皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『季節の花を飾り、花のある暮らしを楽しむ』ということについてお話しさせていただきたいと思います。
花のある暮らしは本当に素敵ですね。今回は、9月9日の『菊の節句』にちなんで、菊を使ったアレンジをつくりました。「桜」とともに日本の国花に挙げられる「菊」は、その花言葉通りの「高貴」なイメージで、和風アレンジがより凛とした雰囲気に仕上がります。
森美保先生が監修・制作された「花1本からはじめる基本のフラワーアレンジ」という本の、「剣山の使い方」と「グリーン使いのテクニック」を参考にさせていただきます。
花材
白色と赤紫色の2色のスプレーマムを使います。他に2種類の花がセットされて、1束570円で売られていたものです。
「葉もの」として、ツヤのある大きな葉が特徴の「タニワタリ」を使います。お値段は150円でした。
花器
今回のアレンジでは皿を使います。こちらの丸みのある四角い皿は100円ショップで購入したものです。大きさは縦19㎝×横19㎝×高さ3.5㎝です。
必要なもの
スプレーマムをいけるのに、ミニ剣山を使います。こちらも100円ショップで購入したものです。
手順
タニワタリをカットします。長さは器の縁を半周するくらいです。
タニワタリの端を押さえるように剣山を置き、剣山よりも上の位置まで水を入れます。安定させるために、剣山の下にはキッチンペーパーを敷いています。
スプレーマムをそれぞれ短めに切り分けます。
スプレーマムの斜めにカットした茎を、まっすぐに立てて剣山の針に奥まで挿します。
茎を押さえながら斜めに傾けるようにして、手前に倒します。
タニワタリの縁に沿わせるようにして、残りのスプレーマムを同じように挿します。タニワタリの葉先はマスキングテープを使って器に留めています。
*できあがりのサイズは幅27㎝×奥行き24㎝×高さ15㎝になりました。
おわりに…
仏花のイメージが強い「菊」ですが、小さな花びらが幾重にも重なった美しいフォルムは、上品な中にも可愛らしさがあり、他にも様々なアレンジが楽しめそうです。今回は、低く横に広がりを持たせたアレンジに仕上がりましたが、次は枝ものを使って縦に伸びやかにいけてみたいです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
☟ランキングに参加しております。記事を気に入ってくださいましたら、クリックよろしくお願いいたします☺。