早めに切り上げました。*色落ちチェックをして大丈夫でも、水にしっかり浸すと色落ちする場合があるようです。

水またはぬるま湯ですすぎをします。水の色が澄むまで5~6回すすぎました。

すすぎをした後は軽く絞り、さらにタオルを使って水分を取ります。*タオルにはまったく色移りしませんでした。

陰干しします。

<帯揚げのアイロンがけ>

あて布をしながら、表と裏の両方からアイロンをかけます。絹はデリケートな繊維ですので、生地を傷めないためにはしっかりと乾いてから低温でかけるのが良いですが、私は生乾きのうちに中温でかけました。

<帯締めの洗濯>

帯締めも、帯揚げと同じように洗濯します。*こちらは洗濯前の色落ちチェックはしませんでしたが、元の色味が薄色のためか、色落ちはさほど気になりません。

すすぎと脱水を済ませた後、陰干しします。このとき、くしを通して房を整えました。

<帯締めの房を整える>

しっかり乾いた後、房の長さを整えます。房カバーなどで固定して、飛び出た部分を切りそろえます。

仕上がり

<帯揚げ>

絹特有の光沢はそのままに、さっぱりと洗いあがりました。色落ちや縮緬生地の質感は見た目には変わらないようです。ただ、手触りはしなやかではあるのですが、洗濯前のスベスベとした感触が若干きしんでしまったように感じます。

・縮み具合

 洗濯前 洗濯後
長辺172㎝166㎝
短辺29㎝29㎝

幅には変わりは見られませんでしたが、長さが6㎝ほど短くなってしまいました。

普段使いであったり、もうだいぶ使い込んでいる “クリーニングに出すのに迷うような帯揚げ” であれば、感触が多少変わってしまうのを承知の上で自分で洗濯しても良いのではないかなと思います。縮んで長さが少し短くなりましたが、着付けをするのには特に問題なさそうです。

<帯締め>


薄汚れがさっぱりと落ち、パステルグリーンの色味もワントーン明るくなったようです。房もきれいに整いました。絹のスベスベした感触はそのままです。

・縮み具合

 洗濯前 洗濯後
太さ0.8㎝0.8㎝
長さ(房は含まない)150㎝154㎝

縮むどころか、逆に長さは4㎝ほど伸びました。太さは変わりません。

帯締めを洗濯するというのはあまり聞いたことがありませんが、案外、普通にできるものだなと感じました。丸組の帯締めの他、平織りの帯締めも自分で洗濯できそうに思います。

おわりに…

帯揚げと帯締めの洗濯は、フォーマル用やおしゃれ着用といった大切なものであれば、もちろん呉服屋さんにお願いした方がよいと思います。ですが、普段使い用のものなら自分でお手入れできると、着物ライフがより楽しいものになりますね。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。

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