【季節湯の種類一覧】12の変わり風呂の由来・作り方・効能をご紹介

季節湯の種類を一覧にして、12の変わり風呂の由来と作り方、効能についてご紹介させていただきます。

たまにはいつもとは違うバスタイムを楽しみたいと思い、季節湯について調べてみました。

11月26日は「いい風呂の日」となっていて、この月の季節湯は「みかん湯」ということですが、他の月もいろいろな種類の季節湯があり、気になるものがいっぱい。

そこで、こちらの記事では

  • 12ヵ月それぞれの季節湯の種類

について、その「由来」「作り方」「効能」も合わせてお話しさせていただきます。

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季節湯って何?

冬至に入る「ゆず湯」や5月5日の端午の節句の日に入る「菖蒲湯」はよく聞くと思いますが、こういった「季節の植物を湯船に入れた入浴法」を季節湯といいます。

季節湯の歴史は古くからあり、平安時代に真言宗の開祖である「空海」が医療として始めたものだといわれています。

医学が発達していない時代には、季節湯に使う植物の効能によって治療をしていたのですね。

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季節湯の種類

12ヵ月それぞれの季節湯の種類はこのようになっています。

  • 1月  松湯
  • 2月  大根湯
  • 3月  よもぎ湯
  • 4月  さくら湯 
  • 5月  菖蒲湯
  • 6月  どくだみ湯
  • 7月  もも湯
  • 8月  はっか湯
  • 9月  菊湯
  • 10月 生姜湯
  • 11月 みかん湯
  • 12月 ゆず湯

それぞれ、「由来」「作り方」「効能」について、詳しく見ていきましょう。

<1月 松湯>

由来:新年を迎える際には玄関に「門松」を飾りますが、この「松」には「神を待つ(松)木」という意味があるそうです。1月の季節湯は、この大変縁起の良い植物、松の葉を使った「松湯」です。

作り方:単純に松の葉を湯船に浮かべるだけでもよいですが、葉についている樹脂をぬるま湯で良く洗い流して水から火にかけ、煮出してこした煮汁を使う方法もあります。

効能:保温、森林浴をしているかのような香りでリフレッシュ

<2月 大根湯>

由来:「大根」の辛味成分には、炎症を抑える、咳を止める、殺菌といった効果があり、風邪をひいたときなどには昔から食べられてきました。実は、この大根の葉には温泉成分と同じものが含まれていて、「大根湯」も昔から民間療法として使われていました。

作り方:大根1本分の葉を風通しの良い日陰に吊るして乾燥させます。細かく刻んで布袋に詰めたものを浴槽に入れて使います。

効能:保温、新陳代謝の促進

<3月 よもぎ湯>

由来:春が旬の「よもぎ」は、草団子や草餅などの材料として私たちにとっては身近な植物です。漢方に使われるほどの高い薬効を持ち、「よもぎ湯」として入浴にも使われてきました。

作り方:摘んだよもぎの葉を細かく刻んで水から煮出し、煮汁をこして使います。

効能:すり傷や切り傷の止血・殺菌、保温、発汗、解熱作用、肩こり・腰痛・神経痛に効く、香りでストレス解消・安眠

<4月 さくら湯>

由来:日本の国花である「さくら」は春の花。「桜湯」や「桜茶」などとして口にしたりもしますが、「さくら湯」にすることで薬湯としての効果が期待できます。

作り方:ソメイヨシノやヤマザクラなどのさくらの樹皮を剝ぎ取り、刻んで日干しします。樹皮が乾燥したら布袋に入れ、水から15分ほど煮出します。煮汁と樹皮の入った布袋とも浴槽に入れて使います。

*桜はご自分で購入するなどしたものをお使いください。

効能:湿疹・打ち身などの炎症を鎮める

<5月 菖蒲湯>

由来:昔から薬草として使われてきた「菖蒲」。今は、男の子の日とされている「端午の節句」が宮中行事であった頃から邪気払いとして使われいました。5月の季節湯は、この菖蒲を使った「菖蒲湯」です。

作り方:菖蒲をそのまま湯船に入れる方法もありますが、より効果を期待するのであれば、熱湯で抽出する方法もあります。その場合は、布袋に小さくカットした菖蒲を入れて熱湯に10分ほどつけ、葉の入った袋と抽出液の両方を浴槽に入れて使います。

