皆さま、こんにちは。ユウミです。毎回、私流の着物ライフを発信しておりますが、今回は…『私のお気に入りのスイーツレシピ』をご紹介させていただきたいと思います。
着物で過ごす一日。本日はバタークリームのカップケーキを作りましたので、その作り方をご紹介させていただきます。バタークリームはホイップクリームやカスタードクリームに比べるとあまり馴染みのないものかもしれませんが、母の大好物なのでお誕生日のお祝いに年に一度は作ります。土台の生地はクルミ入りのマフィン。これに、ミックスベリーソースを合わせてみました。
本日のお着物
祖母の家にあったこちらのウールの着物は薄手で着心地が良く、色柄も気に入っているので着る機会の多いものです。最近、メルカリで購入したばかりの半幅帯は送料込みで1,400円でした。
今回、参考にしたレシピ
お菓子作りを始めたきっかけは、もうすぐ15歳の誕生日を迎える長男の初めてのお誕生祝いにプリンを作ったことです。そのときに作ったプリンと盛り付けがいまいちすぎたのが悔しく、それから熱心にお菓子作りをするようになりました。こちらの『お菓子教室』と『お菓子の教科書』は最初の頃からずっと手元にあるもので、後にたくさんのレシピ本が増えた今でも良く活用しています。
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作り方
9号サイズマフィン型9個と9㎝セルクル1台分
*マフィン型の他に、母のお誕生日ケーキ用にセルクルも使って作ります。
ベリーソース
<材料>
- 冷凍ミックスベリー 180g
- グラニュー糖 90g
- レモン汁 小さじ2
鍋に材料をすべて入れ、混ぜたら水分が出るまで時間を置きます。
あくを取りながら中火で15分ほど煮てジャムを作ります。冷めたら茶こし等でこしてソースにします。
*デコレーションケーキを仕上げる際、カットした生地の間に挟めるので、すべてこしてしまわず少し取り分けます。
バタークリーム(ボンブ式)
<材料>
- 卵黄 2個分
- 水 30cc
- グラニュー糖 60g
- バター(柔らかくする) 200g
- リキュール 適量
*『お菓子の教科書』の〈ボンブ式バタークリーム〉のレシピを参考にしました。本ではバターの分量は120gとなっています。リキュールは私の好みでレシピに追加しました。今回はラムダークを使います。
ボウルに卵黄(2個分)を入れて、ハンドミキサーで垂らしたときに文字が書けるくらいまで泡立てます。
鍋に水(30cc)、グラニュー糖(60g)の順番に入れて中火にかけ、115~117℃に温めます。
泡立てた卵黄に混ぜながら加えます。
そのまま混ぜ続け、白っぽくもったりとしたら室温で冷まします。
柔らかくしたバターを数回に分けて加えます。
好みでリキュールを適量加え、風味を付けます。
なめらかに混ぜ合わせたらできあがりです。
マフィン
<材料>
- 無塩バター 100g
- グラニュー糖 140g
- 卵(Mサイズ) 2個
- 薄力粉 200g
- ベーキングパウダー 小さじ2(8g)
- 塩 ふたつまみ
- 牛乳 120ml
- くるみ 50g
*『お菓子教室』の〈ブルーベリーマフィン〉のレシピを参考に、ブルーベリーをクルミに替えて作ります。
*卵のMサイズは58g以上64g未満です。
<準備>
- デコレーションケーキ用にセルクルの側面に無塩バター(分量外)を塗り、強力粉(分量外)をはたきます。下にはクッキングシートを敷き、型に合わせて折り込みます。
- マフィン型に紙カップを敷きます。
- バター(100g)を指がスッと入るくらいの柔らかさにしておきます。
- 卵(Mサイズ2個)を室温に置ておきます。
- 薄力粉(200g)とベーキングパウダー(8g)を合わせてふるいます。
- クルミ(50g)を軽くローストして小さく割ります。
*焼成は170℃に予熱したオーブンで30分です。
<生地作り>
ボウルに柔らかくしたバターを入れてハンドミキサーでクリーム状にし、グラニュー糖( 140g)を2~3回に分けて加えてその都度よく混ぜ、十分に空気を含んで白っぽくふわっと軽い状態にします。
卵を加えて混ぜ、塩(ふたつまみ)を加えてさらに混ぜます。
牛乳(120ml)の半量を加えて混ぜ、粉類の半量をもう一度ふるいながら加えて混ぜます。その後は残りの牛乳、残りの粉類…と同じように混ぜていきます。最後にクルミを加えて全体を混ぜます。
*粉の混ぜ方*
泡立て器を使う場合はそのまま通してできますが、ハンドミキサーでは粉類を加えた後は混ぜにくいのでゴムべらに持ち替えて混ぜました。小嶋ルミ先生の「知りたがりの、お菓子レシピ」という本に書かれている「きめ細かく泡立てた卵やバターに粉を合わせるときの混ぜ方」を参考にします。
へらはエッジがボウルの側面に垂直に当たるくらいの角度で持ちます。へらに生地を目一杯のせるようにして縁近くまで持ち上げたら自然に手首を返し、生地をボウルの中心に落とします。左手で少しずつボウルを回します。
<焼く>
型に生地を入れ、170℃に予熱したオーブンで30分焼きます。中央を指で押して弾力があれば焼き上がりです。
*セルクルに入れた生地は少し多かったようで、焼いて膨らんだときにあふれ出てしまいました。
*レシピでは焼き時間は25分となっていますが、それではセルクルの方は足りなかったので5分延長しました。
*焼き上がりの目安が分かりにくいのですが、別のレシピより「金串を生地の中央に3秒間刺してみて金串が熱くなっていれば焼き上がり」としています。
焼けたら型から外し、ケーキクーラーの上で冷まします。
デコレーション
*バタークリームは一度冷蔵庫に入れてしまうと扱いずらくなってしまうので、デコレーションする時は作り立てのものを使うようにしています。
上面を平らにカットしてバタークリームを塗り、縁を星口金でしずく型にしぼって飾り付けします。
ベリーソースを流し、中央にアラザンをのせてできあがりです。
*バースデーケーキ用には*
- 上面を平らにカットします。
- 上下2段に切り分け、間にこしてソースにする前のミックスベリージャムを挟みます。
- 土台の生地の表面にバタークリームを塗ります。
- 上面の縁を星口金でしずく型にしぼって飾り付けします。
- ベリーソースを流します。
- 中央にバラの形に絞ったバタークリームを置き、その周りにアラザンをのせて完成です。
- しっかり冷やし固めた後、レースペーパーとリボンで包みます。
おわりに…
母が好きでなければ作ることはなかったであろうバタークリームはただ泡立てるだけのホイップクリームとは違い、手間もコストもかかるリッチな味わいのクリームです。今まで何度も作ってきましたが、フルーツジャムやソースと合わせたのは初めてでした。ミックスベリーソースはバタークリームとの味の相性はとても良かったのですが、見た目的にはラズベリーやイチゴだけを使ったものの方が仕上がりがきれいだなと思いました。土台の生地についてはずっとバタークリームに合うものをと試していて、最初はスポンジ生地を使うことが多かったのですが、最近ではバターケーキと組み合わせています。少し前に小嶋ルミ先生のバニラのパウンドケーキを作りましたが、この生地こそバタークリームやフルーツジャムと相性が良いのではないかなと思いましたので、次回はそのように作ってみたいと思っています。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。どうぞ、皆さまも素敵な着物ライフをお過ごしください。。
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