
浴衣襟の「右前」の簡単な覚え方について、浴衣の襟はどちらが上か、浴衣の襟の合わせ方をご紹介いたします。

こんにちは。
『ユウミ キモノブログ』管理人の
ユウミと申します。
どうぞ、浴衣を着るときのご参考になさってください。
浴衣の襟はどっちが上?…正解は『左』

ズバリ、浴衣の襟は『左』が上です。
これは、男性も女性も同じで、もちろん、着物を着るときも左襟が上になります。
ちなみに、この左の襟が上になることを「右前」と言います。
これは、右側を左側より前に(先に)体に巻きつけるためです。
でも、右前と左前どっちだったか、また、着付ける順番なのか着付けた後の状態のことなのか、よけいに分からなくなりそうですよね。。
なので、シンプルに「左襟が上」でよいと思います。
浴衣の襟合わせの簡単な覚え方


私が着物を着始めた頃に祖母に教えてもらった襟合わせの覚え方をご紹介させていただきます。
着物(浴衣)を着たときの所作で、着物の端を押さえるというのがあります。
階段を上るときや椅子に座るときなどに、上に重なった方の着物の裾が地面に付かないように着物の端を手で押さえます。
このとき、利き手(右手)を使うので、必然的に襟は左側が上になります。*右利きの人が大多数ということでお話しさせていただきます。
着物の端を押さえるのは利き手(右手)
☟☟☟
『左襟が上』
と覚えましょう。
これを教えてもらってからは、迷うことも間違えることもありませんので、ぜひ活用してみてください(*^^*)。
「左襟が上」ということと「襟合わせの覚え方」が分かったところで、次は浴衣の着方についてです☟。
人と差が付く着付けのポイント
湯上りに着る浴衣であれば気にしなくてよいのですが、お洒落着としてちょっと気合いを入れて着たいのであれば、これをやれば周りの人と差が付く!というポイントをご紹介させていただきます(*^^*)。
襟をきれいに見せる秘密

着物の襟がピシッときれいに見えるのは、着物の下に着る長襦袢に付いている半襟に「襟芯」をしのばせているからです。
この「襟芯」を浴衣を着るときにも使って、襟をきれいに見せましょう。
浴衣の場合は長襦袢を着ませんので、襟芯をしのばせる場所は掛け襟(上に重なっている方の小さな襟)の裏側です。
縫い目を少しだけほどいて、隙間から襟芯を差し込みます。
「襟芯」はこういったものです☟。ネットショッピングでも購入できますし、呉服屋さんには必ず置いてあります。
比べてみると…

襟がピシッとしているときちんとした印象になりますし、襟抜きもしっかりと決まります。

ちょっとの差が、実は大きく差が付くポイントなのですよね!
浴衣を着るときの下着
浴衣を着るときの下着って悩みませんか?
一番の悩みどころは、ブラジャーなのではないでしょうか。
和装のときにはバストを平らにすると着姿がきれいに見えるのは皆さまご存知と思いますが、和装用のブラジャーがどういったものかは、あまりピンとこないかたもいらっしゃるかもしれません。
和装ブラはバストを平らに整える目的で付ける、和装に適したブラジャーです。
この、「平らに」というのがポイント。
洋装用のブラ(ワイヤーが入っていてもいなくても)や、スポーツブラ、ナイトブラなどはどれもバストのふくらみを保ちつつ固定するといったものです。
和装ブラにはワイヤーやカップは付いていなく、上から押さえてバストのふくらみを無くす感じですので、他のブラジャーとは用途が違います。
この和装ブラをきちんと身に付けることで、浴衣を着たときの着姿がきれいに見えます。
和装ブラ、もしくは和装ブラの代用となるブラジャーを用意されるとよいですよ(*^^*)。
浴衣を着るときの下着で私がおすすめするのは、和装ブラとスリップが合わさった「レースのスリップブラ」です☟。
浴衣の下はこれ1枚で済むので簡単ですし、スッキリと着られます。

暑い夏に浴衣を着るにはピッタリ!
☟楽天ルームでご紹介していますので、ぜひ、のぞいてみてください(*^^*)。
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簡単な補正の仕方
補正って、よく分からないしちょっとめんどうな感じがしますが、絶対にした方がよいです。
こんなにいいことずくめなら、補正をしないわけにはいきませんよね。
補正のやり方はいろいろとありますが、胴回りにくびれができないようにご自分の体型に合わせた厚みのタオルなどを、少なくとも「バストの下」と「腰」の2ヶ所に当てるとよいです。

ちなみに、私は4ヶ所に補正をしています。
詳しい補正のやり方については、よろしければこちら☟の記事をお読みになってください。
『浴衣襟の右前の覚え方は?浴衣の襟の合わせ方』まとめ
浴衣襟の「右前」の簡単な覚え方について、浴衣の襟はどちらが上か、浴衣の襟の合わせ方をご紹介しました。
浴衣の襟は『左』が上。これを「右前」と言う。
浴衣の襟合わせの簡単な覚え方…着物の端を押さえるのは利き手(右手)。だから『左襟が上』。
浴衣を着るときのご参考になりましたら嬉しいです。
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
浴衣の記事、いろいろあります☟☟。よろしければお読みください(*^^*)。