着物ライフを始めるために


皆さま、こんにちは。ユウミです。私のブログはこれが第一回目の投稿となりますが、一番最初である今回は、私の着物ライフがどのようにして始まったのか、プロフィールと重複してしまう部分もありますが、お話ししたいと思います。

きっかけとなったもの

私の着物ライフが始まることとなりました、二つのきっかけをお話しします。

自慢の祖母

私が初めて着物を購入したのは社会人になった年でした。ふらっと立ち寄った呉服屋さんのたまたまやっていた着物と帯のセット売りのキャンペーンで、今思えば衝動買いをしてしまったのですね。なぜ、呉服屋さんになど、ふらっと入ったのか。着付けができるわけでもないのに、勤めだしたばかりの人間には高額だったであろう15万円のお買い物を抵抗なくしたのか。それはやはり、祖母の影響が大きかったのだと思います。祖母は毎日着物を着るひとなのです。でも、着物を着だしたのは私の母を含め3人の子育てを終えてからだということを大人になってから知った時には驚きました。だって、私が物心ついた時からずっと着物姿の祖母でしたから。愛情の深い祖母はとてもおしゃれで、そして物を大切にするひとです。裁縫が得意で、頂いた着物を自分用にカスタマイズしたり、バッグなどの小物に変身させたり…。そして、私が今やっていることは、まるで祖母がやっていることと同じだな、とよく思うのです。子供の頃から自然と祖母に対して憧れを抱いていたのでしょうね。そんな祖母のことを、これからもずっとお手本にしていきたいです。

初めて買った着物と帯。
飛び柄の小紋に色々な季節の花が描かれた名古屋帯。

書籍『ふだん着物のたのしみ方』

せっかく買った着物と帯も、一度だけお正月に祖母に着せてもらっただけで、クローゼットにしまい込んでしまいました。と言いますのも、すぐに結婚、そして長男の妊娠・出産・子育て、と自分のことに構う時間がなくなってしまったのです。でも、頭の片隅にはいつもあの着物のことがあって、長男の1歳のお誕生日に家族写真を撮りに行くことをきっかけに、「自分で着付けしてみよう」と考え出し、書店へ向かったのでした。そこで手にしたのがフリーライターのきくちいまさんという方の『ふだん着物のたのしみ方』という本です。購入したその本を家に持ち帰り、夢中になって読んだのをよく覚えています。いまさんのおかげで、「自分で着られる!」、と着物がとても身近なものになったのでした。その時のワクワク、ドキドキした感覚はずっと大切にしていきたいです。

きくちいまさんの書籍。
何度も読み返しています。

着物屋さんの存在

自分で着付けをする事にしたのは良いのですが、アイテムが足りない…。家族写真を撮るのにお正月と同じコーディネートではおかしいですから。そこで、その当時の住まいのすぐ隣にあったスーパーに、呉服屋さんが入っていたのを思い出し(一番最初に着物を購入した呉服屋さんとは違うお店です)、子供のお散歩がてらのぞいてみたのでした。そこで、運命の出会いが…。

スーパーアドバイザー

たまたまお店の前に出ていたスタッフさんに「ピンク色の帯締めはありますか?」と私から声をかけたのが最初の出会いでした。私よりひと回りほど年上のその販売員さんの、季節感とご自分なりのこだわりを大切にした着物姿はいつも素敵でした。そして、とても勉強熱心で自分の感覚や考えをしっかり持っている。そんな方が、私を含め担当しているお客さんのタンスの中身やライフスタイルを自分のことのように考えてアドバイスしてくれるのですから、こんなに頼りになる存在はありませんでした。過去形であるのは、もう退職されたからなのですが、後任の担当の方もとても素敵な方で、いろいろと相談にのっていただいています。

地元に根付く老舗の呉服屋さん

もちろん、スタッフさんだけではなく、その呉服屋さん自体の存在も大切なのです。老舗、と聞くとなかなか手の出ない高価なものばかり取り扱っているような感じですが、それなら、私はお付き合いしていないはずです。サービスは良心的で、特に、着物は自分でお手入れをするのが難しいものなので、アフターサービスの面では本当にお世話になっています。最近はほとんど参加できていませんが、年に何度かある催事はどれも工夫がこらされていて楽しそうです。そのことも記事にできたら…と思っています。

今はインターネットを利用すればありとあらゆる情報が手に入りますが、生の声、生のやり取りがあったからこそ、私の着物ライフは安心して前に進めた、そしてこれからも進んでいけるのだな…と感じているのです。

どこで、どのような着物を手に入れるか

私のクローゼットの中にある着物たちには、どのようにして手に入れたものがあるか、といいますと…

  1. 呉服屋さんで絹の着物を誂えた
  2. 母が自分用に呉服屋さんで誂えた着物を譲り受けた
  3. 祖母や親戚・知人から頂いた
  4. メルカリで購入した

と、大体このような感じになります。

母から譲り受ける

2の母から譲り受けた着物というのは、付け下げや紋の入った色無地などフォーマル用で、私や兄弟姉妹の入学・卒業式で着るために誂えたものです。もう必要ないからと私の手元に来ました。サイズや襦袢の心配がないので、息子たちのセレモニーでたくさん着る予定です。

頂き物

3の祖母や親戚・知人から頂いた着物はウールのものもありますが、ほとんどが絹で状態の良いものばかりです。丈が少し短いものもありますが、着用できる範囲です。ただ、問題は襦袢ですね。この、頂き物の着物を着ることについては、また、別の機会にお話しできれば…と思っています。

メルカリを利用する

4のメルカリで購入したものは帯なのですが、次は着物も購入してみようと計画しています。もの的には3の頂き物の着物と同じような感じでしょうか。数本購入した帯はどれも素敵で、すでにお出かけの時に着用しているので、その時のコーディネートと一緒にメルカリで購入した帯についてお話しさせていただきたいと思います。

誂える

最後に1の呉服屋さんで絹の着物を誂えることについて。たまたまですが、出会いがあって、私が一番最初に購入した着物は呉服屋さんで自分の気に入った絹の反物を選び、自分のサイズに誂えるというものでした。新品の着物を購入する方法は他にも、洗える素材のものだったり、すでに仕立てあがっているものを購入したり、呉服屋さんまで足を運ばなくてもネットショッピングで、なんていう方法もありますね。洗える着物は他の着物屋さんではよく勧められます。自分でお手入れができて、手が出やすいお値段はとても魅力的です。ですが、きっとこの先もずっと、新品の着物を購入する時は、自分で見て触れて選んだ絹の反物を自分用に誂えるというスタイルを変えないのだと思います。

着物を手に入れようとした時…。新品を購入するのか、中古品を購入するのか。素材は絹にするのか、洗えるものにするのか。既製品にするのか誂えるのか。または、大切なひとから譲り受けるのか。何が一番良いものなのかは自分次第。自分の出来る範囲で、できるだけ理想に近付けられたら良いのでは、と思うのです。

おわりに…

「こうしたい」「こうなりたい」…と、ときめいた時。実現したいと強く思ったこと。それが叶った時の自分の姿をしっかりと思い描いたこと。そのためにどうしたら良いのか考え、実行したこと。それが、今の私に繋がったのだと思っています。これから先、年齢やライフスタイルの変化とともに私の着物ライフがどのように変わっていくのか、不安もありますが、とても楽しみでもあるのです。

 

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。

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