皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『季節の花を飾り、花のある暮らしを楽しむ』ということについてお話しさせていただきたいと思います。
花のある暮らしは本当に素敵ですね。夏のこの時期に外を出歩くと、あちらこちらの庭先で見つける、きれいなアジサイの花 。今回は、そのアジサイを使ったアレンジをつくりました 。小さな花びら(本当は萼片)をいくつもつけた姿が可愛らしいアジサイは、和服の柄にもよく使われる、私の好きな花の一つです。
森美保先生が監修・制作された「花1本からはじめる基本のフラワーアレンジ」という本 の、アナベルとヤマブドウを茶碗にいけたアレンジを参考にさせていただきます。
花材
日本原産であるアジサイは国内外で品種改良されていて、その数は3,000種類以上ともいわれているそうです。今回は白いアナベルとヤマアジサイの2種類のアジサイを使ってアレンジをつくります。お花代はアナベルが400円、ヤマアジサイが200円でした。
葉ものにはリキュウソウを選びました。中国から渡ってきたもので、日本では茶花として使われるようになったために「利久草」の名前が付いたようです。茎元の方は直線的でしっかりとしていますが、茎先の方は柔らかく、くるんとカールしています。お値段は250円でした。
花器
茶碗を使って、和のアレンジに。縦に筋の入ったデザインの白い茶碗は100円ショップで購入したものです。大きさは直径12.5㎝×高さ6㎝です。
必要なもの
今回のアレンジでは「花留め」が必要ですので、アルミワイヤーとペンチを用意します。どちらも100円ショップの商品です。
手順
アルミワイヤーをペンチで曲げて花留めをつくります。本では先端をカギ形にして器の縁にかけると説明されていますが、カギ部分はただU字に曲げただけでは花が重たく留まらないため、二股にしてさらに先端を写真のように少し曲げました。
アナベルは花と葉に切り分け、ヤマアジサイも器の高さに合わせて短く切ります。
アナベルの花を花留めに挿します。
ヤマアジサイをアナベルの隣に挿します(花留めは使わずに、器の縁に引っ掛けます)。
リキュウソウの茎の切り口を器に挿し、 花かごの持ち手をイメージしてアナベルとヤマアジサイの上方にカーブさせ、茎の途中を反対側の器の縁にアルミワイヤーで留めます。茎先は自然にカールさせます。
器に留めたアルミワイヤーを隠すようにして、アナベルの葉を隙間に挿します。
*できあがりのサイズは幅23㎝×奥行き16㎝×高さ17.5㎝になりました。
おわりに…
ふんわりと咲く白いアナベルに、深く美しい紫色のヤマアジサイ。庭先で咲き誇る姿も素敵ですが、アレンジをつくって家の中で楽しむのも良いものですね。よろしければ、皆さまも、花のある暮らしを。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
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