皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『季節の花を飾り、花のある暮らしを楽しむ』という事についてお話しさせていただきたいと思います。
花のある暮らしは本当に素敵で憧れますが、なかなか実現はしなくて…。ですが、このブログをきっかけに、思い切って始めてみることにしました。初心者の私でも何か簡単にできるものはないかな、と書店へ行き見つけたのが森美保先生監修・制作の「花1本からはじめる基本のフラワーアレンジ」という本です。ページをめくると一番最初に目に飛び込んできた〝ようこそ、フラワーアレンジの世界へ!″の文章。とてもワクワクしました。そして、洋風も和風も美保先生のアレンジは素敵なものがいっぱい。その中で私ができそうなもの、我が家の空間に飾ってみたいと思ったものを、私なりにいけ、毎月ご紹介させていただきます。
今月の花
美保先生の本で紹介されている「ミニグラジオラス」と枝ものの「ベニスモモ」を使ったお花見アレンジをしてみたいと思い、メインの花はミニグラジオラスと雰囲気の似ているオリエンタルユリを購入しました。花が3つ、つぼみが2つついているものを選びました。お値段は税抜きで570円でした。
枝ものはちょうど良いものが見つからなかったので、しっかりとした茎がまっすぐに伸びている、同じユリ科の「ホトトギス」を使うことにします。お値段は1本が税抜き150円で、2本用意しました。
花器
いつもは100円ショップで購入したり、家にあるものを使っていますが、今回はイオンの食器売り場で見つけた青い絵のついた鉢皿を使います。鉢皿のお値段は500円ほどでした。大きさは直径15.5㎝×高さ6㎝です。
必要なもの
今回のアレンジでは100円ショップでも売られているミニ剣山を使います。
*本当は花材に合わせてもっと大きなものが良いとは思いますが、家にあったもので済ませます。
手順
器に剣山を入れ、針山より上の位置まで水を入れます。
*器に傷がつくのが心配でしたら、剣山の下にガーゼを敷いて保護します。
2本のホトトギスを長さを少し変えて長めに切ります。
*茎の切り口は斜めにします。また、今回は剣山を使ったアレンジですので、下葉はつけたままにして後で整理することにしました。
剣山の奥側の位置にホトトギスを2本並べてまっすぐに挿します。
オリエンタルユリを脇枝のところで切り分けます。
*ついていた花とつぼみは5つすべて使います。こちらも、茎の切り口は斜めにします。
オリエンタルユリをホトトギスの前に高低差をつけて挿します。
*角度をつける場合は、まっすぐに立てて剣山の針に奥まで挿した後、茎を押さえながら斜めに傾けます。
余分な葉を整理した後、最後に、剣山が見えないようにオリエンタルユリの葉を足元に挿して隠します。
*できあがりのサイズは幅30㎝×奥行き18㎝×高さ40㎝になりました。
おわりに…
フラワーアレンジメントを始めていろいろな花留めを勉強してきましたが、自在に形造る事のできる「剣山」はおもしろいアイテムだなと、今回のアレンジをしてみて感動しました。和の雰囲気たっぷりに仕上がる剣山を使ったアレンジは、花材や花器を替えて、またぜひチャレンジしてみたいと思います。よろしければ、皆さまも、花のある暮らしを。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
☟ランキングに参加しております。記事を気に入ってくださいましたら、クリックよろしくお願いいたします☺