皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『私のお気に入りのスイーツレシピ』をご紹介させていただきたいと思います。
着物で過ごす一日。本日は小嶋ルミ先生のレシピ本『知りたがりの、お菓子レシピ』より、【バニラのパウンドケーキ】を作りましたので、その作り方をご紹介させていただきます。
本日のお着物
この日は4月も末だというのに雪の予報。我が家の周りではさすがに雪は見られませんでしたが、やはり寒く、同じ袷の着物でも厚手の温かい紬を引っ張り出して着ました。半幅帯は曾祖母のものです。
今回、参考にしたレシピ
ルミ先生のレシピはどれも完璧。他のレシピ本のように曖昧な表記はなく、サイズによって計量に違いが出てしまう卵は「〇個」ではなく「○g」、混ぜ方も「切るように」などではなく、「ヘラの動かし方」と「回数」がはっきりと記載されています。お菓子作りにおいて重要な「食材の温度管理」や、できたお菓子の「最も美味しい食べ方と食べごろ」について記載されたレシピ本は、ルミ先生の本以外ではあまり見かけないように思います。そして、とってもおいしい!。いつも、私のお菓子作りに関する疑問や不安を取り除いてくれます。
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作り方
<材料>
一般的な大きさのパウンドケーキ型(1台分)
*今回、バニラビーンズはバニラオイルに替え、シロップは紅茶フレーバーにするためバニラのさやは使わず、紅茶のティーバッグを一つ用意しました。
<準備>
- バター(120g)を1㎝くらいの厚さに切ってラップで包み、暖かいところにしばらく置いて指がすっと入るくらい柔らかくします。*私はいつもオーブンの発酵モードを利用します。
- 型を紙に当てて折り目で印を付けた後、四隅に切り込みを入れ中に敷き込みます。
- 薄力粉(120g)とベーキングパウダー(1g強)を合わせてふるいます。
*焼成は180℃に予熱したオーブンで50分です。
<生地作り>
ボウルに柔らかくしたバターとグラニュー糖(120g)を入れ、ゴムべらで擦り混ぜます。
ハンドミキサーに替えて5分間、ふわふわのクリーム状になるまで泡立てます。*ミキサー自体を回すスピードは10秒間に20~25周くらいです。
といた卵(102g)を4回に分けて加え、その都度2分間ずつ泡立てます。
4回目の卵を加えて2分間泡立て終わったところです。かさがだいぶ増えました。
レシピではここでさやからこそげとったバニラビーンズの種を混ぜるのですが、今回はバニラオイル(適量)に替えます。
粉を一度に加え、へらに持ち替えて、全部で80回前後混ぜます。ふんわりしていて、なめらかなつやのある生地に仕上がります。
*混ぜ方*
へらはエッジがボウルの側面に垂直に当たるくらいの角度で持ちます。へらに生地を目一杯のせるようにして縁近くまで持ち上げたら自然に手首を返し、生地をボウルの中心に落とします。左手で少しずつボウルを回します。
<焼く>
生地をへらで型にふんわりと落としていくように数回に分けて入れます。
真ん中をへこませて両端を高くし、表面を整えます。型ごと台の上に落として余分な空気を抜き、180℃に予熱したオーブンで50分、ケーキのふくれて割れた部分にもうっすら焼き色がつくまで焼きます。
*レシピでは焼き時間は35~40分となっていますが、いつもその時間では焼き上がらないので延長して焼いています。
*焼き上がりの目安が分かりにくいのですが、別のレシピより「金串を生地の中央に3秒間刺してみて金串が熱くなっていれば焼き上がり」としています。
<仕上げ>
生地を焼いている間にシロップを作ります。今回は濃いめに入れた紅茶にグラニュー糖で甘みをつけたものを使います。使用した紅茶は札幌市時計台のためにつくられたミルクフレーバーのオリジナルブレンドティーです。
*レシピ通りに作る場合は小鍋に水(40ml)、グラニュー糖(9g)、3~4等分に切ったバニラのさやを入れ、へらでさやを軽くつぶしながら弱火で1~2分煮ます。
オーブンから取り出しましたら、熱いうちに型を外して紙をつけたまま上面にのみシロップを打ちます。レシピ通りに作ったものは全量使います。
*保存は冷めたら紙をつけたままラップなどで包み、冷蔵庫に入れます。
*食べごろは当日から4日目までです。頂く時は室温に戻します。
≪できあがったパウンドケーキは…≫
今回作ったパウンドケーキは、ゴールデンウイークに主の実家に遊びに行くときの手土産として用意したものでした。なので、可愛らしくラッピングを。ラッピングに使用したアイテムはすべて100円ショップのものです。そして、今年はまだ夫の両親のお誕生日に何もしていなかったこともあり、ホイップクリーム、フルーツと一緒に大きめの平皿にお祝い用に盛り付けたのが冒頭の写真になります。
おわりに…
ルミ先生の【バニラのパウンドケーキ】はふんわりと口どけが良く、ホイップクリームなどと一緒に頂いてもぜんぜん重たくはありません。私はヘビーなタイプも好みですが、軽めのものがお好きな方に召し上がっていただくときや他の食材と一緒に頂くようなときにはピッタリです。一般的なパウンドケーキのレシピに比べると少し手間はかかるかもしれませんが、他とは違う格別なものに仕上がります。よろしければ、皆さまも、ぜひ。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
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