アジアンノットの羽織紐

皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『アジアンノットで作る羽織紐』についてお話しさせていただきたいと思います。

クローゼットの片付けをしていましたら、なでしこ柄のウールの羽織が出てきました。私は「家政科」という学科のある高校に通っていたのですが、その時に自分で仕立てたものになります。着物を普段に着る時に使おうと思い、そのウールの羽織用にアジアンノットで羽織紐を作ることにしました。*アジアンノットとはアジア圏で発展した飾り結びのことです。

☝千鳥格子柄の鼻緒がモダンで大人可愛い、カレンブロッソのカフェぞうり。台のお色は「シャーベット」と「ココア」の2色があります。

スポンサーリンク

作り方

2色のアジアンコードでそれぞれ「つゆ結び」と「あわじ玉」を結び、二つを合わせます。両端にカニカンを取り付け、羽織に付け外しできるようにします。

必要なもの

  • アジアンコード 太さ2.5mm《うす紫80㎝×2本、うす茶60㎝、40㎝》
  • カニカン 《2つ》
  • 丸カン 《2つ》
  • 接着剤(テキストではポリエステルが接着できる写真用セメダインを使うように書かれていたのですが、同じものが見つからなかったのでこちらを使います)

つゆ結び

80㎝のコード2本でそれぞれつゆ結びをし、土台となる左右の紐部分を作ります。

中央で二つに折り、右のコードを左のコードに、前から後にかけます。

左のコードは右のコードの後から前へ出し、左端の輪に通します。

左のコードを引きしめます。

結び目を押さえながら、もう一方を引きしめます。(最後、この時できたループにカニカンを取り付けます)

この作業を繰り返し、自分の体のサイズに合わせて(私の場合は16個)結んでいきます。これを二つ用意します。

あわじ玉

40㎝、60㎝のコードでそれぞれ2周、3周のあわじ玉を結びます。まずは、2周のあわじ玉を結びます。

コードの端を左下にして、写真のように輪を作ります。

左側から縫うように前・後・前・後と通します。

できた3つの輪が均等になるよう整え、2周目に入ります。右のコードの端を左のコードの端の出ている部分から差し込みます。

1周目の内側に添うようにコードを通していきます。3つの輪と同じ大きさに、下側に4つ目の輪を作ります。

2周目を通し終えたら順を追ってコードを引きしめ、すき間のないように整えます。

中心を持ち上げ、4つの輪を下方向に引き下げて丸く仕立てます。

同じ要領で3周のあわじ玉も結びます。

組み立てる

つゆ結びの先端にあわじ玉を固定した後、最初に作ったループにカニカンを取り付けます。

まず、3周のあわじ玉を片方のつゆ結びの先端に付けます。それぞれのコードの端をひと結びしてから短くカットし接着剤を付けます。

つゆ結びの先端の結び目をあわじ玉の中に入れ、包み込むようにしてあわじ玉のコードを順を追って引きしめます。

コードの端の始末をします。隣の結び目に通してから短くカットし、先端に接着剤を付けて中にしまい込みます。

片方が完成しました。

続いて2周のあわじ玉をもう一方のつゆ結びの先端に付けます。まず、つゆ結びのコードの端を3周のあわじ玉の付け根に結び付けます。後は先程と同じように、結んで短くカットしたコードの先に接着剤を付け、つゆ結びの先端にあわじ玉を固定し、コードの端の始末をします。

つゆ結びの先端の結び目の大きさに対して2周のあわじ玉が小さいので、包み込むというよりはかぶせるような感じになります。

丸カンをつなぎに、ループにカニカンを取り付けます。

完成

アジアンノットの羽織紐が完成しました。

作り方は少し難しいかもしれませんが、アジアンコード独特の風合いが素敵な羽織紐です。よろしければ、皆さまも、ぜひ。

*アジアンノットでレースの道中着の飾り紐も作っています。よろしければ、そのときの記事も合わせてお読みください。

☞『道中着の紐を自分好みのものに』

おわりに…

もう20年も前の高校生の時に自分で仕立てたウールの羽織。久しぶりに袖を通すと、当時を思い出したりしてなんだかウキウキした気分になりました。お出かけ着にはなりませんが、この手作りの羽織紐とともに普段の着物スタイルとして楽しみたいと思います。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。

タイトルとURLをコピーしました