効能:血行促進、疲労回復、香りでリラックス

<6月 どくだみ湯>

由来:梅雨の時期に見かける白い花「どくだみ」は、ゲンノショウコ、センブリとともに三大薬草の一つです。あせもや湿疹に効くことから、湿気が多く、暑くなり始める6月にピッタリの季節湯です。

作り方:どくだみの葉や茎(どくだみ茶でも代用可能です)を水洗いして適当な大きさにカットし、布に詰めたものを浴槽に入れて、もみ出しながら使います。

効能:消炎、抗菌、あせも・湿疹・水虫・かぶれに効く

<7月 もも湯>

由来:7月頃から旬を迎える「もも」。夏の土用に「もも湯」に入ることは江戸時代からの風習だそうです。肌のトラブルを抑える効果があるので、紫外線量の多い夏場のこの時期にはピッタリの季節湯です。

作り方:ももの葉を布袋に詰めて煮出し、葉の入った袋と抽出液の両方を浴槽に入れて使います。

*ももの葉は乾燥されたものが通販で手軽に手に入ります。

効能:消炎、解熱、収れん、日焼け・あせも・湿疹・虫刺されに効く

<8月 はっか湯>

由来:スーッとした清涼感を感じることのできる「はっか湯」は、真夏の暑い時期にはピッタリの季節湯です。湯上り後はさっぱりとしていますが、実は体を温める効果があり、冷房による冷えにも効果的です。

作り方:布袋にはっかの葉を入れ、熱湯をかけて15分ほど蒸らします。葉の入った袋と抽出液の両方を浴槽に入れて使います。

*はっか油を使うと、手軽に「はっか湯」を楽しむことができます。

効能:保温、血行促進、疲労回復、冷え性に効く

<9月 菊湯>

由来:9月9日の「重陽の節句」は「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花を用いて不老長寿を願う行事です。9月の季節湯は、もちろん、この「菊」を使ったものです。

作り方:布袋に菊の葉(生の状態または乾燥させてもよいです)を入れ、熱湯をかけて15分ほど蒸らします。葉の入った袋と抽出液の両方を浴槽に入れて使います。菊の花びらを湯船に浮かべて香りを楽しむこともできます。

効能:保温、血行促進

<10月 生姜湯>

由来:「生姜湯」といいますと、お湯に生姜のしぼり汁とハチミツなどの甘味料を加えたホットドリンクでおなじみですね。入浴に使うことでも、生姜に含まれる辛味成分と精油成分のおかげで体が温まるといった、寒くなり始める季節の変わり目のこの時期に嬉しい効果があります。

作り方:薄くスライスした生姜を布袋に入れたものを浴槽に入れて、もみ出しながら使います。生姜のしぼり汁を入れるものよいです。

効能:保温、血行促進、抗菌

<11月 みかん湯>

由来:柑橘類の果皮に含まれる精油成分には血行促進作用があり、体が温まり湯冷めしにくいという効果があります。冬の定番果実「みかん」はおいしく食べる他にも、その皮は季節湯としても使うことができます。

作り方:みかんの皮を陰干しした後、布袋に入れて湯船に浸して使います。

効能:保温、美肌効果、爽やかな香りでリラックス効果

<12月 ゆず湯>

由来:冬至には「ゆず湯」に入ると一年中風邪をひかないという言い伝えがあります。この時期が旬の「ゆず」はみかんと同じく柑橘類の果実ですので、体を芯から温める効果があり、冬の薬湯としてもピッタリです。

作り方:ゆずの実をそのまま湯船に2~3個浮かべて使います。

効能:保温、血行促進、消炎、抗菌、冷え性・ひび・あかぎれ・風邪に効く、爽やかな香りでリラックス効果

「季節湯の種類」まとめ

季節湯とは「季節の植物を湯船に入れた入浴法」のこと。

12ヵ月それぞれの季節湯の種類は

  • 1月  松湯
  • 2月  大根湯
  • 3月  よもぎ湯
  • 4月  さくら湯 
  • 5月  菖蒲湯
  • 6月  どくだみ湯
  • 7月  もも湯
  • 8月  はっか湯
  • 9月  菊湯
  • 10月 生姜湯
  • 11月 みかん湯
  • 12月 ゆず湯

いろいろある「季節湯」。

どうぞ、ご自分の体質や好みに合わせて試してみてください。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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