浴衣を「着物風」に着て、浴衣のお洒落をもっともっと楽しみましょう!浴衣を着物として着る方法をご紹介いたします。
こんにちは。
『ユウミ キモノブログ』管理人の
ユウミと申します。
せっかく素敵な浴衣をお持ちなのでしたら、浴衣を「着物風」に着てみましょう!
浴衣を着物風に着られるの?って思いますよね(*^^*)。
浴衣は、ちょっとしたアイテムを追加するだけで、簡単に着物風に着ることができるんです。
浴衣を着物風に着ることで、いつもとは違ったコーディネートを楽しめますし、浴衣を着る時期や浴衣を着て行く場所など、活用の幅も広がります(*^^*)。
こちらの記事では、浴衣を着物風に着てみたい!と思われているかたの以下の疑問にお答えします☟。
どうぞ、浴衣を着物として着る方法をお探しの際のご参考になさってください。
☟簡単に帯留めを手作りして、浴衣を着物風に着るときに使いましょう(*^^*)。
浴衣を着物風に着るメリットはたくさん
浴衣を着物風に着るのには、メリットがたくさんあります☟。
浴衣を着物風に着ることで、着付けに使うアイテムが追加されて、いつもとは違ったコーディネートを楽しめるようになります。
また、浴衣を着物風に着ることで「きちんとした雰囲気」が出ますので、浴衣を着て行く場所が増えます。
花火大会や夏まつりといったカジュアルシーンのほか、街着として着てちょっとかしこまったようなレストランなどを利用しても大丈夫です。
さらに、浴衣を着物風に着るのは、浴衣をそのまま浴衣として着るよりもあたたかいため、夏でも少し肌寒いようなときには良いですし、夏以外の時期にも浴衣を着ることができるので、浴衣を着る時期が増えます。
浴衣を着物風に着る方法
浴衣を着物風に着る方法は、次の3つのポイントを押さえましょう☟。
この3つのポイントは、浴衣と着物の違いでもあります。
浴衣と着物の違いについて、写真で確認してみます(*^^*)。
・半襟と帯揚げ&帯締めがあると着物風
<襟元>
着物を着るときには、着物の下に長襦袢を着るので、「半襟」が見えます。
一方、浴衣を着るときには長襦袢は着ませんので、「半襟」は見えません。
長襦袢を着ることで、その分あたたかくなりますし、半襟と長襦袢の重なりが見えるときちんとした印象になります。
<帯・帯揚げ・帯締め>
着物のときに結ぶ帯は「名古屋帯」や「袋帯」などの並幅の帯で、基本的には「帯揚げ」と「帯締め」を使って帯結びをします。また、着物に「半幅帯」を合わせてもOKです。
浴衣のときに結ぶ帯は「半幅帯」や「兵児帯」です。飾り目的、または、帯を結ぶときに必要だからといった理由で、「帯締め」を使うこともあります。
使う帯や結び方にもよりますが、やはり、帯と帯揚げと帯締めがそろっていると、完璧に「着物風」に仕上がります。
・足袋を履くと着物風
足元は、浴衣のときは素足に下駄が一般的ですので、足袋を履くと着物風になります。
履物には下駄と草履があり、シーンやコーディネートで選んでください。
下駄はカジュアルな印象、草履でしたらきちんと感が出ます。
また、浴衣と下駄のコーディネートでも、足袋を履いても良いです(*^^*)。
浴衣を着物風に着るために必要なアイテム
浴衣を着物風に着るためには、次のようなアイテムを用意しましょう☟。
「襟付き肌襦袢」や「美容襟」
浴衣に半襟を付けるために必要なアイテムが、「襟付き肌襦袢」や「美容襟」です。
☟「襟付き肌襦袢」はこういったものです。
襟の付いた肌襦袢(和装用の肌着)で、簡単に浴衣を着物風に着ることができます。
着方は、下着→襟付き肌襦袢→浴衣の順です。
浴衣生地は薄手なので、襦袢を1枚着ていると安心感があります。でも、真夏にはちょっと暑いかも。。
☟「美容襟」はこういったものです。
長襦袢の「襟」の部分だけのようなアイテムで、こちらも簡単に浴衣を着物風に着ることができます。
着方は、下着→肌着→美容襟→浴衣の順で、肌着は肌襦袢でも洋装用のものでも大丈夫です。
手持ちの肌着にも合わせられるので手軽です。
「美容襟」は手作りすることもできます。よろしければ、こちら☟の記事もチェックしてみてください(*^^*)。
「半襟」
半襟は、浴衣を着物風に着る時期に合ったもので、お好きなものを取り付けてください(*^^*)。
☟半襟付けが楽にできる方法をご紹介しています。
「帯・帯揚げ・帯締め」
浴衣を着物風に着る場合の帯・帯揚げ・帯締めは、浴衣を完璧に着物風に着るのか、ちょっと着物風に着るのか、また、どの時期に浴衣を着物風に着るのかで変わってきます。
浴衣を完璧に着物風に着る場合は、並幅の帯に帯揚げと帯締めを用意しましょう。
半幅帯を二筋太鼓に結ぶのも良いかと思います。
浴衣をちょっと着物風に着る場合は、半幅帯や兵児帯に帯締めを用意しましょう。
いずれの場合も、浴衣を着物風に着る時期によって、夏物と夏物ではないものを使い分けてください。
「足袋」
浴衣を着物風に着る場合は、足袋は必須アイテムです。
夏の時期に履く足袋でしたら、麻素材のものやレース足袋が涼しげで素敵です。
着物風に着ることができる浴衣
浴衣のデザインによっては、着物風に着るのが難しい浴衣もあります☟。
例えば、浴衣らしい色柄の浴衣を帯揚げも使って完璧に着物風に着るのは、ちょっと難しいです☟。
こういった浴衣に帯揚げを合わせるのは違和感がありますし、半襟が見えるのも、ちょっと重たい気がします。。
・完璧に着物風に着るときは「着物っぽい浴衣」を選ぶ
浴衣を完璧に着物風に着るときには、「着物っぽい浴衣」を選びましょう。
シンプルな縞柄の浴衣を「夏着物風」にコーディネートしてみました。夏に着ることを想定して、帯も小物もすべて夏物です。
全然、違和感はありませんよね(*^^*)。
こちらは、帯揚げも使った完璧な着物風ですが、帯揚げなしの半幅帯を合わせたちょっと着物風のコーディネートも素敵だと思います。
・浴衣らしい色柄の浴衣は「ちょっと」着物風に着る
浴衣らしい色柄の浴衣を着物風に着るときは、帯揚げなしで「ちょっと」着物風に着てみましょう。
こちらは、秋に着ることを想定してコーディネートしてみました。帯や半襟は袷の時期のものです。
大胆な柄の浴衣は、着物風に着るとレトロな感じがして素敵に仕上がると思います(*^^*)。
『浴衣を着物風に着よう!浴衣を着物として着る方法』まとめ
浴衣を着物として着るにはどうしたら良いか、浴衣を着物風に着る方法ご紹介しました。
浴衣を着物として着る方法をお探しの際のご参考になりますと嬉しいです(*^^*)。
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。