帯揚げの代用品には何があるでしょか。100均のスカーフや手ぬぐいなどを帯揚げの代用品として活用する方法をご紹介いたします。
こんにちは。
『ユウミ キモノブログ』管理人の
ユウミです。
帯揚げって一枚の布なので、何か代用品が使えないかな…なんて考えてしまいますよね。
帯揚げの代用品になるものには、例えば、100均でも買うことのできるスカーフや手ぬぐいなど、いろいろあるんです(*^^*)
ただ、代用品として使うアイテムによっては帯揚げとしてサイズが合わなかったりするので、帯揚げの代用品の使い方や使う帯の種類、帯の結び方に気を付けるとよいです。
帯揚げの代用品になるものや、それぞれの代用品に合った帯揚げとしての使い方を知って、着物のコーディネートをもっと楽しみましょう。
こちらの記事では、帯揚げの代用品には何があるか知りたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします☟
どうそ、100均のスカーフや手ぬぐい、または、それ以外で帯揚げの代用品をお探しの際のご参考になさってください(*^^*)
☟帯揚げは簡単に手作りもできますので、ぜひ、作ってみてください!
100均のスカーフや手ぬぐいは帯揚げの代用品になる
スカーフや手ぬぐいなど、100均には帯揚げの代用品になるものがいろいろあります。
【100均のスカーフを帯揚げの代用品に】
・長方形のスカーフ
100均で売っている長方形のスカーフは、帯揚げの代用品にするのにサイズがピッタリです。
帯揚げのかたちは「本結び」でも「いりく」でも、お好きなようにできます。
帯揚げの代用品に使ったのはこちらのスカーフ☟
こちらの長方形のスカーフはサイズが31cm×144cmで、100均のものではありませんが、同じようなスカーフが100均にも売っていて、帯揚げの代用品として使うことができます。
100均の「ダイソー」には30cm×130cmの無地のスカーフの他、200円商品でしたら50cm×180cmのサイズで花柄、ストライプ、グラデーションなど柄もののスカーフが売っています。
・正方形のスカーフ
100均で売っている正方形のスカーフはサイズが小さめですが、使い方を工夫すれば帯揚げの代用品にすることができます。
帯揚げの代用品に使ったのはこちらのスカーフ☟
こちらの正方形のスカーフはサイズが52cm×52cmで、100均のものではありませんが、同じようなスカーフが100均にも売っていて、帯揚げの代用品として使うことができます。
100均のダイソーには、60cm×60cmで小花柄やエスニック柄のスカーフが売っています。
【100均の手ぬぐいを帯揚げの代用品に】
100均にはいろいろなデザインの手ぬぐいが売られていますが、手ぬぐいも帯揚げの代用品として使うことができます。
帯揚げの代用品に使ったのはこちらの手ぬぐい☟
こちらの手ぬぐいは100均の「セリア」で購入したもので、サイズが33cm×90cmの綿100%です。
手ぬぐいは個性的な柄が多いので、コーディネートのアクセントになると思います(*^^*)
【100均のランチクロスを帯揚げの代用品に】
100均でも買うことのできるランチクロスも、帯揚げの代用品になります。
帯揚げの代用品に使ったのはこちらのランチクロス☟
こちらのランチクロスは100均の「セリア」で購入したもので、サイズが50cm×50cmのポリエステル素材です。
【100均のバンダナを帯揚げの代用品に】
100均でも買うことのできるバンダナも、帯揚げの代用品になります。
帯揚げの代用品に使ったのはこちらのバンダナ☟
こちらのバンダナは100均の「ダイソー」で購入したもので、サイズが48cm×48cmの綿100%です。
100均のスカーフや手ぬぐい以外で帯揚げの代用品のなるもの
100均で売られているスカーフや手ぬぐい以外にも、帯揚げの代用品のなるものがいろいろあります(*^^*)
【大判スカーフを帯揚げの代用品に】
大判スカーフでしたら、普通に帯揚げのように使うことができます。
帯揚げの代用品に使ったのはこちらの大判スカーフ☟
こちらの大判スカーフはサイズが90cm×90cmで、ポリエステル100%です。
