皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『季節を感じる和の暮らし~節分の過ごし方~』についてお話しさせていただきたいと思います。
こどもが生まれてからでしょうか、私は季節の行事を大切に思うようになりました。日本には四季があり、そして、五節句などの季節の行事があります。それぞれの季節に、その季節や行事に関するものをいただいたり、飾ったりすることで日本の四季を感じ、楽しみ、そのとき過ごす時間を大切にしたいという思いで、毎月「季節を感じる和の暮らし」をお届けしたいと思います。2月の今回は「節分」。この季節の行事を我が家ではどのように過ごしたのか、お話しさせていただきます。
【節分】
新しい季節を迎え入れるための行事である「節分」。現在では「二十四節気」の一つである「立春」の前日を指します。節分といいますと、「豆まき」ですね。“目に見えない病気や災害を鬼(邪気)に例えて、それを追い払うための儀式” ということですが、「豆」という字には「魔滅」(魔を滅する)という漢字があてられているそうです。また、「恵方巻」や「鰯料理」などを食べたり、「柊鰯」を飾ったりと、お住まいの地域や各家庭でぞれぞれの過ごし方があると思います。
☟節分に関する楽しい記事を見つけました。豆まきの由来や正しいやり方などについて書かれていますので、よろしければご覧になってみてください。
『節分とは?節分の日にちと本来の意味、豆まきの由来・正しい豆まきのやり方を学ぼう』
節分の飾り
玄関には、紙を折って作った前川淳さんの「鬼の面」(本当は悪魔ですが…)を飾りました。数年前に作ったものですが、節分の時期には毎年、升に入れた福豆に添えて飾っています。
お着物
チェック柄のウールの着物に半幅帯に丸ぐけの帯締め。家で過ごすので普段スタイルです。すべてメルカリで購入したもので、着物は4,000円、半幅帯は1,300円、帯締めは共布の半えりとセットで1,000円とお安いコーディネートでした。「節分」ということで、何となく「赤鬼」をイメージして、赤色の帯を選びました。着物にも赤色が入っています。
足袋はこはぜの付いていないタイプのストレッチ足袋を履きました。「豆まき」をイメージしてドット柄です。
節分の食べ物
キャラメル大豆
我が家では節分に決まったものをいただくということはしておらず、豆料理や鰯料理、お蕎麦だったりとその年で違いますが、今年は大豆を使ったおやつを作りました。豆まき用の大豆は少し食べにくいですが、こちらの豆菓子は衣を付けて油で揚げた煮大豆にキャラメルを絡めた、おいしいおやつです。入れ物は紙を折って手作りしたものです。
作り方
レシピは北海道新聞を購読していると毎月いただける「道新ポケットブック」のものです。
ボウルに大豆を入れ、片栗粉を加えて全体にまぶします。
揚げ油を低温に熱して、片栗粉をまぶした大豆を入れます。きつね色になるまでじっくり揚げて油を切ります。
鍋に砂糖(30g)、バター(5g)、水(小さじ1)、塩(少々)を入れて中火にかけます。
きつね色になりましたら、揚げた大豆を加えて絡め、火を止めます。
クッキングシートに広げて冷ましましたら、「キャラメル大豆」のできあがりです。
*甘さはかなり控えめですので、砂糖は好みで増やしても良いと思います。また、キャラメルの焦がし具合も好みで調節されると良さそうです。
福が来ることを願って
実際に豆まきをしたわけではありませんが、我が家にも福が来るように、新しい季節に良いことが訪れるようにと願って、「節分」のこの日を過ごしました。キャラメル大豆はもう少し甘めの方が好みでしたが、ついつい手が出て、すぐになくなってしまいました…。
おわりに…
普段にも着物を着出したのが、昨年、このブログを始めてからですので、節分を着物で…というのは今年が始めてでした。日本の行事に着物姿でいるというのは雰囲気が出て良いものですが、それだけではなく、「節分」の本来の意味である「邪気を追い払い、新しい季節に福を呼び込むための行事」が、より重みのあるもののように感じることができました。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
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