ただ、サテン生地は光沢感が強すぎて、帯揚げの代用品として使うには少し浮いて見えるかなと感じます(^^;
【風呂敷を帯揚げの代用品に】
風呂敷はサイズによって帯揚げの代用品としての使い方が変わってきますが、小さなものでも大きなものでも帯揚げの代用品として使うことができます。
帯揚げの代用品に使ったのはこちらの風呂敷☟
こちらの風呂敷はサイズが55cm×55cmで、ポリエステル素材の縮緬です。
【半衿を帯揚げの代用品に】
本来は長襦袢に付ける半衿も、帯揚げの代用品として使うことができます。
使い方によって、「本結び風」と「いりく」にできます。
ワンポイント刺繍が入った半衿でしたら、本結び風にする使い方がおすすめです。
名古屋帯や袋帯を「お太鼓結び」にする場合は、こちらの使い方でいりくにします。
帯揚げの代用品に使ったのはこちらの半衿☟
ワンポイント刺繡の入ったポリエステル素材の半衿です。
もちろん、無地の半衿や全体的または部分的に柄の入った半衿でも、帯揚げの代用品として使うことができます。
帯揚げの代用品を使って着付けをする方法
帯揚げの代用品として使うアイテムのサイズによって、使う帯や結び方、帯揚げとしての使い方を変える必要があります☟
・サイズの小さな帯揚げの代用品を使う場合
サイズの小さな帯揚げの代用品を使う場合は、名古屋帯や袋帯を「角出し結び」にする、または、半幅帯を使うことで可能です。
【サイズが小さい&正方形】
小さめスカーフ、ランチクロス、バンダナ、小さめ風呂敷を帯揚げの代用品として使う時におすすめです(*^^*)
細長く折りたたんで真ん中で結び目をつくり、帯から少し見えるように帯の中に差し込んで、本結びをしているように見せます。
三角形になった結び目の平らな方が上になるように帯の中に差し込んでください。
角出し結びをした時に使う場合は、両脇に少し見えてしまう紐を隠すようにして帯揚げの端を帯の中の紐に巻きつけて固定します。
【サイズが小さい&長方形】
手ぬぐいや半衿を帯揚げの代用品として使う時におすすめです(*^^*)
生地の裏側が見えるようにして置き、片側から生地を引っ張ってきて、真ん中あたりで写真のように重ねます。
反対側からも生地を引っ張ってきて、その上にさらに重ねます。
上側の三分の一をたたみます。
さらにたたみ、そのまま帯から少し見えるように帯の中に差し込んで、本結びをしているように見せます。
半幅帯に使う場合は、両脇の下あたりで帯揚げの端が見えなくなるように帯の中に入れ込みます。
・サイズの大きな帯揚げの代用品を使う場合
サイズの大きな帯揚げの代用品を使う場合は、お太鼓結びができますし、角出し結びにしても半幅帯でも大丈夫です。
長方形のスカーフ、大判スカーフ、大判風呂敷、半衿を帯揚げの代用品として使う時には、このようにするとよいです☟
【長方形のスカーフ】
長方形のスカーフを帯揚げの代用品として使う場合は、普段通りの帯揚げの使い方で大丈夫です。
【大判スカーフ・大判風呂敷】
大判スカーフや大判風呂敷を帯揚げの代用品として使う場合は、帯枕の3倍ほどの幅になるように対角線に細長くたたみ、あとは普通の帯揚げと同じように使います。
横から見るとこういった感じに、普通に帯揚げを使っているように見えます。
【半衿】
半衿は帯に差し込んで使う方法もありますが、ギリギリ普通の帯揚げのように使うこともできるサイズです。
一般的な半衿の幅は帯揚げの幅の半分くらいですが、お太鼓結びをした時の帯枕を隠すには問題ありません。
半衿を帯揚げの代用品として使う場合は長さが短いのでいりくにし、心配な時はゴムで固定するとよいです。
ぜひ、帯揚げの代用品をいろいろ試してみてください
『帯揚げの代用品は?100均のスカーフや手ぬぐいなどを活用する方法』まとめ
帯揚げの代用品には何があるのか、100均のスカーフや手ぬぐいなどを帯揚げの代用品として活用する方法をご紹介しました。
100均のスカーフや手ぬぐい、または、それ以外で帯揚げの代用品をお探しの際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。